パティスリー アンジャルダン 訪問日 2/1 後編

パティスリー アンジャルダン 訪問日 2/1 後編

ここからは後編のスタート。

 

写真撮影を早めに済ませると予約時間までカフェスペースのある2Fでお待ち下さいとの説明がありました。いつもながら早めの到着でご迷惑おかけしております。

今回は私含め同時間帯でのケーキバイキング利用者は3グループ。お一人様での参加は私のみで後は小さなお子様連れのファミリー層という感じでしたね。

 

用意して頂いた席はありがたい事に窓際の見晴らしが良い絶好のロケーション。

各種飲み物も用意されています。ホットコーヒーはスタッフの方に頼めば温かいものを運んで下さりますので。

サンドイッチやサラダ、塩気のあるスナック類に焼き菓子なんかもありますのでうまく活用して下さい。特にサラダは重宝します。

冷凍庫にはアイスクリームが冷やされてますからこちらもお好きに。

 

ちなみに今回のメニュー表はこちら。

しばらくするとスタッフの女性がケーキバイキングの準備が整いましたのでと呼びに来て下さいました。1Fに下りるとシステムについての説明を受けますが既に利用した経験があるならば省略出来ますのでスタッフにお伝え下さい。

 

ケーキバイキングですが料金は先払いなので最初に支払いだけ済ませておきます。

それが終わればようやく初回にオーダーするケーキを選択、という流れです。

 

当日の流れは大体こんな感じ。

 

私が予約したのは12時だったのですが早めに到着してしまったのでありがたい事に時間を前倒しさせて頂きました。感謝です。

 

では実際に頂いたケーキをご紹介。

初回オーダーは悩みましたがやはり新作と期間限定をチョイスしてみました。

・ピラミッド

・サントノーレショコラ

・ガトールージュ、になります。

【ピラミッド】

トップにはあっさりとした生クリーム。表面にはアーモンドを使ったクランチチョコレートがコーティングされていました。中には濃厚なガナッシュムースが閉じ込められており、中央にはこのケーキの肝とも言えるアングレーズソースがたっぷりと。このソースですがフランス語で『イギリス風のクリーム』という意味。カスタードクリームと酷似していますがこちらは中に小麦粉が入っていない為とろみが少ない仕様だとか。クランチチョコレートのザクザクとした食感と中のムースが非常に素晴らしいテイストでした。

【サントノーレショコラ】

これも今の季節限定のチョコレートケーキですよね。久し振りに頂きました。かわいらしくプチシューが飾り付けされてあり、トップには甘さ控え目の生チョコクリームが絞られています。下地にはチョコタルトが使われていて、正直このタルトだけでも十分なクオリティですからね。スポンジにしろ、生クリームやカスタードにしても基礎が素晴らしいから出来る芸当だと改めて実感。本当に美味しかったです。今回頂いた中では一番ハマりました。

【ガトールージュ】

表面にはナパージュがコーティングされており、甘酸っぱいカシスムースの中央には生クリームが閉じ込められており、その下にはカスタードクリームが敷かれていました。相変わらずここのタルト台は食感ザクザクでうまいです。これもお気に入りのケーキ。

 

少し話が逸れますが今回ケーキの内容はもちろん、それ以上に印象的だったのが訪問した際にケーキバイキングのオーダーや対応をして下さってたスタッフの女性。

多分新人さんだったと思うのですが先輩からケーキバイキングでの対応なんかを細かくレクチャーされるのを察しつつレポさせて頂いてました(笑)

 

実際大変だと思いますよ。まだ今回は私以外の客がお子様連れの比較的ライトな層でしたから良かったですけど慣れてる客が集まれば恐ろしいカオス空間に変貌しますからね。

それがあるから新規の方には限定開催するケーキバイキングをあまりオススメしなかったりします。ここだと毎月コンスタントに開催してくれますし、私の体感で申し訳ないですが初めての方にもオススメ出来るケーキバイキング実施店です。

 

再び話を戻しつつ、2皿目をオーダー。

・イチゴのタルト

・ショートケーキ

・ケーキ屋さんの苺大福、です。

【ケーキ屋さんの苺大福】

これも来るとつい食べたくなっちゃうんですよね。結構なボリュームなんでさすがにリピはしませんけど一度は食べてみる価値ありですよ。柔らかな求肥部分と小豆、カスタードなんかが絶妙なバランスです。

苺シーズンですからね。一応意識してます(笑)やっぱりこういうキラキラした宝石箱みたいなスイーツがインスタ映えするのかも知れませんが個人的には見た目が地味でも素材の良さを引き出したり、パティシエの方の技術やセンスなんかが取り込まれてるケーキの方に魅力を感じます。

 

最近の流れはとりあえず見た目だけインスタ映え特化にしておけば特定の層が食い付くだろうというホテル側の思惑が丸分かりなんですよね…。その結果、情報を鵜呑みにした新規の客はホテル側が設定した高額な料金を疑いもせずに押し寄せるという悪循環極まりない事態に。

【ショートケーキ】

フルーツショートをオーダーする予定でしたが残念ながら以前の形に戻ってしまったようなので定番ですが大好きな苺ショートを。ふわふわのスポンジと生クリームの組み合わせはもはや神。

3皿目はくるみシュー、バスクチーズケーキ、チョコモンブランにしてみました。

モンブランなのに苺ですよ。わざわざ苺ビュッフェに行かずとも十分満喫出来ます(笑)外側にはパリパリとした歯ごたえが癖になるチョコレートがコーティングされています。絞られた生チョコクリームは濃厚ながらもくどさを感じさせず抜群の美味しさ。モンブランなので栗も入ってますけどこのケーキに関してはチョコのテイストの方が比率としては高い感じ。中央には更に濃厚なガナッシュがたっぷりと詰められており、とにかくチョコレート好きならハマる事間違いなし。下地として使われているロールケーキ部分も本当にクオリティが高いです。ただかなり重たい部類に入りますので前半にオーダーするのをオススメ致します。

【バスクチーズケーキ】
去年は結構スイーツビュッフェ界隈でもバスクブームが来てたこともあり、色々な場所で頂いてきましたがここのバスクチーズケーキが一番好きかも知れません。サイズ感もいいですし、柔らかい食感も好印象。フロマージュもあっさりしてて食べやすいんですよね。恐らく評判が良かったからレギュラー入りしたんだと予想出来ますがそれも頷ける美味しさ。

【くるみシュー】

シュークリームも特別なテイストは感じられないものの洋菓子店が作っているだけあり、子供から大人まで楽しめる内容。

4皿目はなめらかプリン、ティラミス、サントノーレショコラをリピしてみました。

【ティラミス】

ここのティラミスも来たら必ずオーダーするお気に入り。マスカルポーネクリームとエスプレッソが染み込んだ生地の相性は抜群。

【なめらかプリン】

瓶に入ったプリンはそれだけで特別感ありますよね。とろりとしたなめらかな食感に優しく広がる甘みがホッとさせてくれます。バニラビーンズの香りもいいですね。

何とか5皿目です。以前に比べると明らかに食べれなくなりました。スイーツやケーキが大好きなのは変わりませんが早い段階でブレーキがかかる仕様になってしまったみたいで。

スイーツビュッフェだと別に問題ないんですけどケーキバイキングはレポも兼ねるとある程度食べれる事は最低条件なので…。グループでシェアするのが一番なのかも知れませんね。やはり定期的にケーキバイキングは行ってる方が良さげだなと実感しました(笑)

ラストはお気に入りのサントノーレショコラとマスクメロンのデザート。ご馳走様でした。

 

アンジャルダンでのケーキバイキングでしたが久し振りにクオリティの高い店売りのケーキを沢山頂けて終始大満足でした。

 

ここのところ値段だけ高い割に正直満足感としては低いスイーツばかりでしたので自分としてはタイミング的に良かったかなという感じ。スタッフの方も私がケーキバイキングの利用中てきぱきと対応して下さったりと非常に気持ちの良い時間を過ごせました。

 

本音を言えばケーキバイキングを実施してるお店にだけ訪問するのがぶっちゃけ一番満足感として高いのは間違いないんですよね。ただ現実問題としてそういう訳にもいきませんし、スイーツビュッフェならではの魅力というのも確かにあると思います。人によって求めるものも違いますから難しい問題かも知れませんが。

 

ケーキに関してですが今までと変わらず本当に素晴らしい内容でした。唯一残念だったのは前編でも書きましたがフルーツショート。もう食べれないのは辛いですね…。期間限定での復活でも構わないので宜しくお願い致します。

 

バレンタインも間近に迫って参りましたし、新しくメニューが追加されるかも知れませんね。次は春頃ですかね(遠い目)。

 

総評

スイーツ★★★★☆

サービス★★★★☆

雰囲気★★★★

価格★★★★★

※今回はケーキバイキングなので軽食は省略させて頂きます。