ホテルヒューイット甲子園 ポモドーロ 訪問日 8/22
8月も後半戦になり、やってきたのはこちら。ホテルヒューイット甲子園ポモドーロでの魅惑のスイ …
寝ても覚めてもスイーツ日和
私の今季苺シーズンは今回で終了となる予感。多分、ですけどね(笑) ホテルヒューイット甲子園ポモドーロにやって来ました。当初の予定では昼間の部にお邪魔するつもりでしたが諸々の事情もあり、今回も夜の方で参加させて頂きました。
にしても昼間の方は相変わらず予約がすぐに埋まりますね。既に5月6月も予定が告知されてますけどそちらもかなり予約が埋まってきているような感じなので行く予定のある方は早めに手を打っておく方が良いかも知れません。
初っぱなからこんな文を書くのは躊躇われるのですが関西の方がまたコロナ感染者増えてきている様子。私も今まで以上に気をつけつつ行動して参りますがこれ以上事態が酷くならないように祈るばかりです。 今回は先月告知されていた通り『神戸大山寺の朝摘み春いちごブッフェ』と題された特別なスイーツブッフェになります。
素材にも使われている各種苺に至ってはシェフがわざわざ厳選されたこだわりの苺をケーキやスイーツに合わせ使っていたりといつもよりお値段が高くなっているぶんスペシャルな内容になっていました。
それでは当日並んでいたスイーツや料理たちを写真と共にご紹介。
※過去にレポ済みのメニューや都合上割愛しているものも多数ありますがご了承下さい。いつもなら夜の方ではスペシャリテが提供されるんですが今回は値段が昼と夜、どちらも同じなので多分種類や内容も同一だったと思われます。席に用意されていたお皿も何だか豪華でした。ちと重かったですが(笑)①チェリータルト
②苺のロールケーキ
優しい口溶けのスポンジ生地とほんのり淡いピンク色をしたストロベリークリームとの相性は抜群。突出したものは感じさせませんが安定感のあるロールケーキは流石のクオリティ。
③【トロぺジェンヌ・フレーズ】
見た目はシュークリームのような感じなんですけどどちらかと言えばパン系の部類に入るメニューですね。生地はフランスパンとかに近いハード系でしっかりとしたもの。中にはカットされた苺と濃厚なバタークリームが挟まれていました。このバタークリームはフレジェとはまた異なる特製のクリームなんだとか。同じバタークリームにしても使い分けてるところにこだわりを感じますね。
④苺のムース
単なるストロベリームースかと思いきやこれもまた面白い内容でしたよ。表面には定番の甘酸っぱい苺ムースなんですが2層目に濃厚なピスタチオムース、3層目には苦味を強調したコーヒームースが入っていました。更に後から聞いたところその下にはまさかの大葉を使っていたんだとか。普通のビュッフェなら苺単体か苺とチョコとかそんなもんですよ。今回のムース系では圧倒的に美味しかったです。
⑤フレジェ
今回一番楽しみにしていたのがフレジェ。前回シェフに話を伺った際にも出しますと仰っていたのもあり、めっちゃ期待して来ました(笑)
何となく色合いから通常のフレジェではないような気がしましたが以前にも1度出会ったピスタチオを使ったフレジェになっていましたね。
表面の淡いエメラルドグリーンが特徴的な濃厚なクリームにはピスタチオの風味が閉じ込められており、しっとりとしたジェノワーズ生地の中には甘くて瑞々しいフレッシュな苺とフレジェには欠かせないムースリーヌがたっぷり使われていました。
久し振りにここのフレジェ頂きましたがやはり別格。とにかく使われている苺が軒並み美味しい。今回ケーキによって使う苺の種類を変えてたりと作り手のこだわりを感じさせきる内容の濃さが印象的でした。
⑥ショコラとアプリコットのムース
艶やかなグラサージュショコラで表面をコーティングされたムースケーキ。ビターテイストのショコラムースの中央には酸味が強いアプリコットのムースが閉じ込められていました。下の方にピールのような食感も感じられたりと相変わらず素材の組み合わせも素晴らしい。
⑦苺のタルアラ
ポモドーロ名物のタルアラも今回は苺バージョンのスペシャル仕様。
直前まで冷蔵で冷やされていたんでしょうね。かなり冷たくてひんやりした食感。
しっかりと苺の果肉が感じられるものでザクザクとしたタルト台が絶妙の域。多分仕込みにも時間がかかるのと値段的な理由で普段は数も少ない争奪戦なんですけど今回はお値段アップのお陰か割と終盤まで並んでいましたね。
⑧おいCベリーの苺タルト
こちらはおいCベリーというブランドの苺を使ったミニサイズの苺タルトになっていました。後程苺単体でもご紹介しますが今回このおいCベリーのインパクトが凄かったです。
⑨淡路産苺のタルト
甘味と酸味のバランスが素晴らしいこだわりの淡路産苺を惜し気もなく丸々一粒乗せたポモドーロ特製の苺タルト。タルト自体はもちろん美味しいんですけど今回は苺にかなり助けられている印象。そのくらい苺が美味しかった。表面のナパージュにはラム酒が使われていたらしく、より苺の甘さが引き立つ工夫もされていました。今回想像以上にスイーツやケーキの種類が多かったのも印象的でした。ただ食べるだけなら嬉しい誤算なんですけどね。レポ取るとなると結構大変だったりします(笑)
あまりに種類が多かったので焼き菓子系とかは手を付けられませんでした。主軸となっていた生ケーキや目玉の苺メニューを中心にレポ取りつつ当日は頂いてきました。①メープルカヌレ
カヌレは今回メープル風味のメニューが登場。表面はカリっとした食感に仕上がっており、中はねっとりもっちりという感じ。メープルシロップの風味もたまりません。
②苺のベイクドチーズケーキ
これめっちゃ美味しかったです。しっとり濃厚なベイクドタイプのチーズケーキは甘酸っぱい苺を閉じ込めたもの。ザクザクとした食感の土台部分も素晴らしい。レアチーズとはまた違ったアプローチですね。
③苺のレアチーズケーキ
ベイクドチーズケーキのインパクトが大きすぎてレアチーズケーキの印象が霞む程だったのも思わぬ展開でした(笑)こちらも定番メニューですが安定した美味しさ。
④オペラ
苺とは異なるテーマではあるものの口直し的な役割を担うオペラ。グラサージュショコラの下にはカフェオレ風味の濃厚なクリームが敷かれており、ウェットな食感のコーヒー液が染み込んだスポンジ生地。そしてチョコレートガナッシュ。本当に無駄のない布陣だと思いますよ。ここがもう少しとか個人的には思い浮かばない。絶品でした。
⑤苺のショートケーキ
これが無くちゃ始まらないキングオブケーキの名が刻まれた苺ショートケーキも当たり前ですが並んでいました。口溶けの良い生クリームとしっとりとしたジェノワーズ生地。そして甘酸っぱい苺の組み合わせは文句無し。
⑥苺のブラウニー
この辺の細かいメニューも流石のクオリティ。小さいサイズ感ながらしっかりと苺の存在感を引き出していましたし、何よりも美味しかった。苺の甘酸っぱさが何ともいえません。
⑦苺のチョコレートバー
前回前々回と引き続き、チョコレートバーシリーズも今回続投ですね。
甘酸っぱい苺の風味を全面に押し出したチョコレートバーにはマシュマロや細かく刻まれたドライフルーツなど沢山の素材がまるで宝石箱のように散りばめられています。全体のまとまりも良いですし、チョコレートなのに甘ったるく感じさせない工夫も凄い。当日はポモドーロでは滅多に見ないであろうフレッシュな苺の食べ比べが出来るように各種苺がそれぞれ用意されていました。
私は普段あまり苺とか食べない人なんですけどせっかくなので雑に盛ってみました(笑)
けど予想に反して本当に苺が美味しかったので驚き。ブランドによって甘さと酸味の比率なんかも全然違っていたり、割と面白い素材なのかも知れないな~と今更ながら実感した次第です。①ピスタチオのガトー
②紅茶とタイベリーのムース
これ以前にも似たようなメニューが並んでいた記憶が朧気にあるんですけど気のせいだったかな。写真が撮れない状況が続いているので色々とご迷惑おかけしてるかも知れませんがご理解下さるとありがたいです。
③シフォンケーキ
まさかのシフォンケーキには抹茶を使った変化球。ここで抹茶を出してくる辺り分かってますね。
普通のスイーツビュッフェならこの時期は確実にどこも苺シフォンが定番なところをあえて抹茶(笑)こういう感覚もここに通うリピーターが多い理由なのかも知れません。
苺スイーツに飽きてきた頃に抹茶のほんのり苦味を感じさせる優しいシフォンケーキが非常に良い役割でした。甘くなく苦味が強調されたテイストだったのも良き。
④ルビーチョコのムース
⑤苺のマカロン
マカロンは今回ミニサイズで小ぶりでしたがサクサクとした食感とねっとりとしたマカロンならではの美味しさが楽しめるもの。食べやすいサイズ感ながら本格的な仕上がりは作り手の技術ですね。
⑥苺あんパン
見た目的に何となく苺大福みたいに見えたんですけど後からシェフにお話伺うとドンピシャでした(笑)
あんこはバターが加えられている為かより濃厚な風味が感じられます。こういう柔軟な発想もここならではの面白さ。グラスデザートはこちらの4種類。①ココナッツとキウイのブランマンジェ
南国の香り漂うキウイを使ったソースとココナッツの優しい甘さを生かしたふるふるとしたブランマンジェの組み合わせ。
②苺のマスカルポーネ
表面のフロマージュムースは軽い口溶けでほんのり苺の甘酸っぱさが伝わるもの。その下にはフレッシュな苺のピューレとまろやかな甘さのミルクムース、さらにクランチチョコレートが食感のアクセントとして忍ばされていました。
③苺のジュレ
まずほんのりと洋酒の香り。
苺のジュレ自体もしっかりとした食感で存在感があります。カットされた苺と底にはバニラムースが入っていました。
④チョコとキャラメルのムース
トップにはあっさりとした生クリーム、表面にはほろ苦いテイストのキャラメルのムースが使われており、下の層にはこれまたビターテイストのチョコレートムースという構成。甘さよりも苦味を感じさせる大人のムースデザートでした。【苺のパフェ】
今回用意されていたライブデザート。
トップに絞られた冷たいソフトクリームには苺のトッピング。グラスの中にはムースや甘酸っぱい苺ソース、フレーク状の素材が入っていました。苺のミルフィーユ
こちらも私が愛して止まない苺を使ったミルフィーユも今回は並んでいました。ナポレオンパイとも呼ばれますね。
今回は取りやすいように器に盛られた形で並んでいました。パイ生地はサクサク食感で香ばしいもの。中には苺とカスタードクリームが挟まれています。ここ数回に至っては昼の部の状況が分からないのですが夜は軽食がパワーアップしてるような感じです。今回は昼も夜も恐らくメニューに関しては同じだったと予想されますがいつもより値段的に高くなっているぶん軽食もかなり充実したラインナップになっていました。サンドイッチやパスタなんかの主食になる料理だけではなく、肉系のメニューもあったりと男性でも比較的楽しめると思われます。①苺のパウンドケーキ
表面はねっとりとした真っ赤な苺ソースでコーティングされたパウンドケーキ。かなりしっかりとした食感に仕上がっており、中にはラム酒に浸けられたドライフルーツが香りと食感のアクセントとして加えられていました。忘れちゃならない黒カレーも頂きました(笑)
けどこれ食べちゃうとスイーツに戻れなくなってしまう悪い癖が。パスタも数種類用意されているので飽きずに頂けるように工夫されていました。普通にスイーツ抜きでも楽しめるのは甘いのが苦手な方を連れてくる際に大事な要素かも知れませんね。この苺なんですけどタルトにも使われていた『おいCベリー』というブランドの苺になります。多分写真じゃ伝わらないと思いますがとにかくサイズ感が半端ない大きさでびっくり。このサイズは恐らく店頭に並んでいないのでは?
後からシェフにお話を伺ったら一番大きいサイズを用意されていたらしく、正直これだけでも値段ぶんの価値はあるかもと仰っていたくらい(笑)ただ更に驚いたのは苺自体の甘さや美味しさも超ビッグサイズだったという点。なかなかお目にかかれないと思いますよ。貴重な苺を惜しげもなく食べ放題形式で提供していたのは本当にサプライズでした。【ベリーのクラフティ】
大皿にて用意されていた優しく食感が嬉しいデザート。
今回はこれにて終了。ご馳走様でした。
ホテルヒューイット甲子園ポモドーロでの苺がテーマのスイーツブッフェ。
最後に感想を少しだけ書いておきます。
苺だから強気な値段設定をしてきたのかと思いましたがある種1つの試みだったのかな~?という感じにも捉えられる内容の濃さでしたね。何でもまた同様の値段設定で開催する予定もあるとか。色々とこぼれ話をお聞き出来るのもここならではの魅力だったりします(笑)
スイーツに関しては苺一辺倒という訳でもなく、合間合間に異なる素材を使ってくる辺りが参加者の側になってメニューを考えてるんだなと実感させられますよね。普通は苺なら本当に苺尽くしですから。
苺のショートケーキに始まり、タルトやロールケーキ、チーズケーキなんかの定番メニューはもちろん、この季節にしか出会えないフレジェに再び再会出来たのが個人的には何よりの収穫でした。グラス系のデザートもいつも以上に充実してましたし。何より素材となっていた苺のクオリティが本当にずば抜けていましたね。多分今季に訪問した中じゃ断トツで美味しかったと思いますよ。
夜は割とゆっくり出来る人数でしたが昼は満席御礼という情報だったんですけどコロナの影響でしょうね。シェフに聞いてみるとやはりキャンセルが何件かあったとの事。ずっと通われてる常連客も例外ではなかったらしいので。これだけ素晴らしい内容ですから本来なら多くの方に楽しんで貰いたいのがほんとの気持ちだと思いますが色々難しい状況ですね…。帰り際に頂いた今回使われた苺で作られた無添加の苺ジャム。自然な甘さでとても美味しかったです。素敵なプレゼントありがとうございました!
更新する頃には恐らく緊急自体宣言も出てると思いますので何かと動きにくくはなりますがこちらも可能な限り訪問していく予定です。ブログは相変わらずスローペースですけど何とか継続出来るよう努力します(笑)
それではまた次回に( ´・ω・)シ
総評
スイーツ★★★★★💯
軽食★★★★★💯
サービス★★★☆
雰囲気★★★☆
価格★★★★☆
1月もいよいよラスト。何だかんだ早いですね。仕事的にも何かとバタバタとしており、現状遅れながらでのブログ更新を余儀無くされています。さすがにグロッキー。ANAクラウンプラザホテル神戸にやって参りました。
ここ訪問するのどれくらいぶりですかね?
今回はもちろんストロベリービュッフェなんですけど去年の苺シーズンには訪問していません。行かなかった理由は…察して下さい(笑)多分解る人には解る。
けどここの製菓技術はかなりレベル高いと個人的には思っています。ただホテル側の意向と勤める人間の気持ちは必ずしも合致する訳ではないという事も事実。
今回やってきたのは少しだけ期待しつつ、何か収穫があればいいな~と思ったから。
まぁぶっちゃけると一休のポイントを何とか消化したかったからなのですが(笑)
ここのビュッフェ料金支払ってもまだ残高あるんですよね。ただいつも予約は直接連絡するのが常なんで余程じゃないと一休からは予約しません。2名からしか予約出来ないとこも多いので…。色々小技もありますがあまりオススメしないんでちゃんとしたルートで予約するのを推奨しております(笑)
そんな訳でめちゃめちゃ久し振りにやってきたANAクラウンプラザホテル神戸でのストロベリーデザートブッフェ“Go To Strawberry”~空想のイチゴ旅へ出かけよう~
今回は空想のイチゴ旅へご案内です。会場となるのはこちらザ・テラス。
意外に訪問するのは初だったりします。
広さ的には結構キャパ入るみたいで外からは分かりにくいんですけど奥行きがあるから割と中は開放的な作りになっていました。にしても今回は思いきった料金設定ですねここ。苺は大抵どこもこのくらい釣り上げてくるのが恒例ですけど大阪近辺の有名なホテルと変わらないのでは?確か去年はもう少しリーズナブルなお値段だったような。
値段を上げてきているという事はそのぶん客を満足させるだけの自信があるのか、はたまた単なる苺シーズン恒例の値上げか。
早めに到着したので受付だけ先に済ますと時間まで待機していて下さいと指示されたのでしばらく座って待っていました。
多分呼ばれるのは早くても5分くらい前なんだろうな~と思っていたら約30分前には案内がスタート。けど案内が早いのはこちらとしても大歓迎ですからね。何より撮影に時間取られずに済みますし。テーブルに置かれていたパンフレット、ではなくイチゴ旅へのパスポートという設定らしいです。ちなみに次回訪問する時にこれ持っていくと値引きされるとか。まぁ行かんけど(笑)
どこに何が設置してあるとかの細かな情報が記載されてあるのは親切ですよね。割とごちゃごちゃしているところもありますから。
スタッフから説明受けてる際に写真撮影しても大丈夫ですか?と訊ねたところ、何やら撮影はビュッフェが開始してから皆さん一斉にスタートさせるというシステムらしく。
って事は早めに案内されても結局意味がないという(笑)それに一斉に撮り始めるのはコロナ対策としてどうなんだろう?と少し疑問視してしまいました。むしろ早めに案内した客から撮影させていく方が時間差効果で比較的密は避けられるような気がするのですが…。
案の定撮影のタイミングでは隣通し肌がぶつかるくらいの密接状態になっていましたし、もう少し改善の必要は感じましたね。
ただ待ってる間、先に通された客から順番にウェルカムプレートのデザートが提供されたのは唯一早めに案内された恩恵を感じました。そちらに関しても後程ご紹介。
それでは空想のイチゴ旅へご案内です(笑)
サムネ撮っておいたんですけど2枚目は客の写り込み避けられず。モザイク加工だけしておきました。シェフはまぁ大丈夫でしょう。
想像していたよりも本格的なデザートが多く並んでいたのは嬉しい誤算でした。タルトなんかも2種類用意されていたりと結構豪華な感じ。まぁ値段が値段ですしね。ここから各スイーツのご紹介。
こちらはウェルカムプレートのスフレショコラ。温かいデザートはこの季節嬉しいサービスですね。ふわふわ食感のチョコレートスフレは濃厚ですがくどさを感じさせないすっきりとした味わい。甘酸っぱいベリーソースをかけると更にチョコレートの甘さが引き立ちます。添えられた生クリームとフレッシュな苺は空想の世界へと始まる予感。シェフがその場で提供して下さる出来立てのライブスイーツも何種類か用意されていました。これは一番食べたかったミルフィーユ。ミルフィーユに関してはあらかじめ用意されていたぶんの在庫が途中で切れてしまったらしく、それ以降は本当にシェフがその場でパイ生地とクリームを絞り盛り付けする形へと変更していた模様。レポは後程。
このミルフィーユを担当されていたシェフが多分一番実力のある若手の方なんだとは思いますが非常に言葉巧みに参加者を楽しませていたのが印象的でした。ミルフィーユを切り分ける際のザクザクとした音を実際に客が聞こえるように実演販売顔負けの話術はある意味必見です(笑)パプロバはオーストラリアを起源とする伝統的なスイーツ。ベースとなるのは焼き上げたメレンゲ生地なのですがそこにクリームやフルーツを飾り付ける焼き菓子ですね。今回はこのパプロバを巨大化させたものが目玉となっている模様。単にインスタ映え狙いなのかと思いきや生クリームにじゅわっと溶けるメレンゲ生地の相性はなかなか。
ただ悪くはないんですけどやっぱりインスタ映えに軸を置いたデザート感は終始否めず。
1つ頂けばリピはいいかな。この後で紹介するモンブラン同様、香ばしく焼き上げた特製のシュー生地に甘酸っぱいストロベリークリームをその場で提供して下さるライブスイーツになっていました。
あっさりとした生クリームに甘酸っぱいベリーソースが忍ばせており、シュー生地もしっとりと優しい味わい。
初回に食べた時はこんなもんかなと思ってたんですが割と本格的な作りになっていたのもあってか何度もリピしてしまいました。その場で絞りたての苺モンブランが好きなだけ味わえるのはかなり贅沢ですね。美しいピンクカラーに染められた苺のモンブランクリームを絞った特製のデザート。土台には流行りのメレンゲ生地が使われていてサクサクとした食感が嬉しい。ミルフィーユ同様にこちらも写真撮影の際、実際に絞るところなんかを撮影させて頂ける事に。わざわざありがとうございました。何だかんだ言いつつもこういうイベントは参加していても楽しいものですね。
苺の食べ比べも3種類用意されており、思う存分食べられます。私?私は食べない派(笑)例の如くチョコレートファウンテンも苺仕様でスタンバイ。この辺は定番のグラスデザートになってました。レポする必要性があるもののみメモしてますが不要と判断したものについては割愛しておりますのでご了承下さい。
表面はカリカリにキャラメリゼされてあり苦味と香ばしさを兼ね備えたもの。中には甘い苺の風味を閉じ込めたクリームブリュレが。
定番のプリンももちろんあります。苺のチョコレートを合わせた淡い色合いのソースがかけられており、生クリームと濃厚な風味の固めプリンが入っていました。とろける食感ではなくスプーンでしっかりと掬えるくらいの固さ加減が個人的には良かったです。
焼き菓子なんかも多数用意されています。まろやかで柔らかな酸味のヨーグルトムースを使ったムースケーキ。後から苺のフレーバーがほのかに香ります。あっさりとしていて美味でした。 てっきりただの苺ショートだと予想してましたが本物のフレジェでしたね(笑)
表面は艶やかな苺のナパージュに覆われており、しっとりとしたビスキュイが重ねられていました。フレジェの肝とも言うべきムースリーヌはカスタードクリームの風味が強い印象でそれ程バタークリームの風味は感じられず。ただ瑞々しい生の苺が大きくカットされクリームに混ぜ込まれていたりと苺感はかなり感じられるものになっています。何故かこれだけ名前が記載されておらず。
恐らく形状からストロベリーパウンドだとは思いますが。 シフォンケーキは安定した美味しさでふわふわな生地に柔らかい生クリームが良く合います。 幾つもの層に重ねられた形状はまさしくザッハトルテそのもの。美しいグラサージュショコラに覆われた下には淡い色合いのショコラクリームが。そして中にはしっとりと濃厚なショコラビスキュイが幾重にも重なっています。ビスキュイとの隙間にコーヒー?もしくはチョコレートシロップのようなものが染み込んだ素材を使っているのも面白いですね。
これチョコレート好きとしてはかなり美味しかったんですけど重たい部類のケーキなんで後半だとキツくなるかも知れません。 こちらも優しい酸味が特徴的のレアチーズケーキ。口溶けや食感は悪くない感じ。苺感は若干控え目な印象でした。 ふんわりと優しいスポンジ生地に濃厚な生クリーム、そして苺の組み合わせは間違いない組み合わせですよね。美味しかったです。 バームクーヘンも苺を身にまとっての登場です。かなりの確率でバームクーヘンはスイーツビュッフェに並びますけどあまり好んで食べようとは思わない部類のデザートですね(笑) 薄くスライスされた苺が並べられている苺タルト。思いの外しっかりと作られたタルトだったんで驚きました。ただこの後紹介するフルーツタルトとほぼ同じ内容だったのは少し物足りなさを感じてしまう。結局乗せられてる素材が違うだけになっちゃいますからね。
ただタルトとしてのクオリティは悪くないので当日も人気メニューになってました。 ストロベリータルトの他にも別のタルトが用意されていました。かなり豪華な見た目になっており、苺、キウイ、パイナップルが乗せられていました。フルーツの下にはカスタードクリームにダマンドという定番の組み合わせながら、土台部分にはまるでパイ生地のような素材が使われていたりと食感も楽しめる一品。アイスクリームもありましたよ。以前はこういう細部までこだわってたのが魅力でしたが少し寂しさを感じますね…。 自分で作るパフェコーナー。
ただ後半見に行くともぬけの殻になってたのは残念。パフェ作りたかったです(笑)
スイーツに関してはとりあえず以上になります。また後程補完出来るところはしつつ。
ここからは軽食コーナー。
今回写真とにかく多くなっちゃったのでパパッといきます。
剥き出しで提供されてるところが多い中々、こういうケースに収められていたのはいいですよね。ショートパスタにミートソースやチーズなんかが乗せられたグラタン的なやつ。子供さんとかは分かりやすい味つけ好きだからオススメです。スープにはごぼうを使ったポタージュが。実際飲んでみましたけど面白い組み合わせですよね。 これ最初見た時は確実に見た目だけのインスタ映え料理だと予想してましたがまさかのめっちゃ美味しかったやつでした(笑)海老の旨味が効いてて抜群です。バターチキンカレーなんですがご飯ではなくナン?フォカッチャのようなパンが用意されていました。今回の軽食メニューでは間違いなく一番美味しかったと思います。
分厚くカットされた鶏もも肉が非常にジューシーでカレー自体も程良い辛さとスパイスの香り、更にバターを使っているぶん濃厚でまろやかな風味も楽しめるスペシャルなものになっていました。素晴らしい。分からん(笑)じゃが芋らしいです。この他にも串に刺さった唐揚げのようなものなんかもあったり割と軽食は充実してましたよ。多分男性を連れてきてもある程度満足感はあるかと。では実際に頂いたスイーツなんかを紹介しつつ当日の状況など書いていきますか。
いきなり鬼盛りしてますけど私のブログでは定番の流れなので平常運転です(笑)
スタート直後はかなり密接した状態になっており、特に人気が集中していたのはライブデザートを提供するコーナーだったと思います。逆に私はその辺後回しにしつつ先に取れるスイーツが取っていきました。比較的この辺のものに関してはすんなりGET出来たんで並ぶ時間や密を考えるとある程度考えて立ち回っていく必要がありそうなビュッフェだと感じましたね。唯一シュークリームだけは取りやすい状況だったのもあって早めに取っておきました。後は残りのグラスデザートなんかも。 大きさ的にも大きすぎず小さすぎず丁度良いサイズ感でした。中のクリームもたっぷり入っているのでオススメです。でこれが後からシェフに作って頂いたミルフィーユになります。スペシャルでしょ(笑)
実演で提供しているだけあってかクオリティは高め。何よりもパイ生地のサクサクとした食感や香り、音、それら全てが苺シーズンの始まりを告げる音色に聴こえてきます。クリームにも苺がほのかに感じられ、フレッシュな苺まで使われていますからね。総合的な満足感としては極めて高いと思われます。
ただ好きなだけミルフィーユが食べられるという感じでもなく、その都度作って貰わないといけないのは時間的にもそうですし若干煩わしさを感じてしまいました。食べたいけどめんどくさいからもういいや、みたいな(笑)
後は大きさもある程度伝えられるんですけど大きめでお願いしますとオーダーした結果これでしたから私の思う大きめが伝わらなかったのは残念。読んでくれてる人には分かるはず。 こちらはモンブランですね。土台にメレンゲ生地を使っているのでザクザクとした食感が楽しめる一品。 パブロバも決して悪くはないものの他のメニューと比べてしまうと少し見劣りする感じ。これ食べるならシュークリームとかモンブランの方が個人的には満足感ありますね。最初こそ列が酷かったビュッフェ台回りですが途中からはかなり落ち着いた状況になってました。シュークリームは2つから(笑)スイーツから軽食メニューにチェンジ。
お肉にかけられたソースも甘酸っぱいベリー仕様で面白いテイストになってました。そして大本命、バターチキンカレー!美味しすぎてすぐにリピ。パスタも非常に良く作られていましたよ。からあげくん的な料理も途中で発見したので取ってきました。とにかく苺尽くしなんで早々に飽きます。この季節はどこも似たような感じなんで予想通りですけどね。口直しにアイスクリームと、食べ収めのミルフィーユも。
最後は再びバターチキンカレーで終了です。
ご馳走様でした( ロ_ロ)ゞ
久しぶりに訪問したANAクラウンプラザホテル神戸ザ・テラスでのストロベリーデザートブッフェでしたが最後に感想を。
スイーツに関してはある程度の水準は満たしてるような感じ。業務用ばかりが並べられてるといった状況でもなかったですし、特に出来立てのデザートを提供してくれるメニューは満足感高いと思います。
ただものによっては途中からその場に放置されていたり、出来立てとは言いにくい状態になってしまっていたのは残念。
軽食もこちらが思っていたより食べられるメニューが多かったのは良かった点でした。種類的にはさほど多いとは思いませんけどまぁこんなもんかなという感じ。バターチキンカレーは食べる価値ありです。
ポイント全利用で今回は訪問してみましたけも仮に全額実費だとして内容を知っていれば恐らく訪問してないと思う(笑)
ここ行くなら他の選択肢あるような気がしますので…。近くに住んでるとかなら十分苺シーズンのスイーツビュッフェの選択肢には入るとは思いますが。
それではまた次回に( ̄∇ ̄*)ゞ
総評
スイーツ★★★☆
軽食★★★☆
サービス★★★☆
雰囲気★★★☆
価格★★★
10月の最終日、ハロウィン当日の夜にやって来たのはこちら🎃アドゥマンさんにお邪魔させて頂きました。七夕でのスイーツビュッフェ以来の訪問です。テーマはもちろん、前日にも開催されていますがこの日がハロウィン当日ですからね。料金は前回と同じなのか覚えてませんがもしかすると少しアップしてたかも知れません。ただスイーツも軽食もスペシャルだと聞いていたのでかなり期待してやって来ました(笑)何しろハロウィン当日なので。締めくくりに相応しいビュッフェだと嬉しいのですが果たして。
この日は特に予定も入れてなかったのもあり、開始時間の30分前にはお店へお邪魔させて貰いました。準備の邪魔になるかも知れないと思ったのでお店には前もって確認取っております。全然大丈夫ですよ〜と仰って頂いたので安心致しました(笑)窓際の一人がけの席ならどこでも大丈夫そうだったので一番奥まった席にしてみました。外はまだ明るいのですが1時間後くらいには暗くなってましたね。スイーツを取る為の小さなトングと大きめのプレートが用意されており、お皿は使い回しではなく、新しいものがビュッフェ台付近に置いてありました。
私が訪問したタイミングだとやはりまだ完全にショーケースの中身は整っていなかったのですが6割近くは既に用意されていた感じです。
この前は写真撮影が禁止されていたのもあってか、妙に撮影したい欲が出てたり(笑)
別にそれが目的ではないんですけど今回改めて思ったのはやはりスイーツビュッフェと写真撮影は切っても切り離せない大切な要素だという点。ケーキバイキングなら撮影禁止でもしょうがないか…と思っちゃう。あちらはケーキを販売するお店だし、ましてや一般のお客様も来られますから。他の客の邪魔になるのは論外なので。
けどスイーツビュッフェは違うと思うんですよね。ここ最近の流れはホテルやお店自体もTwitterやインスタ等のSNSを使った新規客の呼び込みや活動を積極的に行っています。むしろそれありきだと言っても過言ではないくらい。まぁそれが良いか悪いかはともかく、スイーツビュッフェを楽しむ1つの大切な要素になっているのは間違いないと私自身も感じています。実際撮ってるのは楽しいですからね(笑)
だから出来るだけ撮影する行為自体を無くす流れにはなって欲しくないなと思ってしまう。禁止にすると必ず抜け道を探してグレーゾーンの行為をする人が出てきますしね。密になるのを避けるならやり方はあるような気がしますし。ホテルやお店側もコロナ対策で大変だと思いますが何とか継続していって欲しいところです。
とまぁ私の個人的な思いはさておき。
せっかくのハロウィンですから楽しんでいきましょう〜。まずはサムネから。
調子に乗ってしまった成れの果て(笑)
以前だと結構グラス系のメニューも多かったような印象ですが今回は必要最低限のものだけで後は通常のケーキやスイーツが多く並んでいました。事前に予告されていた通り気合い入ってるじゃないですか。これは期待出来そうな予感。楽しみです。
では各スイーツのご紹介。チョコレートを使った食べやすいミニサイズのショコラタルト。表面には生クリームが絞られており、タルト台の上にはブロンドチョコレートを連想させる少し苦味を効かせたキャラメルチョコレートとその下にはまた異なる濃厚なチョコレートソースが。タルト台自体もザクザク食感で非常に良い仕上がり。確かにこれはうまい。これ誰が書いてるんでしょうね?(笑)スイーツビュッフェには欠かせない定番のマカロンも可愛らしくおばけの装いで登場。下手なホテル系のビュッフェよりも凝ってたので驚きました。サクッとほどける優しい食感のマカロンには甘酸っぱいカシスとチョコレートの組み合わせが良く合います。以前まではグラスに入ったショートケーキがここの定番スタイルでしたが今回はオーソドックスなスタイルでした。ただハロウィンなので鮮やかなパープルカラーですけどね(笑)
表面には軽い食感の生クリームとジェノワーズ生地。色合いが紫だったので紫芋でも使っているのかなと思いましたがテイストとしては別に変わったものでもない感じですね。よく見かける定番の苺ショートという感じ。見映え的には非常に面白いんですがやるなら中の素材にもこだわって欲しかったかな。オレンジテイストなのは見た目とネーミングで解りましたがまさかフレジェをアレンジしたものだとは。フレジェにオレンジの組み合わせは初めてですね。中は本当にフレジェそのもの。このケーキの要というべき濃厚なバターの香りと風味がたまらないムースリーヌにはオレンジのフレーバーが閉じ込められていました。トッピングだけではなく、しっかりと中にもフレッシュなオレンジの果肉が入っていたのには驚き。フレジェは元々フランスが発祥の春を告げる苺を使ったケーキです。日本でいうショートケーキですよね。ただバタークリームが使われているので全体的に重くなりがち。柑橘系であるオレンジを組み合わせる事で重さを感じさせず、ライトテイストに仕上げられていたのは素晴らしいと思います。今回は他にも沢山良いと感じたスイーツはあったんですがフレジェ好きとしてはこのオレジェが一番好きだと感じたケーキでしたね。鮮やかな血のコントラストが怪しげな美しさを醸し出すムースケーキ。表面には爽やかな甘味のライチムース、その間にはライチのゼリーがサンドされており、下の層には甘さを控えた苺ムースという構成のムースケーキでした。こちらは全体的に甘さを控えたテイストで食べやすい印象。箸休めには丁度良い内容なのも良かったと思います。酸味が際立つカシスムースの下には濃厚なショコラムースの組み合わせ。チョコレートとカシスも合いますからね。底にはクランチ状のチョコレートが使われていました。スタッフの方がオススメされてるだけあり、自分も気付いたら何度もリピしていましたね。カシスの甘酸っぱさとチョコレートの相性も抜群でしたし、食感も面白い内容でした。今回唯一のロールケーキ部門。
甘酸っぱいパッションフルーツを使ったクリームが中央には入っています。クリームにはホワイトチョコを使っていたようですが風味としては弱めだったかな。外側の生地はブラックカラーのココアスポンジでした。決して悪い内容ではないんですけど何かもう少しインパクトが欲しいところ。ただパッションフルーツをロールケーキに組み合わせていたのは面白かったですね。これからに期待。
お馴染みのチーズケーキですが今回はNYスタイルでした。細かい配慮ありがとうございます(笑)口に入れた瞬間に広がるのは爽やかなチーズの酸味。そこにカリカリとしたくるみの食感と香ばしい風味。最後に僅かですが塩気が伝わってくるのが面白いですね。以前出ていたチーズケーキは正直あまり好みでは無かったんですがこれは最高。スティックタイプになっていたのも良かったです。ブラウニーは本格的にブランデーを使った大人テイストに仕上げられていました。表面はパリパリとしたチョコレートでコーティングされており食感が楽しめます。中はしっとりとしていて苦味が際立つ大人仕様。くるみもアクセントになっていますね。最後にブランデーの香りが鼻から抜けていく感覚がたまりません。今回かなりクオリティ高いっすよ。これもお酒が程よく効いていて酒好きとしてはたまらないメニューでした(笑)定番のクリームブリュレも秋らしいかぼちゃを使ったものが今回は並んでいました。素朴ですがまた食べたくなる美味しさですね。砂糖の甘さというよりもかぼちゃ本来の甘さを生かした作りなのでくどくないです。この季節定番のモンブランは大胆なスタイルで登場。ちなみにクリュとはフランス語で『生』という意味だそうです。なので今回だと生のモンブラン的なニュアンスですかね。濃厚なモンブランペーストと生クリームの組み合わせにメレンゲで作った生地の食感が他とはまた違うテイストを醸し出します。この前もハリエでメレンゲ生地のモンブラン食べましたけど食感が非常に面白いんですよね。タルト台を使うよりも重さを抑えられるのも利点ですし、個人的にはこちらの方がビュッフェメニュー向きかも知れません。生チョコレートなんですがかなりラム酒が強めに効かせてありましたね(笑)
ここまで強いのは私も頂くのが初めて。ブラウニーと同じく、個人的にはめちゃめちゃ好きですよ(酒好きなのでお酒は大歓迎)
ただかなりラム酒の風味が強いので好き嫌いは分かれるかも知れませんね。食感が面白いなと思ってたらレーズンとオレンジでしたか。これ非常に美味しいんですけど車乗る人は何個もいかない方が良いかも知れません(笑)結構アルコール強めだと思いますので。アマレットはイタリア語で少し苦いものという意味。実際はアーモンドのような香りが特徴のリキュールみたいですね。かなり甘さは控え目に作られてました。アマレット、まぁ簡単に説明するとアーモンドミルクをパンナコッタにしたような感じです。
ザントクーヘンは確か以前にも並んでいましたよね。かなりしっかりとしたパウンド生地だったように記憶しております。バタークリームには紅茶の香りがたっぷり閉じ込められており、名前の由来通り砂のように崩れる食感の生地にもほんのりと茶葉の香り。相変わらずこのシリーズはクオリティ高いっすね。比較的重さのあるメニューなんですけどバタークリームが好きなので何個も食べちゃいました(笑)
プリンもいつもはグラススタイルですが今回は豪華なビュッフェ形式でしたね。懐かしのプリンというだけあってか、ノスタルジーな昔懐かしい固めプリンになっていました。久し振りにこういうの食べたような気がします(笑)食感としてはかなりハード系のクッキーで2種類ともテイストが異なるものでした。黒い方はココアテイストで香ばしい薫り。白い方はよく見かける通常のクッキー生地。どちらも固めの食感でザクザクなのが良かったですね。指クッキーがザクザクなのに対してこちらはしっとりとした生地。さつまいものほんのりとした甘みが口に広がる優しいクッキーでした。シナモンの香りも良き。クッキー系のメニューの他にも焼き菓子からは本格的なカヌレまで並んでいました。しかもこちらはラムを使った変化球。もっと全面的にラム酒が来るのかと身構えてましたが後からほんのりラムの香りが伝わってくる感じ。ねっとりと濃厚な仕上がりで非常にクオリティは高いと感じました。回りがカリカリで中はとろりとしているので食感も抜群です。カヌレは今までも色々と頂いてきましたけどその中でもかなりレベル高かったと思いますよ。本当に美味しかったです。そしてここからは軽食メニューのご紹介。以前までは盛り合わせのプレートでの提供スタイルでしたが今回は軽食メニューに関しても各自で取り分けられるビュッフェスタイルへと変更されていました。何と言うか、子供の頃給食の時間に夢中で頬張って食べたコッペパンを思い出しましたよ(笑)良い意味でものすご〜く庶民的な味。多分ホテルのビュッフェには出てこないテイストなんじゃないかな。普段こういうの食べない事も多いんですけど思わず食べてしまいました。見た目的にもかわいらしいですしハロウィンっぽいですよね。こっちはかぼちゃを使った巾着包み?みたいな感じ。素材そのものの甘さや風味が伝わるメニューなので食べると秋を感じさせてくれる料理でした。
こちらはアドゥマンでのビュッフェではお馴染みの肉系の料理メニューですね。野菜とお肉たっぷりでさっぱりとした仕上がり。口直しにも最適だと思います。サーモンを使った冷菜メニューになってました。カルパッチョみたいな感じですかね。肉や魚のメニューがあるのは非常にありがたいです。大抵はパスタとかサンドイッチみたいに炭水化物オンリーのところがほとんどなので。これ前にも出てきたような記憶があるんですけど卵を使った料理なんですが正式には何と呼べばいいんだろう?スパニッシュオムレツみたいな感じだと思いましたがじゃが芋は多分入ってないっぽいんですよね。似たような料理にフリッタータってのがあるようでそっちはイタリアでいうオムレツだそうです。明確な違いはよく解りませんがこれが結構美味しくてお気に入りでした。後は定番のサラダコーナーですね。彩りが綺麗なのも素晴らしい。忘れるところでしたね。毒々しい、もとい、見た目鮮やかなパープルカラーの紫芋を使ったシチューも今回は用意されていました。見た目特化の料理かなと思いきや結構美味しかったです(笑)今の時期だとかぼちゃスープとかがマストなんですけど紫芋を使ったスープってのも面白いですね。
えー実はこの他にも明太子パスタや煮込みハンバーグ的な料理がビュッフェ開始直後に登場してました。ただ既にスタートした後で気付いたもので残念ながら撮影は出来ませんでした(笑)一応お皿には盛り付けてますので後程紹介させて頂きますので。
では当日の様子なんかも含めつつ実際に頂いたスイーツや料理なんかのご紹介。前回までは90分制のビュッフェでしたが今回は17:00〜19:00の2時間制になっていました。時間を気にせずゆっくりと落ち着いた時間をお洒落なカフェで過ごせるのはここの利点でしょうね。
一応予約も取っていたみたいですが多少空いた席に関しては当日でもビュッフェが利用出来ていたようです。ただ正直スイーツや料理の補充等の関係もありますからわざわざ途中から参加するメリットはあまり無いと思います。行くなら予約して最初から参加する方がオススメ。
開始時間になってもすぐにはスタートせず、各テーブルへ飲み物のオーダーをされていました。それがあらかた終わった段階でようやく合図がありビュッフェのスタートとなりました。まぁ2時間制ですからね。とは言いつつ補充がどの程度行われるのかも解りませんのでスイーツだけは早めに確保(笑)これは鉄則ですので。お皿が大きかったので助かりました(笑)
前回も感じましたがショーケース周りの混み合いが他のホテル系ビュッフェよりも窮屈に感じてしまいます。カフェでのビュッフェだとお皿をオープンスタイルにしているところがほとんどだと思うんですがここはショーケースにスイーツが並べられているので衛生的にはありがたい反面、ショーケース自体も小さいので多人数が取るには少し不便に感じます。特に取り出し口がスライド方式になっている為、誰かが取ってる場面では待たないといけないシーンが頻繁に発生していました。その他だと各自で取り分ける形のスイーツは狭いケース内でスプーンを使ってお皿に取る必要があったり、少し不便だと感じる瞬間がやや多かった印象です。とにかく軽食が今回はいつもより豪華になっていたのが個人的には満足感として高いと感じましたね。カフェで提供されるビュッフェの軽食メニューとしては素晴らしい内容だと思いますよ。ただ途中からは完全に品切れしてしまったメニューが半分以上あったのに対して補充はストップしていたのは残念でした。サーモンうまうまです。とにかくギッチギチに盛り付けております(笑)モンブランやブリュレ、パンナコッタ等、スプーンで各々取り分けるメニューが多かったので盛り付けに少し苦労しました。出来るなら盛り付け専用の大きめスプーンとかあるなら用意して下されば非常に助かります。
今回はこれで終了。ご馳走さまでした。
アドゥマンでのハロウィンスイーツビュッフェ。最後に感想を少しだけ。
まずスイーツに関してですが今回どれもひとつひとつのクオリティが格段に高いと感じる内容だったと思います。ハロウィンがテーマだったので見た目重視なのかと思いきや、どちらかと言えば大人が楽しむハロウィンという雰囲気だったのも印象的。
中でも個人的にはやはりオレジェが美味しかったですね。フレジェが好きなのでどれが一番と聞かれると選ばざるを得ない(笑)
ただオレジェ以外にもラム酒や洋酒を使ったカヌレ、ブラウニー、生チョコなんかはメインを張るようなスイーツではないものの今回のビュッフェの質を格段に底上げしてくれたメニューだったと感じました。あの辺のスイーツがもし仮に一般的なケーキに変わっていたとしたらもう少し評価は下がっていたかも知れません。
軽食メニューは相変わらず美味しい。どれも良い意味で家庭的なカテゴリーに分類される温かみのあるメニューばかりが並んでいました。ただ先にも書いた通り途中からはほんの僅かなメニューを除いては品切れしてしまったのが残念。美味しかっただけにまた食べたかったなと思えるメニューも多かったので余計にそう感じてしまいました。これだとわざわざ食べ放題形式にするよりは以前のようにプレートで持ってきて貰う方が良さげかも。好みのメニューがあれば再オーダー可能、みたいな。
総合的に見ると値段ぶんの価値はあったかなという感じですかね。少なくとも私個人としては前回より満足感は高かったように思いました。もし次回あればまた参加したいところです。とても楽しいビュッフェありがとうございました。
総評
スイーツ★★★★
軽食★★★★
サービス★★★☆
雰囲気★★★★
価格★★★☆