ホテルニューオータニ大阪
SATSUKI LOUNGEでの栗と葡萄のスイーツビュッフェ。取り急ぎの後編になります。
まずは軽食からご紹介。
謎飯のレーズンライスなるものを発見。
カレーはまずまずでしたが少し水っぽい仕上がりだったような。やはり
アゴーラ
黒カレーには及ばない。
時間の都合上割愛。
こちらも手が伸びませんでした。
パスタグラタンなのですがかぼちゃの甘みが良い感じにパスタと絡まっており美味でした。どんどん軽食が美味しくなるに従ってスイーツのクオリティは下がっていくような気が…。
秋鮭をふんだんに使ったどこか懐かしいピラフになっていました。学生時代ならいつまででも食べれるような気がする。そのくらい美味しいです。
こちらもパスタですが
カルボナーラとスープパスタの中間みたいなテイストでした。
ここだけの話、ニューオータニ訪問を決めたのはチキン南蛮先生がいらっしゃると知ったからです。けどいつか頂いた
アゴーラのチキン南蛮がずっと私の中で殿堂入りしているのでそれと比べると評価としては厳しくなってしまう。ただやはり人気だったのか品切れして
からしばらく補充がストップしていたのが気になりました。丁度私も食べようかなと思っていた矢先だったのでその後の段取りを変えるのが大変だったのは裏話。
何かの代わりとして途中から焼きそばが登場していました。これが結構美味しいから困り者。
サンドイッチ部門ですが今回は珍しく頂いております。焼きそばサンドの色合いが如何にも体に悪そうなカラーになっていますが味としてはそんなに悪くないです。紅生姜の色なのかな。
サラダもしっかりと用意されております。
撮り忘れていたのを思い出し途中で撮影。
ドリンクにも葡萄が使われていたり、
新兵器のドラフトコーヒーマシンもお目見え。
試しておけば良かったですね。
あと申し訳程度ですが、
フォトジェニックな撮影スポットも。
何この栗。偽物でも紅葉的なものでも添えてやればいいのに。
色々と書きたい事は山程ありますが順を追って。
何の変哲もない酸味が強めのマスカットドリンクでした。ご自分でお取り下さいとわざわざ席まで運んでおきながら説明されたのには笑いました。
今回のウェルカムスイーツでした。
予約特典として公式の方にも予め載せられていたものですね。
以前も似たような事がありましたが他の参加者のテーブルには既にウェルカムドリンクやスイーツが運ばれており、ほとんどの客が食べ終えているのにも関わらず、待てど暮らせど自分のところにだけ運ばれてこないという状況が発生しておりました。今回は特に酷かったです。13:30からビュッフェがスタートしたのですが結局始まって5分後くらいに思い出したかのように支配人らしき方が持ってきました。こういうのって普通始まる前に用意されているもんですよね。何よりも納得出来ないのは他の客には行き届いているのにこちらにだけ運ばれてきてない点。天下のニューオータニも廃れたもんです。全員に行き届いているのかどうかも確認出来ないのでしょうか?
ビュッフェがスタートしてから一番最初に並べましたのでまずはスイーツから責めます。余談ですがこの状態でまだ上記の
スペシャルプレートは運ばれて来ておりません。全然ウェルカムちゃうやん。今回は参加者が非常に多かったです。ほぼ満席で久し振りに長蛇の列という光景を目にしました。苺以来でしょうか。列が後ろの方まで際限なく伸びてたので相当なもんでしたよ。まともにやってたら大半の時間を並ぶ羽目になりますから考えながら動いていきます。
1皿目を食べ終えてもまだまだ列はどこも伸びており、どうしたもんかと思っているとパンケーキとアイスゾーンはガラガラだったので迷わずアイスをチョイス。相変わらずここのは美味しい。
レポを書きながら適当に過ごしていると途中からスイーツコーナーがかなり空いてきましたので残りのスイーツを取ってきました。けど軽食の列がカオス黒魔術の儀式ばりにカオス空間に変化していてびっくり。あれはしばらくダメだわ…。
ここからはリピートタイム。
思いの外早めにレポが終わったのですがとにかくどこも列が酷い有り様でげんなりしてました。比較的少なかったスイーツでまったり。
ここでようやく何とか列の様子を見ながら軽食を取って参りました。ほぼ肌色オンリー。炭水化物の海へダイブです。
サンドイッチとカレーも。ご飯が熱くなく、少しパサパサとしていたのが残念でした。
ここで再びスイーツをリピリピ。
マロン
ミルフィーユとかぼちゃのムースがお気に入りでした。サクサクねっとり濃厚な風味。
しばらく欠品だったチキン南蛮先生がようやく復活。タルタルソースはたっぷりかけましょう。ちなみにタルタルソースでチキン南蛮を覆い尽くせばカロリーが相殺されるとかしないとか。
結構濃厚なテイストが続きましたので
無花果の赤ワインコンポートですっきりさせます。
もうそろそろスイーツは苦しくなってきたか。
ここからが正念場です。腕の見せ所(何の?)
この辺りで完全にスイーツに飽きております。
もういいな…と賢者のような悟りの境地に。
だがスイーツをもう少しだけ。止めとけばいいのに相変わらず学習しませんな~。
禁断のピラフにカレーがけ。やんちゃ感をこれでもかと出してみました。テーマは中二男子の家飯です。これにてフィニッシュでした。
総評の前に1枚だけ写真を。
汚くて申し訳ありません。この状況ですが自分がお店を後にする少し前に撮影した1枚です。ちなみにお皿はこの後も何枚か積み重ねる事になります。途中で支配人らしき方が混み合いますのでお先にお会計どうぞと進めてきましたがその時に目に入っていたはずなんですよね。なら他のスタッフに指示を出すとかするのが当たり前だと思うんですけどその後も何の音沙汰がないまま、ようやく持っていったのは席を立つ寸前でした。
あまり否定的な事はこちらとしても書きたくないのですがあまりにも散々だったのでこの後に来店されるかも知れない方の為にも私が感じた事や想いなんかはここに書き留めておきます。何かあればインスタやコメントで知らせて下さい。
まずスイーツに関して。
マロン
ミルフィーユやこの季節ならではの定番スイーツ、更にパンプキンムース等のハロウィン仕様のものが並べられており、決して悪い内容では無かったです。ただ目玉にしていた3種類の
モンブラン食べ比べは正直微妙と言わざるを得ません。他の参加者の方もスタッフの方に『写真に載ってあった
モンブランの食べ比べってこれですか?』とわざわざ確かめていたくらいなので。だったら
無花果のタルトや先週の
アゴーラのような
無花果モンブランなんかの変わり種を用意する方が余程
インスタ映えもしますし、楽しめる内容になっていたのではないかと。お会計時に私の手前にいた女性二人組が二人分の値段として諭吉1枚じゃ足らない料金を支払っていたのを見て、やはりここは訪れるべき価値がある場所とは程遠いと感じてしまいました。支払う対価に対して得られる価値があまりにも少なすぎます。
何よりも今回一番残念だったのはサービス内容の低下が著しく進んでいた点。非常に残念でしたし、終始不快でした。予約時にしっかりと大人1名でとお伝えしたのにも関わらず案内されたテーブルには2名分のフォーク等が用意されており、お会計の際にはさもこちらが2名で食事したかの如く2人分の料金を請求されたりと酷すぎる対応で辟易してしまいました。目くじらを立てる程でもありませんがスイーツを取って下さるスタッフの手際の悪さもこの日は行列が出来ていた分悪目立ちしていたように感じましたし。普段なら気にも止めませんがあれだけの人数のオーダーをさばくにはある程度手際の良さは必要でしょう。それがプロだと私は思いますので。
皆を笑顔にする魔法がスイーツだと私は信じています。その技術を持つパティシエの方や素敵な空間を演出して下さるホテルのスタッフの方に対してはいつも感謝しております。人によっては私が書いてる内容を『たかがそのくらいで大袈裟な』と批判される方もいるでしょうが本当に『たかが』なのでしょうか。仮にも大阪を代表するような一流ホテルに勤める人間がその程度で済まされるのならばわざわざ高い料金を支払ってまで行く価値はありませんよね。どこまでお客様の立場になって考えられるのか。気持ち良く時間を過ごして頂けるだろうか。その精神が無くなればそのお店は遅かれ早かれ死んでいくでしょう。残るのは映えしか頭にない連中のみです。本当に美味しいスイーツや素晴らしい内容を提供して下さる『本物』を知ってる人はどんどん遠ざかるでしょうから。
ハロウィン以降の予定ですが来季の苺シーズンにも恐らくニューオータニには行かないかと思います。レポする価値があれば行きますがこの感じじゃもうここも候補にすら挙がらないかと思いますので。人柱になってくれと言われればネタ的に行くのも逆の意味で面白いかとは思いますけどね。
ちなみにふと退店時に横目で見ると、
見てて悲しくなってしまいます。シャインマスカットのタルトのマスカットだけ食べて土台部分は全残し。この食べ方と残し方はちょっとね…。
お皿を片付けるスタッフを見てるとスイーツを残してる客の多い事。一流ホテルとは程遠いとは思いましたがそこに集まる客も二流三流になっていくんだと実感せざるを得ない結果でした。
ここ最近一休の方に挙げられてるレビューもあまり芳しくない内容が目に付いていましたが実際行くとやはり実感させられますね…。
とりあえず気になってたのでレポが出来たから良しとします。ちなみに次は久し振りの場所になります。多分皆さんお分かりですよねきっと。
これ
からしばらくはハロウィンシーズンになりますのでお化けスイーツに沢山出会えるといいな。
それではまた次のスイーツにて。