ホテルアゴーラ大阪守口 the LOOP 訪問日 2/8 前編

こちらも今年に入ってからはお初ですね。
ホテルアゴーラ大阪守口 the LOOPでの、
ショコラと苺と柑橘のスイーツコレクション~多彩なフレーバー~
前回訪問した際の記事はこちら。
去年最後となるスイーツコレクションでシェフとお話を伺った際、チョコと苺だけではなく、そこに柑橘系を加えようかと思っていますと仰っていましたが予告通りの内容になったようですね。苺とチョコの組み合わせはよくありますけど柑橘が加わる事でどういったテイストに変化するのか非常に楽しみです。
いつもながらお土産ありがとうございました。最後にご挨拶出来なかったのでこちらに書いておきます。せめて有益な情報やレポが書ければいいのですが…。目下の課題ですね。
察しの良い方は予想されてると思いますが守口でのサムネは全て遠き理想郷なので(笑)
包囲網を突破する術を教えて欲しい。
余談ですがいつもWebから予約をさせて頂いていました。ただ今回タイミング的に早すぎたのかWebでの予約が出来ず、仕方なく古典的な手法ではありますが電話にて予約していました。
守口は席番で入店出来るタイミングが異なるシステムです。30番までは第1陣での入店ですがそれ以降は少しだけラグが生じてしまいますので早い番号が好ましかったりするんですよね。その後の写真撮影にも響くので余計に。
ある程度リピーターを優先してくれる傾向がありますけど今回はどうかなと少し不安でしたがいつも通りで安心しました。電話でもWebでもその辺は変わりないようですね。
まぁ私の話はさておき、早速スイーツのご紹介。何しろ案内が始まったのがビュッフェ開始時間の5分前なので焦りながらの撮影になってしまいました。他のホテルでも同じですけど直前まで別のランチビュッフェをやってたりしますから片付けと用意なんかに思いの外時間がかかってしまうんですよね。こればかりはホテルの仕様なのでしょうがないですけどせっかくシェフが用意してくれたスイーツですからゆっくりと撮影したいのが本音。
それではアゴーラ守口での『ショコラと苺と柑橘のスイーツコレクション~多彩なフレーバー~』スタートです。
今回グラスデザートは苺と柑橘、2種類がラインナップ。いやはやこの2種が思いの外クオリティ高くてびっくり。
【苺のベリーヌ】
少し濃厚なカスタードクリームと淡い風味のストロベリームースが組合わさったグラスデザートでした。内容としてはこの時期良く目にするテイストでしたが悪くない仕上がりだったと思います。
【ライムココ】
これ本当に良かったですよ。
表面のジュレにはライムが使われていたのですが皮もアクセントとして入っており、時折感じる苦味も存在感を放っていました。下の層にはブラマンジェのようなミルクテイストのものが。ココナッツミルクでしょうか。とにかく抜群でした。
チョコレートとオレンジの組み合わせは鉄板ですし、こちらのケーキも結構有名ですよね。オレンジを使ったムースと甘酸っぱいカシスムースをチョコレートスポンジで挟んだムースケーキでした。ショコラオランジュは去年も登場していたと記憶してますが個人的には去年の方がクオリティは高かったんじゃないかと思いました。これも決して悪くはないんですけど印象としては薄いかな。
苺シーズンのスイーツビュッフェに行けば必ず出会う定番の苺タルト。さすがにもうこのフォルムは見飽きましたね(笑)普通ならテンション上がるとこなんでしょうけど苺はもう勘弁して頂きたい…。テイストとしてはいつもと変わらずサクサクのタルト台が絶品でした。
甲子園然り、頼むからパン部門強化はこれ以上しないで欲しい。何故なら美味しいと食べてしまうから(笑)サクサクのクロワッサンに苺とクリームが挟まれていました。食べるつもりなかったけどやはり食べてしまいました。
ガレットは円く薄い焼き菓子、ブルトンヌはブルターニュ風をそれぞれ意味する言葉。簡単に言えばブルターニュ風サブレみたいな感じ。見た目通りガッシリとしたハードタイプの焼き菓子でザクザクとした食感が楽しめます。バターの香りや焼き菓子本来の美味しさが十分に感じられる一品。地味に美味しかったですね。
このチョコレートもなかなか。ピーナッツとキャラメルですからね。良かったです。
これもお気に入り。トップに絞られたレモンクリームは軽い食感とほんのりと感じる苦味など大人の風味。中に閉じ込められたムースもレモンを使っていて酸味が強めのテイストになっていました。タルト台は丁度エッグタルトのような食感でうまうま。
かなり柔らかい食感のショコラタルトでした。それでもタルト台はザクザクとしてあり、食べごたえは抜群。いつもながら美味しい。
フィナンシェと聞いたので期待してたんですがこちらはあまり響かず。残念。
表面にはストロベリーチョコレートをコーティング。中はしっとりとしたチョコレートケーキという感じ。悪くないんですけど言ってしまえば至って普通のテイスト。何となく今回は全体的にあまり面白いと思えるメニューが少ない印象。見た目的には満点なんですけどね。
柑橘を使ったムースケーキ。ゼリー状に固められた部分と下のムースの二層式になっていました。どちらにもライチ、グレープフルーツの甘酸っぱさを感じられて口直しにも最適。
グラサージュショコラと濃厚なショコラクリームの下にはまるでレモンそのものを閉じ込めたように濃厚なレモンクリームが。見た目的には地味なんですけど気が付けば何度もリピしてましたね。非常に良かったです。
柚子と金柑という黄金のコンビネーションによる柑橘マジック。これもっと酸味が際立つ内容だと予測してましたが甘味と酸味のバランスがかなり良かったです。下の層にはサクサクとした食感なんかも感じられたりと手が込んでました。
個人的に今回のMVPはこちらでした。
ミゼラブルとはベルギーの伝統菓子。表面にはアーモンドが散りばめられてありますが口にするとすぐに広がるのはオレンジの風味。間に挟まれたバタークリームにもオレンジのテイストが感じられます。中央にはチョコレートが敷かれてあったりとオレンジがうまくチョコの甘さを緩和させてますね。個人的にこれが一番好きでした。バランスも良かったですし、完成度も高かったです。
若干ぼやけてますがすいません。
表面は砂糖がコーティングされてあるので食感が面白いです。取り立てて感動するものでもないですが妙に安心感がありました。
モワルー・オ・ショコラですね。柔らかいという意味があるフランスのチョコレートケーキ。その名の通りかなり柔らかい食感が特徴的でした。フォンダンショコラとも非常によく似てますね。あちらは中からチョコがとろりと溶けてくるようなイメージですがこちらは全体的にとにかく柔らかい。甘過ぎないショコラの風味が抜群でした。
いつものアイスコーナー。
その他ライブスイーツ等もありますがとりあえずビュッフェ台にあったメニューはこんな感じ。
去年同時期に開催されたスイーツコレクションの様子はこちら。
今回と同じような内容でしたが前回にもレモンやオレンジといった柑橘系のフレーバーは登場してたんですよね。
この辺は好みの問題になるかも知れませんが個人的には去年の方がインパクトのあるメニューが多かったぶん印象には強く残っています。
同じメニューも再登場してますがタルトショコラオランジュなんかは前回の方が美味しかったかなと。決して悪くはなかったんですがもう一度食べたいと思えるメニューが少なかったのは否めませんね。去年登場したテリーヌショコラは本当に絶品でしたよ。忘れられません。
後編では軽食や実際に頂いたスイーツなんかの写真もご紹介。眠気との戦い再び。
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