ホテルヒューイット甲子園 ポモドーロ 訪問日11/17 前編
一段と寒くなってきましたね。
関西はいよいよ本格的な冬の訪れを感じる季節になって来ました。
ここの記事を書くのも年内最後になるんですね。やって来たのはもちろん、
ホテルヒューイット甲子園ポモドーロでの『令和のベストスイーツ ―2019年度総集編―』と題された正しく今年1年を締め括るに相応しい総決算となるスペシャルなスイーツビュッフェ。
様々なテーマで行われてきましたがそれぞれアンケートで人気だったメニューが登場するとの事。僭越ながら私自身も過去の記事を読み返しながら、予想を立ててみました。
1月『抹茶』
抹茶のチーズケーキ
2月『黒の世界』
―チョコとブラックスイーツ―
フォレノワール
3月『白の世界』
―フロマージュとホワイトスイーツ―
白いロールケーキ
4月『赤の世界』
―ベリーベリーベリースイーツ―
フレジェ
5月『緑の世界』
―メロンキウイ抹茶色スイーツ―
3種のマカロン
6月『冠婚の世界』
―ホテルのウェディングケーキ―
★ナッツのガトー
オーガニックケーキ
7月『トロピカルな世界』
―サマースイーツ―
★バナナとレーズンのプリン
★バナナとマスカルポーネのムース
9月『秋の収穫の世界』
―栗と林檎とぶどうの出会い―
★ショコラフィグ
スイートポテトロール
さつまいものチーズケーキ
10月『ハロウィンスイーツ』
マルジョレーヌ
一応各回で1つに絞ろうとしたんですがどうしても絞りきれず複数書いちゃってる回もあります。★がその中でも個人的に一番ハマったメニューなのですが選びきれませんね…。
恐らくですけど万人受けするテイストの方が上位に食い込んでくるんじゃないかと。平たく言えば解りやすい味みたいな。
今回はいつもとは異なり過去にレポートしたスイーツが大半を占める内容になると思いますのでそのメニューに関しては再度細かいレポは省略させて頂きます。それ以外はいつも通りで。
何となく直感で凄まじくカオスな空間になるような予感がするんですよね。
何となくですけど…。
そうこうしてる内に案の定店の前に人だかりが。何しろ年内最後ですからね。リピーター半分、新規の客半分、くらいの感じでしょうか。とにかく予想通りほぼ満席の客入りだったと思います。スタートは15:00からですが案内が始まったのは約5分程前。ここからはスピード勝負ですね。
それぞれのテーマからどのメニューが登場したのか。ここからは各スイーツのご紹介。
せっかくなので時系列順に行きましょうか。
まずは1月『抹茶』からは、
出てくると思ったんですよ(得意気)。チーズの酸味と抹茶の爽やかな薫りが非常に良く合っています。レポしないとか言いつつ、いつもの癖で。
それと抹茶回のメニューだったのか不明ですが、
(今確認すると名札に丁寧にも月が記載されていましたね、すいません)中はシンプルに抹茶クリームが入っており、特別なテイストは感じられないもののしっかりとした作りになっていました。
2月『黒の世界』
―チョコとブラックスイーツ―からは、
3月『白の世界』
―フロマージュとホワイトスイーツ―からは、
4月『赤の世界』
―ベリーベリーベリースイーツ―からは、
私が個人的にベストオブスイーツの称号を独断で授けたフレジェが堂々のランクイン。
シェフにそれを伝えた際に『かなり力を入れて作りましたので』と仰っていましたが正しくそれがこちらにも伝わる素晴らしいフレジェでした。
苺が良いものが手に入ったというお話もされていた通り、ありがちな酸っぱいだけの苺ではなく甘味もしっかりと感じられるクオリティだったと思いますよ。またいつか再会を。
来年の1月からはまた何処もインスタ映えの苺だらけになるんでしょうね…。
全回避推奨です。
5月『緑の世界』
―メロン キウイ 抹茶色スイーツ―からは、
もっと解りやすい定番メニューが並べられると思いきや、ここにきて枝豆のマカロンとは。こちらが考えているよりもアンケートで上位に食い込んできたんでしょうね。マニアック過ぎるそのシュールな姿からは想像出来ない程の可能性を秘めています。個人的マカロン部門では1位ですよ。
そしてお待ちかね、6月『冠婚の世界』からは、
後からシェフに話を伺うと以前出した時よりもフルーツ感を増したとの事。確かにこれでもかと言わんばかりにトッピングされてますね。まぁこんなに美しいウェディングケーキですが見るも無惨な姿に変わり果ててしまうのが非常に残念…。
こちらも以前登場した時と比べると若干のアレンジがされていた模様。何でも中のクリームやレモンリキュール等に変化をつけたとか。パット見じゃ中々僅かな変化には気付かないですよね。前と同じでも十分素晴らしいし、その方がきっと楽なのにまだ進化させようとするその姿勢が何より凄いですよ。フォークを入れた瞬間のバタークリームの固さや口にした瞬間に鼻を抜ける独特の風味はフレジェにも通じる感覚ですけどそれが何とも言えない魅力に繋がってるんですよね。何処か懐かしい一方で新しいテイストも匂わせるのはさすがの一言。前回お話を聞いた際にはまた同じようなテーマの回にはレギュラー入りすると思いますと仰っていましたので来年も頂けるのを期待しています。
7月『トロピカルな世界』
―サマースイーツ―からは、
グラス系からマンゴームースが並べられていました。これいつのテーマだったんだろうとずっと解らなかったんですがトロピカルの時だったんですね。確か慌ててグラス落とした回だったような。底の方のもちもちっとした部分が妙に面白い食感になっていたので強く印象に残っています。
1枚目ピントが完全に外れてて酷い写真だったので消しちゃいました。なのでアップのみ。バナナとレーズンのプリンですね。地味ながら見事に鷲掴みにされた実力派スイーツ。また出逢えた事に感謝。素朴なテイストですが後を引く美味しさ。
9月『秋の収穫の世界』
―栗と林檎とぶどうの出会い―からは、
これも予想外。確かこの回って秋らしい、さつまいもや栗が素材として多く使われていて全体的にタルト系等の重めのメニューが並んでいたんですよね。その中でライトはグラス系がランクインしているという事はやはり皆さん相当苦労されたんでしょうか。
重たいとは理解していてもつい手を伸ばしてしまいます。相変わらずハイレベルでしたよ。
10月『ハロウィンスイーツ』からは、
まさかこの並びでこのメニューが登場するとは露知らず。恐らく大多数が万人受けするメニューを選んだのと同じく、リピーターなんかを中心に古参の方々がこういった組み合わせのメニューをチョイスされたんではないかと。にしても嬉しいですね~。また会えるとは思ってなかったもので。こんな組み合わせのデザート、中々他では出逢えませんよ。素晴らしいです。
表記されていませんでしたが『タルト ア・ラ・クレーム』ですね。久し振りに頂けると楽しみにしてましたが人気だったのか珍しく補充がなかったので限定メニューだったんでしょうね。またいつか再会出来るといいな。たまにこういうイレギュラーも起こりますからスイーツだけは早めに全種取得しておいた方が良さげです。
とりあえずはこんな感じでしょうか。
いつもならレポに時間を取られるのが常なのですが久し振りに純粋なスイーツビュッフェというものを楽しめたような気が致します。いやいつも楽しんではいるんですけどどうしてもレポートにかなり時間を割いちゃうんですよね。好きでやってるにしても毎回レポを最優先させるのは結構大変だったり。今週もそうですが来週の場所も同じく総決算となる内容ですので似たような記事の構成になるかとは思います。出来るだけ現場の雰囲気が伝わるように頑張りますので宜しくお願い致します。後編も引き続き早めに更新…出来るかな?