ハイアットリージェンシー大阪 訪問日 11/2 前編
11月に突入しましたね。そろそろ年末の慌ただしさが街や人を包む季節なんじゃないでしょうか。世間的にも3連休ですからこれ読んでくれてる皆さんもスイーツ巡りされてるのかも知れませんね。
出来るだけ早めの更新を心がけておりますがどうしても体調の変動等の理由で遅れがちになっております。何とかこのブログを継続出来るように善処して参りますので宜しくお願い致します。
当初の予定では全く別の場所を予約していたのですが何となく行く気にならず。と言うのもこのところずっと続いていたハロウィン縛りのビュッフェに飽きてきてしまいまして…。テーマとしては好きですし、行けばそれなりに満足して帰ってくるとは思ったのですがこういう直感めいたものは大事にした方が良いと判断。急遽予定を変更したという訳です。ただ変更先の場所も候補として入っていたところなので何というか、これも巡り合わせなのな~という感じ。ちなみに今回の場所は前回抹茶シーズン以来となるこちら。
この時期どこも似たり寄ったりのハロウィンをテーマに掲げるのが当たり前な中、チョコレートですからね。他にも同じくチョコでやってるホテルは幾つかありますけど『月(Lune)』をテーマにしているのも個人的には面白みを感じました。何でもベルギーチョコレートの中でも有名なカレボー®を使用しているとの事。私はあまり詳しくないのですが調べるとかなり歴史と伝統があるものらしいです。他とは違うハイアットならではのチョコレートの世界に期待して参りました。
ビュッフェは12時からスタートで制限時間は基本的にはありません。確か4時くらいまで居れたはずです。実際にそこまで滞在した事がありませんのでどこまでスイーツや料理が残っているかは分かりませんが。ここを選択する際のポイントとしてやはり時間の縛りがないという点が非常に大きなシェアを占めるのではないかと思います。90分という時間制限が多い中で時間を気にせずにスイーツを楽しめるのはここくらいですからね。
例によって今回も早めに現着。前回の抹茶はそれなりに賑わいを見せていましたが今回は三連休初日の土曜日、予想では多いだろうと思っていましたが蓋を開けるとかなり人数としては少ない状態でした。ただ後から気付きましたが途中から入店される方たちが結構いましたので全て合わせればそこそこの予約者の数だったんではないかと。こちらとしては少ない方が好都合ですけどね。
丁度12時になると案内が始まり、一応先頭で待たせて頂いていたおかげで久し振りに、
前回に引き続き何と今回も窓際に案内して下さいました。ここ某ホテルの閉じ込められた空間とは真逆で解放感もありますし、特に窓際は景色もいいんですよね。閉鎖的な空間だとやはり息苦しくなってしまうので…。
それではハイアットがお届けする魅惑のチョコレートスイーツビュッフェ、スタートです。
たっぷりと乗せられたブルーベリーのコンフィチュールと美しい鮮やかなグラサージュが目を引きます。表面に施されてあるホワイトチョコレートを使ったグラサージュなのですがかなり甘いテイストでした。色合いからこれにもブルーベリーが使われているとは思いますがほぼチョコレートの風味です。その下には真っ白なホワイトチョコムースが入っていますがこれまた非常に甘さが際立つ感じ。けれどその甘さを和らげるようにして鮮やかな色合いが特徴のブルーベリームースが入っていました。軽い食感と甘さ、酸味共に柔らかい風味が特徴でくどさがありません。ホワイトチョコとブルーベリーがそれぞれの良さを引き立てるような感覚で良く纏まっていたと思います。
これまた定番のスイーツ。チョコレートと言えば挙がるスイーツで良くサントノーレの名前は出ますよね。かわいいチョコプチシューがトッピングされており、表面に絞られたショコラクリームは程よいバランスの甘さとまろやかな風味。その下には良く見なければ分かりませんが同じ色合いのようで3層に分かれています。一番上はテリーヌのに近い感じ、その下はブラウニー、最下層にはクランチと呼べる程の食感ではありませんがサクサクとした土台部分が敷いてありました。店売りのケーキ屋でも時期になるとサントノーレは並べられますが負けてませんよ。シューや表面のクリームだけではなく、ちゃんと中身も作り込まれていました。見た目と味が伴っていますね。
チョコレートを使ったマカロンでした。
これ以上説明する事もないので割愛。
今回のメニューの中では一番見た目や内容共に面白いと感じたスイーツでした。月がテーマになっているのを象徴するかのような、正しく月そのものを象ったフォルム。表面の鮮やかなイエローはパッションフルーツのクリームでかなり酸味が強いです。チョコレートで口が甘甘な中、この酸味が他のスイーツとのパワーバランスも取られていました。細かいチョコでコーティングされているので食感も面白く、工夫が感じられます。その下にはこれまた他とは異なる風味のテリーヌ。これを一口食べた時に以前ANAクラウンプラザホテル神戸で頂いたパッションショコラを思い出しましたよ。あれも素晴らしかったんですよね。舌に残ってる、というよりも心に強く残ってる感じ。本当に価値があるものは心に響きますし、忘れませんよ。滑らかな食感と口当たり、そして甘さもそれ程強くなくライトテイストでした。
最初何だろうと思ってましたがトライフルでしたか。グラスに入ったものしか見た事がなかったもので。苦めのコーヒーゼリーの上にクリーム、チョコレートクランチ、各種フルーツ等が盛り付けられていました。これは特に説明いりませんね。
トップにあしらわれていた柔らかいスポンジ部分や中のホワイトチョコレートムースにも全てスパイスが使われていました。純粋に美味しいという感じでもないのですが個性的でこういうアプローチの仕方は嫌いではないです。
チョコレートのスポンジの間には同じくショコラクリーム。中央にはキャラメルのクリームが入っています。チョコの他にキャラメルを使っているのは面白いんですけどね。他のスイーツに印象的なものが多い中で後々まで記憶に残るかと問われれば少し微妙です。ビュッフェでのロールケーキ枠は個人的に鬼門だと思っています。かなりの確率で業務用が並べられる事が多いですし、仮にホテルメイドでも店売りと比べれば雲泥の差になるケースがほとんどなので。単純な作りですけどだからこそ誤魔化しが効きにくい部類のスイーツですからね。ロールケーキが抜群なら他のスイーツに関しても期待出来るんじゃないかな。
今回は通常のチョコレートだけではなく、ホワイトチョコレートなんかも組み合わせてメニューが作られていました。あまり普段からチョコレートは口にしませんけどこうやってチョコ縛りにすると奥が深い世界だなと再認識させられます。
香ばしく煎られたナッツ系の香りが特徴的なホワイトチョコレートでした。
この食べ比べですが思ったよりもハードルが高いです。私もチョコレートは決して嫌いではありませんし、どちらかと言えば好きな方ですけど、まぁ甘い甘い。それぞれ異なるテイストだとはいえ、結局チョコレートなので舌に残る甘さにやられます。前半にこれを各種取ってきたのですがさすがの私もすぐには消化出来ませんでした。今回のラインナップでは地味に一番重いですよ。
前回とはガラリとテイストが一新されたアイスクリームのコーナーも。ビュッフェでは色々アイスも食べてきましたがここのアイスはかなり上位ですよ。来たら是非とも味わってみて下さい。ちゃんとテーマに添ってチョコレートになっていますね。個人的にはダークチョコレートが好き。
とりあえず主なスイーツはこれで全部紹介出来たかと思います。次回後編では軽食と実際に頂いたスイーツなんかもご紹介しますね。