アゴーラリージェンシー堺 the LOOP 訪問日 10/13 後編

アゴーラリージェンシー堺 the LOOP 訪問日 10/13 後編

アゴーラリージェンシー堺 the LOOP

アゴーラ・スイーツファクトリー 2019
『栗とナッツのハロウィンパーティ』後編です。
まずは軽食からいきましょうか。
同じアゴーラでも守口とは全く異なるメニューがずらりと並んでいます。向こうが大衆酒場的な雰囲気なら、こちらはワインが似合うレストランという感じ。お洒落な料理の数々に酔いしれます。

守口が黒カレーならばこちらは牛スジカレー。
とろとろになるまで煮込まれた牛スジはルーに溶け込まれており、その旨味を存分に堪能出来ます。白米ではなくバターライスなのがまた憎い演出。カレーというよりもハヤシライスとかに近いような感じでしたね。安定の美味しさ。

これも美味しかったんですよね。サクサクとしたパイ生地を割ると中にはしめじのポタージュが入っていました。そのポタージュがキノコ類独特の薫りを醸し出しており、スプーンを使って中に落としたパイ生地と一緒に頂けばまさに高級レストランの雰囲気。美味しゅう御座いました。

名前隠れちゃってますが『ノルウェーサーモンのミ・キュイ 卵のソース』ですね。パリッと焼かれたサーモンは適度に脂が乗っていて美味。卵を使ったソースがまたまろやかなコクと味わいに仕上げております。

生ハムメロンは聞いた事がありますがこれはパイナップルやら柿やら豪華絢爛の秋仕様になっていました。生ハムが持つ塩味のみのテイストですので果実本来の甘味がより引き立つ内容になっています。箸休めには丁度良いですね。

この秋刀魚がまためちゃめちゃ美味しい。
イクラまで乗っちゃってますからね。豪華過ぎでしょ。魚があると個人的にはかなり嬉しいんですよね。から揚げやら肉系は時折目にしますが意外と魚の料理って無かったりしますから。それもこういったあっさりとしたテイストだと尚更ありがたいです。茸も歯応えがあって抜群でした。

女性はこういうの好きそうですよね。私もスイーツビュッフェではほとんど食べませんけど普段の食生活では必ず野菜を食べます。味噌だけではなくナッツを使っているせいか香ばしい風味が感じられて野菜の甘さが際立つ内容でした。

こんなの普通のスイーツビュッフェで並びます?普通じゃ絶対お目にかかれませんよ。茄子自体ほとんど使われない素材でしょうしね。ナムルにしてあるのであっさりと口休めに頂ける一品。

お洒落だな~と頷きつつもカプレーゼって何?と自問自答しながらひたすら食べてました。

このカボチャサラダも潰してある滑らかな食感の部分と形を残してある食感が楽しめる部分とで分かれており、秋の恵みを感じ取る事が出来るメニューでした。カボチャは料理にもスイーツにも使える食材ですよね。カボチャの煮物とか出しても違和感ないと思いますよ、ここなら。

サーモンとクリームチーズを使ったサンドイッチでした。悪くはないのですが個人的にはあまり好みではなかったかな。前回のサンドイッチがめちゃめちゃ美味しかったので期待してましたが少し残念でしたね。また次を楽しみにしてます。

これ軽食部門だったんですね。食べると甘味を感じたのでスイーツかと疑ってしまいました。それくらい甘さが強かったです。

今回これだけ食べれませんでした。注意しておきたいのがパフォーマンス部門のスイーツではなく、軽食メニューの料理はほぼ補充がありません。用意されてあるぶんのみだと思われます。なので他の軽食よりも先にこの辺のものは取得しておくとスムーズに食べ進めていけるかと。

このローストポークがうまうま。また後程紹介しますがめちゃめちゃ分厚い。食べごたえ抜群なのですが歯応えはありつつも豚が持つ甘さが感じられる料理でした。ローストポークというよりもポークステーキと言った方がいいかも知れない。
今回の軽食では個人的に一番好きなメニュー。

すいません。この辺のパン部門があまりにも恐ろしくて手がつけられませんでした。ビックリというより最早ホラー。食べてる人居なかったような…。

これも終盤まできっちりこの状態のまま並べられていました。という事は即ち誰も食べてないという…。うん、まぁその辺は触れないでおこう。

軽食系は以上。写真撮影も終わったので着席。
前回はお一人様で専用のスペースへ移動させられましたが今回は贅沢にもテーブル席が用意されていました。参加人数に余裕があったからだと思いますがありがたい限り。ただ周りを見渡せば玄人ばかりという。精神的に追い詰められます。
それじゃあ実際に頂いたものを写真と一緒にご紹介させて頂きますね。宜しくお願い致します。

と、その前に今回のメニュー表。レポの参考になるのでこういったものがあると便利ですね。

いきなりですがパフォーマンス部門の『ベリーコンポートが入ったピュイダムール』です。鮮度が大切なので最初に食べておきました。ピュイダムールは以前にも登場してましたね。表面はキャラメリゼしてあり、香ばしい薫り。ふわふわのメレンゲクリームの下にはほんのりと甘いベリーのコンポートが。
ドリンクもセルフサービスなのですが自分で取りにいく通常の飲み物とは別に様々なティーをオーダー形式で楽しむ事も出来ます。その点も他とは違う雰囲気で大人の空間を演出してくれますね。ティーとは別にドリンクコーナーでナッツ&ココアを取ってきました。めちゃめちゃ甘くてナッツの芳醇なコクと薫りが楽しめます。けど甘いな。

いつもながらインスタ映えとはかけ離れた盛り付け方。これじゃ絶対フォロワー増えないよ君w
いつもだと全種類取得するだけでも時間がかかるものですがここは本当にスムーズなのがありがたいです。参加されてる皆さんがほとんどベテラン勢ばかりで初心者が紛れ込んでないのも大きいかと思います。後はガツガツしてる人もおらず、サムネで分かるかと思いますがメインとなるビュッフェ台が二手にそれぞれ独立しており、どちらからでも同じように全てのスイーツが取れるような導線となっています。そのお陰である程度人数が多くてもバラけてくれますので効率的な配置と言えますね。

グラスデザートを中心にこれでほぼスイーツに関しては取得完了かと。結構序盤から来ますね。

これまたパフォーマンス部門から『絞りたてモンブランとバニラアイスクリーム』を頂きました。シェフがとても親切な方でご一緒にピュイダムールはいかがですか?と仰ったものでもう食べたんですけどついつい。こちらのモンブランのクリームは和栗のモンブランと似たテイストですがフランス産の栗が使われているみたいです。後は同じく焼きメレンゲが入っており、軽い食感となっていました。バニラアイスクリームも自家製との事でねっとりとしてバニラビーンズの薫りが抜群でした。贅沢ですよね。

軽食を責めてみます。秋刀魚が美味しい。
魚がこれ程使われているスイーツビュッフェの軽食メニューも珍しいかと思われます。

サンドイッチとサラダ等の野菜系も。

これが例のローストポークです。でかい。
写真だと伝わりにくいですがとにかくでかい。
脂と肉のバランスがとても良く、肉本来の甘さが引き出されていました。そして牛スジカレー。専用の器も用意されていましたが面倒臭くて相席にしてしまいました。逆インスタ映えです。

再びスイーツの海へ。気になったものやリピしたいスイーツなんかをチョイス。モンブランがかなり大きめにカットされていて少しビビってます。

多分写真見れば何となく気に入ってるものが分かっちゃいますよね。鬼リピートです。

ハロウィンドリンク2019と栗のスムージー
ハロウィンドリンクはキウイ?ですかね。栗のスムージーはスタッフの方がその場で実際に作っていたようで時折ミキサーの音が聞こえてました。
濃厚な栗の風味とスムージーならではの口当たりが楽しめる飲み物になっています。

軽食は入るんですが如何せんスイーツがそろそろ限界値に突入して参りました。血糖値ガガガ。

時間的にもキャパ的にも既にリミット寸前なのについ取ってきてしまいました。それくらい素晴らしいスイーツの数々で終わってしまうのが本当に惜しい。素敵な時間はあっという間ですからね。

ドリンクがラストオーダーだったのでアイスティーを頼みました。クールダウンで終了です。
マーシーズン以来二度目の訪問となった、アゴーラリージェンシー堺 the LOOPでのスイーツビュッフェですが最後に総評を少しだけ。
台風の影響があったのかどうか分かりませんが前回よりも参加人数が思ったよりも少なく、こちらとしては終始落ち着いて素敵な時間を過ごす事が出来ました。まぁここは満席でもストレスフリーなので心配はしてませんけどね。
スイーツですが個々のクオリティは申し分なく非常に高レベルだと改めて感じた次第です。この時期定番のモンブランもここ独自のテイストを表現していましたし、その他の栗やかぼちゃ、ナッツ等のテーマに添ったスイーツも抜群だったと思います。個人的にハマったのは定番のモンブランミルフィーユ。カフェ・ノア、タルト・オレリアなんかも好みでしたね。さすがです。ただやはり全体的にかなり重いテイストが続きますのである程度慣れてる方じゃなければスイーツだけを食べ続けるのは難しいかと。以前守口の方では葡萄や無花果といった瑞々しいフレッシュなフルーツを取り入れたスイーツが並んでいたと思いますが栗、かぼちゃ、ナッツという組み合わせは美味しいんですけどやはり重たいテイストは避けられませんからね。それでもまた食べてしまうのはここのスイーツが素晴らしいからに他なりません。ハロウィンシーズンでは個人的NO1です。
軽食も秋らしい素材をふんだんに取り入れつつ、スイーツが重たいぶん軽食をライトに持っていった感じでしたね。先にも書きましたが魚を使った料理がこれだけ並べられているのは非常に稀です。どこもから揚げ、パスタ、サンドイッチというありきたりなメニューしか出してこないのが当たり前になっている中、このメニューは本当に凄い。お陰でお腹パンパンになりましたよ。
そして何よりスタッフの教育が行き届いているのが伝わるおもてなしの精神でした。こちらが呼ばなくてもドリンクの追加オーダーを聞きに来られ、皿もこちらが居ない隙にサッと片付けて下さる。お値段以上の幸福感を与えて貰える場所だと再認識させられましたね。やはりここは別格。
チラシにも載ってましたが次は12月8日、ベリーが躍るクリスマスだそうですよ。ハロウィンが終われば街も一気にクリスマス。そして年末へ。
願わくばまたホワイトクリスマスにここへ訪れる事が出来ますように。それではまた次回。