伊丹シティホテル 訪問日 10/05 前編
気になっていた空模様ですがこの日は気持ち良い秋晴れとなってくれました。運動会がトレンドに上がっていましたがもうそんな季節なんですね。移り行く季節をスイーツと共に歩む日々です。
今回訪問させて頂いたのはこちら。
前々から一度訪問させて頂きたいとは思ってましたが事前予約、事前振り込みという独自のシステムと年に2回しか開催されないので中々タイミングが合わないままでしたが何とか早めに予約を入れていたおかげで参加する方が出来ました。
前もって料金を振り込みする形なのですがそれが完了するとホテルから、
振り込みまでに若干時間がかかってしまい、何度も連絡取らせて頂きました。ご迷惑おかけして申し訳ありません。最初の連絡から丁寧な対応を取って頂き非常にありがたかったです。
今回のテーマは、
という触れ込みでした。正直この手の感じは怪しい場所によく見られる感覚なので少し不安。
話を戻しましょうか。当初の予定では早めに現地に到着する段取りだったのですがまさかの人身事故発生により急遽路線を変更したりとかなり慌ただしくなりつつ、何とかホテルへ到着出来ました。
会場は11Fなので移動します。
ビュッフェがスタートするのは12時からですが受付は30分前から行って頂けるとの事でしたので丁度そのくらいの時間に合わせて会場へ。既に私の他に数人の参加者が待機しており、私も待たせて頂きました。しばらくするとスタッフの方がやって来て、受付がスタート。持参しておいた葉書をスタッフの方に手渡すと、
席番が書かれた紙を頂きました。前もって分かっていた事ですがここは丸テーブルに相席が基本のスタイルになっています。その点も何となく気乗りしなかったんですよね…。コミュ障なもので他人と同じ席というのは結構ハードルが高いです。
そうこうしてると続々と人数が集まり、参加者の層もお一人様からファミリー、カップル等幅広い感じ。毎回参加されてる方も多いんでしょうね。
約10分くらい前になるとようやく入場開始。
各々自分の席番号が書かれたテーブルに向かいます。私も1番テーブルに着席。
ここにきて知ってる顔を見掛けるのも中々…。
来年はもうちょい行動範囲広げますかね。一度くらいは東京くらいまで遠征するのもありか。
席に荷物だけ下ろすとすぐに撮影タイム。
こちらが予想していた以上に品数が多く、非常に苦しい戦いになりました。正直10~15くらいで個人的には十分です。あまり多くなりすぎても結局被ってくるメニューや同じ素材を使う以上似たようなテイストになりがちですからね。余程飽きさせない組み合わせや工夫がないと品数だけあったとしても満足感としては少なく感じてしまうので。とりあえずは恒例のサムネ撮りから。
見てお分かりの通り全種類制覇するだけでもかなり大変な部類のビュッフェでした。ただ制限時間が2時間設けられているのでレポする身としては大変ありがたい限りでした。問題はキャパが持つかという事なんですが果たして…。
それでは伊丹シティホテル『シンデレラの舞踏会~秋のデザートフェア~』スイーツのご紹介。
しっとりとしたココアスポンジと小さくカットされた栗入りのマロンブリュレがまた違った層になっており、食感としても楽しめるモンブランになっていました。
タルト台自体は食感が強くはないもののしっとりと上品な仕上がりになっています。何より無花果の粒々とした食感が素晴らしい。スイーツビュッフェで出てくるタルトとしては悪くないです。
それぞれが異なる3層の構成になっていました。まずは濃厚なショコラクリーム、そしてココアスポンジ、最後に酸味が強いカシスのムース。これ個人的には結構好きだったんですよね。けど何となく何かが足りないような感じが終始拭えませんでした。あとちょっと何か工夫があればめちゃめちゃ美味しいカシスショコラに昇華しそうな予感。
これ食べたんですけどろくにレポートしないまま次に行っちゃいまして…。ただレポしてないところを見るとあまりハマらなかったのではないかと思います。面白い組み合わせならメモってるはずなので。最後にもう一度食べれば良かったかな。
今回のメニューの中では唯一素材の組み合わせ方が面白いなと思わせてくれました。柿のシブーストというのも中々珍しいです。一口食べてみるとあ、柿だと!とすぐに分かるくらいに柿感のあるムースにフレッシュな柿とスポンジ、その下にはショコラクリーム。一番底にはビスケットとナッツが組み合わせられた下地が敷かれていました。
表面には生クリームとバニラクリームの層が。その下のココアスポンジにはカフェ風味のティラミスがサンドされていました。
種類的にはムースケーキですね。ポムは林檎ですので林檎のムースケーキといった感じでしょうか。表面には少し甘さが際立った林檎風味のナパージュ、次に酸味が強めの林檎の果肉入りムースという構成になっていました。
この辺のグラス系が思いの外沢山用意されていました。何となくラインナップとかがスマイリーネプチューンなんかに似てるような感じ。ある程度この辺のデザートも頑張って食べて来ましたがまぁどれも似たり寄ったりで正直面白みに欠けてました。余程キャパに自信があるなら食べてみてもいいですけどこのくらいのクオリティならばわざわざ胃袋を圧迫する必要もないような。
葡萄のナパージュに程よい酸味のフロマージュムースと葡萄のムースが入っていました。
スポンジは若干パサつきを感じました。ブルーベリーのクリームは非常に香りが強めで遠くからでも分かる程。中心には冷やし固められたフロマージュムースが閉じ込められています。
甘めのチョコレートクリーム、次いで少し甘さが抑えられたカフェクリーム、そしてスポンジにまたショコラクリームという構成。今回だとこれが一番オーソドックスなチョコレートケーキだったかも知れませんね。
何だかかわいい名前のケーキですがポティロンとは仏語でカボチャの意。そのまんまでしたね。カボチャのクリームが絞られており、その下には生クリームが入っていました。タルト生地にはこれまた、まんまカボチャがカットされたものが入ってたりととにかくカボチャ尽くしのケーキ。
こちらも林檎を使ったタルトですね。林檎のナパージュに同じく林檎のムース。けどこれも同じ林檎を素材に使うなら全く違ったテイストのデザートにした方が面白そうなもんですが…。終着点は甘酸っぱいムースですからね、どれも。
しっかりとさつま芋の風味が感じられるムースにチョコのガトー、下にはキャラメルナッツの層が見受けられました。バニラはさつま芋と一緒に入っていたのか、そもそも別々のムースだったのか分からず。
ミルフィーユの名前があったのでつい期待してしまいましたが…。特にこれという感想も無く。
余りにも種類が多いのと似たような内容のデザートが並べられていたので区別が難しいです。
ケーキだけでもかなりの種類があったのにこのプティフールが結構大変でした。嬉しい悲鳴というやつ。ただ個人的にはここに並んでいたケーキを何故ちゃんとビュッフェ台にエントリーしなかったのかと疑問に感じてしまいました。そのくらいひとつひとつの質が高く感じましたし、正直メインのケーキよりこちらの方が遥かに美味しいと思えたものなんかもあったので。何となくですがメインのケーキに重点を置いていて、この辺の細かいケーキをあえて食べなかった人もいたような気がするんですよね。私も普段はあまり選んで頂くタイプではないんですが少し気になったので一応ここに乗ってあるものは全て頂きました。食べといて良かったです。後編でその辺も詳しくレポしていきたいと思います。
今回参加してみて思ったのがメインのケーキよりもこういったサブ的な位置付けに置いてあるスイーツの方が私は美味しいと感じてしまいました。プティフールもそうですがどれも丁寧に作られているのが食べると伝わりますし、正直メインの○○を省いてこちらに置き換えた方が面白いのでは?と思ってしまったり。こちらも3種類用意されていましたが個人的には木苺がハマりました。中がねっとりと濃厚な感じになっていて自分好みだったのもポイントとしては高かったです。
シェフがその場で仕上げて下さいます。特に必要は感じませんでしたがレポ用に頂きましたので後編でご紹介させて頂きます。
スイーツは以上になります。多いんだろうなとは予想してましたが細かいものを含めるとかなりの品数になると思いますので全種類制覇するだけでもそれなりにお腹に溜まりますね。慣れてる人は大丈夫でしょうけど普通の方なら中々難しいかも知れません。
後編では軽食や実際に頂いたもの、ビュッフェの流れなどを時系列順に紹介していきます。満腹中枢がイカれてるのかも知れないと最近常々そう感じてしまう。何事もほどほどが一番。