ホテルヒューイット甲子園 ポモドーロ 訪問日 4/12 前編
ブログを更新するべきなのか、しばらく休止するべきなのか迷いましたが批判は覚悟でいつも通り更新させて頂きます。
行かないという選択を取る事が何よりも自分と他者を救う最善の方法だという事は重々承知しております。出来るだけ人との接触、会話等、あらゆる感染の可能性を自分なりですが徹底的に潰してはいます。店側もこの時期にオープンするのは正直デメリットの方が大きいはず。それでも何とか開催してくれた事に最大限の感謝を。
ポモドーロにやって参りました。
今回のテーマは予告通り、
ベリーですね(笑)これで今年の苺シーズンは個人的に終了でしょうか。どちらにせよ現状どこも行けませんから同じですけどね。
緊急事態宣言が良い意味でも悪い意味でもかなりの効力を発揮しているのは間違いないと思います。電車の中はガラガラですし、街を歩いてる人の姿も疎らにしか居ません。先週までと違い、大多数の人が今週から本格的な自粛モードに入っているのだと思われます。
先月のポモドーロは予想より多い参加人数でしたがさすがに今回はいつも見慣れてる常連客の姿も少ないような状況でした。後でシェフに確認すると先月が50人程だったのに対して、今回は約30人程だったとか。キャンセルも相当多かったようで30人くらい出たみたいなので…。
話を聞く限りじゃ20人くらいが開催するかどうかの線引きではないかと仰っていましたから来月に関してもその人数を下回らなければ何とか開催してくれるんじゃないかと思われます。GWも近付いてますし、何とかコロナが収束に向かってくれるのを祈るしかないですが…。
とりあえずはサムネから。参加者が少なかったのと早めにお店へ入れて貰えたんで助かりました。
調子に乗って別ショットも撮影。こんな芸当が出来るのも今のうちだけです(笑)
それではポモドーロでの魅惑のスイーツブッフェ。各スイーツのご紹介。
まずは定番の焼き菓子からスタート。
相変わらずここのシェフはナッツ好きですね(笑)私も同じくナッツ好きですけど。先週の守口でもダクワーズは登場してましたが体感的にはシュークリームよりもこちらの方が面白い内容になるパターンが多いような気がします。非常に軽い食感と細かく刻まれたナッツが癖になる一品。挟まれているクリームもナッツを使ったものですね。
幾つかアップでも写真撮ってますが気分で撮ったり撮らなかったりしてるだけなので(笑)
去年も登場したポモドーロ特製のフレジェ。苺シーズンにはまた再会出来るかと期待してましたがやはり出してくれました。ただ今年は去年とは異なる様子。見た目鮮やかなグリーンの正体はピスタチオ。そしてフレジェには欠かせないのがムースリーヌと呼ばれるカスタードとバタークリームを合わせた特製のクリーム。ショートケーキなんかに使われる生クリームよりもバターが入っているぶん濃厚で風味やテイストも異なります。私はどちらかと言うと生クリームよりも昔懐かしいバタークリームの方が好きなんですよね。だからこのフレジェは本当に大好きなケーキ。苺は特に好きなテーマではありませんがフレジェだけは特別。この季節ならではですからね。中には苺やベリーなんかもしっかり入っていますし、ピスタチオとの相性も抜群でした。素晴らしい。このフレジェだけでも参加した意味があるくらいのケーキです。ちなみに通常よりも1.5倍以上は用意してたみたいなんですが途中にはSOUL’d OUTしてたくらい人気だったみたいですね(笑)シェフも驚いてましたよ。
ミルフィーユは今回グラススタイルで登場。サクサクとしたパイ生地はわざわざ朝イチから手織りして作った特製仕様。本当に頭が下がります。クリームはバタークリームとカスタードをブレンドしたものでしたが若干カスタードの方が強めの印象でした。
シェフ曰くベリーよりも気合い入れて作ってしまったんだとか(笑)意外とメインのケーキよりもサイドメニューの方が充実してたりするのもここならではだったり。トップには洋梨を使ったムースなんですがバニラビーンズの存在がちらり。その下には洋梨をゼリー状にしたものが敷かれていました。一番下の層にはかなり濃厚なショコラムースが。更に下地部分にはナッツがアクセントに入ってますからね。構成もさすがですけど素材の使い方はもはや匠の域。相変わらずムースケーキに関しては群を抜いていますね。
普段はあまりスコーンは口にしませんがせっかくなので。ほろっと崩れる生地はほんのりベリーの風味が。チョコはそこまで強くないのであっさりしていました。
こちらは別のシェフが担当されたケーキだとか。キャラメルのほろ苦さが際立つバタークリームとくるみの食感を生かしたシンプルなケーキを重ね合わせたガトー。クリームとケーキの間にはラムレーズンが忍ばせてあったりと食感だけではなく風味も楽しめる大人の味わい。
淡いピンク色をしたスポンジはほんのりと苺の風味でしっとりとしています。中にはこちらもストロベリークリームが入っていました。定番ながら安心感のあるテイスト。
小さめながらサクサクとした食感が嬉しいかわいいサイズ感のサブレになっていました。
ひんやり冷やされたポモドーロ名物のタルアラも参戦。いつ食べても安定したうまさ。
非常に滑らかで繊細な淡いフロマージュが特徴のレアチーズケーキ。苺が使われていますが甘さと酸味が丁度良いバランスに仕上げられていました。
定番のマカロンはフランボワーズを使ったもの。
今回のタルトは気合い入ってましたよ。多分今までで一番じゃないかな。大粒で甘い苺が贅沢にもたっぷりと乗せられており、カスタードクリームとザクザク食感のタルト台は苺シーズンならではのメニュー。苺のタルトは正直あまり好きではない私ですがこれは美味しかった。わざわざ大粒の苺を仕入れていたみたいですし、こだわりが感じられます。
ここのガトーショコラは絶品ですよ。レギュラーメニューですけどまた食べたくなる美味しさ。ほろ苦いショコラの風味がたまりません。
甘酸っぱいカシスムースと甘さが際立つ練乳のムースを使ったムースケーキ。カシスの酸味がやや強めではあるものの練乳の甘さに関してはうまくバランスが取られていたと思います。
パウンドも安定してます。パサつきは感じさせず苺の他にも各種ドライフルーツが入っていました。
スイーツビュッフェには欠かせないショートケーキももちろん登場。私的には苺が主役のケーキと言えばタルトよりこちらが思い浮かびます。ふわふわのスポンジと滑らかで軽い生クリームが飽きのこないメニュー。
何のこっちゃというネーミングですが決してここのオリジナルとかではなくれっきとしたケーキ作りで使われる手法です。通常のケーキとは真逆で型の一番底に果実等を敷いてから生地を流し込んで作るみたいですね。まだ知らないケーキに出会えるのが本当に楽しい。
表面に見えるのはベリーなんですけど何とも言えない不思議なテイスト。聞けば冷凍したベリーをそのまま使っているんだとか。どちらかと言えば酸味が際立つ風味ですね。スポンジ生地は茶葉が入っており、紅茶を使ったシンプルなものでした。凝った作りではありませんが素材本来の良さが引き出されたケーキですね。
甘酸っぱいフランボワーズムースに爽やかな風味のライチムースが重ねられたもの。その下にはライチをゼリー状にしたものとフランボワーズの果肉が入ったソースも。薔薇のリキュールがアクセントに使われているので香りも他とは異なる仕上がりになっていました。やはりここのムース系は他とはひと味もふた味も違いますね。
今回用意されていたライブスイーツ。詳細は後編にてご紹介。
何故かこんなのも並べられていました(笑)
後はいつものソフトクリームマシン。
さすがに味は前回と変わらずでしたね。
一応スイーツに関しては以上になります。
フレジェを楽しみに訪問したんですけどやはり予告通り出してくれましたね。しかも前回とは異なり、ピスタチオを使った特別なフレジェ。まさかテイストを変えてくるとは思いませんでしたよ。やはりここは楽しませてくれます。大変な状況の中での開催だったとは思いますが参加出来て良かった。
後編では軽食等のメニューも織り混ぜつつ、お送りしていきたいと思います。
相変わらず更新遅めですがチェックして下さるとありがたいです。それではまた次回。