コンラッド大阪 アトモス・ダイニング 訪問日 9/4
ようやくブログが現実に追いついてきたのでホッとしています(笑)
9月になり、最初にやってきたのはこちら。コンラッド大阪『アトモス・ダイニング』で今月から開催中のハロウィンスイーツビュッフェに参加して参りました。
詳しい内容やコンセプトなんかは公式の方に詳しく記載されてますので気になる方は是非チェックしてみて下さい。
前回コラボされた増田セバスチャン氏とのコラボレーション企画の流れみたいですね。
割と面白い内容だったので記憶にも新しいですがハロウィンならではのかわいいスイーツがどう変化するのか気になるところ。
何はともあれ、まずはサムネ撮りから開始。前回案内されたのがビュッフェ開始時間のほんの数分前で結局撮影が終わる前にスタートの合図がかかってしまい散々だったんですけど今回は気持ち早めに案内して下さったお陰で何とかスイーツに関しては手を出される前に撮影完了出来ました(笑)
まぁ軽食とか含めるとやはり数分前の案内じゃ圧倒的に時間が足りないんですけどね。その辺はある程度割り切りつつ、途中で様子見ながら補完していったような感じ。
では今年のハロウィンスイーツビュッフェ、スタートの幕開けに相応しいスイーツの数々をご紹介です。
※今回も公式から説明文引用しております。 【増田セバスチャン氏のハロウィンのデザイン画にインスパイアされて創作したチョコレートです。秋らしくドライイチジクをたっぷりと使用しました。】 【秋のフルーツ柿を使用したベリーヌは、濃厚ながらもすっきりとした味わい。コウモリをデコレーションしたグラスはお皿の上を可愛く彩ります。】
今回のグラスデザートは秋を予感させる柿を使ったもの。コウモリ型のダークチョコレートがトッピングされており、グラスの表面には柿を閉じ込めたゼリー系の素材が。
甘さとしては差程強くはないのですがとにかく香りと滑らかな口当たりが良かったです。
グラスの下部分にはほろ苦いキャラメルのクリームが入っていました。 かわいらしいハロウィンを奏でるコウモリに星形のチョコレート、更にかわいいゴースト型のチョコレートもトッピングされた和風仕立てのムースケーキ。
鮮やかなエメラルドグリーンのほうじ茶ムースは濃厚ながらも甘さが抑えられていました。ムースの下には同じくほうじ茶を使った少し淡い色合いのクリームが入っていたりとシンプルながらも非常に手の込んだ内容。【ベリーの自然な色を取り入れたゼリー。みかんや洋梨と共にお食事のお口直しにぴったり。】 【ゴーストをあしらったハロウィンを感じるカップケーキ。オレンジのベースと、カシスの生クリームでさっぱりとした味わいに。】
お化けのチョコレートでハロウィンを演出したこの季節にはぴったりのかわいいミニカップケーキ。
甘酸っぱいカシスクリームと濃厚なミルク風味のクリームが色合いとしても調和が上手く取れてたような感覚。
中のカップケーキはオレンジ風味なのですがほんのり香る程度でずっしり詰まった感じというよりももう少し軽い感じの生地でした。 【ジミーお勧めの秋のスイーツ。ブラックカルダモンを使用したことによりスモーキーな新たな味わいは生まれました。】
表面にはたっぷりとスライスされたアーモンド。生地的にはもっとパウンドよりかと思いましたがかなりさっくりとした焼き菓子に極めて近いケーキ。
ただこちらが予想していた以上に固いので切るのに手間取りました(笑)
サクサクとした食感がとにかく素晴らしく、シェフが得意とするスパイスを使ったテイストが何よりも魅力的。ベースとしては濃厚なチョコレートが主役かと思いきや、時折感じる洋梨の食感と風味とブラックカルダモンのスパイシーな香りが最高です。
下地に使われているタルト台のような素材がサクサク食感の正体だったみたいです。
秋を感じさせるスパイスの香りと焼き菓子のような食感。個人的には他のハロウィンスイーツを凌駕するくらい、こちらはレベルが高いと感じました。オススメです。 【一口サイズの人気の一品。ブルーベリーの生クリームのしっとり感とクリスピーなタルトの食感の融合をお楽しみください。】 【ジミー・ブーレイのシグネチャースイーツ、ミルフィーユを紅芋でアレンジしました。ハロウィンらしく装飾したデコレーションにもご注目ください。】
トップには食感のアクセントにナッツ、ドライベリーが乗せられており、淡い色合いが特徴的な紅芋を使ったクリームが絞られています。
このクリーム自体はほんのりと紅芋が香る程度の優しい風味。
香ばしく焼き上げられたザクザク食感のパイ生地に挟まれるように濃厚なキャラメルクリームと先程の紅芋クリーム、更に色合いが濃くなった紅芋のピューレが入っていました。
ひとつひとつの素材は決してインパクトが強い印象ではないものの全体的に上手く纏まっていて非常に良かったと思います。
【クリスピーな食感が楽しいシューケット。シュークリームの外側を使用し、チョコレートとシュガーをトッピングしたスイーツです。】
ミニサイズに作られたチョコレートシュー。
表面にはチョコチップとシュガーのトッピング。シュー生地は比較的薄めでビターテイストでした。中に詰められていたチョコレートクリームも甘くないので軽く摘まめるのも利点ですね。 【ふわふわで軽い口どけのヘーゼルナッツのムースに、秋のフルーツアプリコットをコンポートにしてアクセントに。】
アーティスティックなカラーリングと鮮やかなグラデーションが特徴的なムースケーキ。
少しもちっとしたヘーゼルナッツの濃厚なムースの中には甘酸っぱいアプリコットのコンポートが秋を感じさせてくれます。
かなりシンプルな内容なんですけど変に気をてらってないので素材の良さを感じますね。【フランスの伝統的な洋菓子。しっとりとして重厚感のあるプリンのような食感です。ふんだんにあしらわれたプラムと共にご堪能ください。】 【柔らかなココナッツムースにソルティークランチココナッツビスケットでザクザクとした食感をプラスしたムースケーキ。まるで広がる宇宙のような増田セバスチャン氏のデザインをイメージしました。】
こちらも一際鮮やかな光沢を放っているムースケーキですが表面にあるチョコレートムースの下には滑らかな口当たりのココナッツムースが入っており、濃厚なショコラ生地と続きます。
説明ではソルティークランチココナッツビスケットが使われていると書かれていましたが特にザクザク感は感じず。
塩気よりもとにかくチョコレートの濃厚な甘さの方が強かったですね。どうせならもっと塩気が欲しかったかも知れません。 表面にコーティングされた濃厚なソースの下には薄く栗のクリームとふわふわのスポンジ生地。更に中央には大きくカットされた洋梨がゴロゴロと入っており、栗のクリームとの相性も抜群です。
洋梨自体のクオリティが割と良かったのと栗のクリームはあっさりとしたテイストで洋梨を引き立てるような役割になっていました。 【ローズムースを使用して味も華やかな一品。ラズベリーとブラックベリーコンポートで爽やかな味に仕上げました。】
鮮やかなパープルカラーが目を引くムースケーキ。中央部分には酸味が強いラズベリー&ブラックベリーのコンポートがまるで1つのソースになっているような感じで閉じ込められています。
上下に使われているムースは色合い的にカスタードクリームのようにも見えますがここならではのローズを使ったスパイシーなムースになっていました。程良い酸味で口直しにもオススメ。 【コーヒームースとマンゴーという一風変わった組み合わせが驚きの味わいを創り出します。ショートケーキのような柔らかい口当たりをお楽しみください。】
ハロウィンと言えばやはりクモの巣(笑)
ただここが他とは異なるのがほろ苦いコーヒームースにまさかの甘酸っぱいマンゴームースを組み合わせているところ。これがまた妙に合ってしまうから面白いんですよね。
コーヒームースが甘さよりも苦味を強調していたのも気に入りました。ただ土台部分は通常のスポンジ生地だったので少し勿体なく感じてしまいます。 【ビュッフェテーブルでひと際目を引くのは色が溢れ出すマカロンタワー。色のシャワーに心躍り、遊び心を刺激します。】 【見た目もカラフルで鮮やかなこの一品もカラフルな増田セバスチャン氏のデザインをジミーがスイーツにアレンジしたもの。イチジクを使用して秋らしく、ナッツやキャラメルを使用したセサミプラリネでしっかりとした甘さに。】
カラフルな星形のチョコレートやまるでアートのように水彩画チックなチョコレートの飾り付けが面白い見た目ですよね。
ブルーベリームースは酸味がもっと強めかと思いましたが少しぼやけた感じ。
中央部分にはこの季節ならではのイチジクのピューレと好みが分かれそうなセサミプラリネが薄くソースのように重ねられていました。
とても面白いし独創的なんですけど誰もが美味しい!と思うスイーツではないかも知れない。個人的に嫌いではないんですけど何かもう少し全体的な纏め役が欲しいところ。 【表面にはナパージュでコーティングされたバニラムースとしっとりとしたフルーティーな生地が重ねられています。特に中には果実が入ってはいないものの香りと食感でトロピカル感がこんなにも表現出来るのだと少し驚きました。】
スイーツに関しては以上になります。
ここからはセイボリーのコーナー。
いつもなら細々とした前菜チックなメニューが多く並んでいるんですけど良い意味で割と今回は大雑把な感じになっていたので逆に良かったかなと思います。
特に数種類用意されていたカレーやシチュー、煮込み料理なんかはそれぞれの特色が出ていたりと面白い内容でしたし、パンやライスを好みで合わせられたのも自分だけのオリジナルな1皿を作れる楽しさがありました。ただこのうどんだけは正解が分からなかったという(笑)
ではでは当日の流れも含めつつ、実際に頂いたスイーツと料理を載せておきます。人数制限もかけていたとは思いますが思っていたよりも参加者の数としては少ない感じ。
ただそのお陰で開始直後の混雑とかは無かったです。皆さんビュッフェが始まってもすぐには取りに行かず、撮り終えていない写真を各々撮っていたりと終始落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと楽しむ事が出来ました。相変わらず雑すぎる盛りつけ(笑)
ムースケーキなんかは切り分けるのが割と難しいんですよね。途中ビュッフェ台見に行くと既に散々荒らされた後のぐちゃぐちゃな姿しか残っていなかったり。
確かに自分で切り分ける楽しさはビュッフェの醍醐味なんですけど個人的には切り分けてくれてる方が見映えとしても綺麗ですし、取り分ける際のタイムロスも少なくなるんでありがたいかなと。
今回軽食メニューが前回よりも好みの内容になっていたのでテンション上がりました(笑)
各種用意されていたカレーや煮込み料理に合うライスやパンなどがかなり豊富で男性でも楽しめたんじゃないかなと思います。手前のムースケーキが残念な事故状態(笑)
この辺からある程度レポが終了したので好きに食べております。参加人数が少なかったからなのか分かりませんけど今回少し補充は甘かったです。
全く行われなかったという訳ではないのですが全体的に甘い。本来なら無くなる手前くらいの段階で新しいものを運んでくるのが理想的なんですけど皿に荒らされた後のケーキが少し残ってる状態のままで放置されている場面もしばしば。
なので食べたいスイーツが欠品していたり、補充が甘い状態でしたので食べるにも食べるものが見当たらず。お陰でこんな事になっちゃいましたよ(笑)
果たしてこれが正解なのかは分かりません。地味に軽食系で満足してしまったのでスイーツは今回控え目になっちゃいました。
本当はスイーツで締めたかったのが本音ですけどこれはこれで美味しかったのでヨシッ。
ご馳走さまでした( ̄∇ ̄*)ゞコンラッド大阪『アトモス・ダイニング』でのハロウィンスイーツビュッフェでしたが最後に今回の感想を。
前回同様、増田セバスチャン氏とのコラボ企画でしたので全体的な雰囲気も他とは異なるアーティスティックな印象が強く反映されていたような感じでした。
スイーツに関してはここのシェフ独特の発想とセンスを取り入れたメニューばかりで視覚や香り、そしてテイストも楽しませてくれる内容だったと思います。
個人的に良かったメニューを幾つか挙げるとブラックカルダモンチョコレートと洋梨のブーダル。これは本当美味しかったです。焼き菓子系が好きな自分にとっては最高でした。
素材の組み合わせはもちろん、スパイスを巧みに使ったメニューはここならではの1品になっていたんじゃないかなと。
看板メニューという訳ではないんでしょうけど紅芋ミルフィーユもオススメ。テイストが甘いだけにならないよう、素材の持つ甘さを生かしたバランスになっていたりと工夫も感じられます。
軽食に関してですが主食系のメニューは多く並んでいましたけど副菜的な料理や肉、魚なんかのメニューが少ないのでその辺は好みが分かれるかも知れませんね。
10月末までは同じテーマみたいなのでハロウィン好きな方は是非とも遊びに行ってみてはどうでしょうか。それではまた次回。
総評
スイーツ★★★★
軽食★★★☆
サービス★★★★☆
雰囲気★★★★☆
価格★★★☆