スイスホテル南海大阪 タボラ36 訪問日 11/28

気が付けば既に今年も残り約1ヶ月。
11月最後の訪問となる今回はこちらにやって来ました。
スイスホテル南海大阪の最上階、タボラ36でスイーツブッフェ。テーマは『“紅葉”フォールインラブ』正直良く解りませんが今月はここが一番楽しみだったり。本当はもう少し早めに訪問する予定だったんですけど都合上この日しか予定を組めなかったんですよね。素敵なスイーツと料理、そして抜群のロケーションに癒やされに来ました。
早めに到着したのですが既に先客の方が待っていました。ホテルのロビーに座りつつ直前まで時間潰してましたがこの感じだと結構早くても大丈夫そうですね(笑)
当日の参加者の人数ですがやはりコロナの影響からか先月のハロウィンよりは明らかに余裕のある人数だったと思います。けど少ないという訳でもなく、こちらとしても多すぎず少なすぎず丁度良い人数だったんじゃないかと。店側としては多い方がありがたいんでしょうけど今はどこもコロナ対策で人数制限設けてますからね。ある程度利益が出ないとやる意味合いも無いですし。難しいところ。
席に案内されるといつも通りサムネ撮りからスタート。
前回のハロウィンと比べるとやはり見た目のインパクトとか華やかさには欠けるような印象。けど今回はそのぶん素材の美味しさが直に伝わる内容になっていました。
それでは個々のスイーツのご紹介です。
トップには食感のアクセントにヘーゼルナッツと濃厚なムース、間に薄いチョコレートが挟まれており、シュー生地の中には昔懐かしいテイストのカスタードクリームが詰まっていました。サイズ的にも小ぶりなので結構リピしてましたね。
定番ですけど濃厚なチョコレートの風味が非常に素晴らしいガトーショコラでした。トップにはホイップクリームと生地の回りにはパウダー状の素材が使われています。ちなみに上に乗ってるイチョウと紅葉を型どったのはチョコレートですね。今回他のスイーツにも同じようにトッピングとして使われていました。
表面には先程紹介した秋を連想させるイチョウと紅葉型のチョコレートなんかが乗せられていました。甘酸っぱい柑橘系のフルーツを使ったソースの下にはとろける食感のダージリン茶葉風味のパンナコッタが。紅茶に柑橘系を組み合わせるのは面白いですよね。これは良かったです。口直しにもgood。
あ~これ洋梨だったんですね。初回に頂いたきりでリピしなかったので特にレポは取ってなかったもので…。第一印象で特に残らないメニューに関しては余程時間に余裕がないとレポ取らない事も多いです。今写真見返すとこのクグロフの回りにも例のパウダーと言えばいいのか、パフっぽい素材が使われてますね。他のスイーツにも軒並み使われているのを見ると色合いと見た目な要素が多い感じがします。
今回のスイーツの中では割と好きなテイストと素材の組み合わせだったのでリピしていました。ムース系は後半でも重くないので食べやすいですしね。
トップにはホイップクリームがトッピングされており、マロングラッセが丸ごと乗せられていたりとかなり豪華なデザート。外側の層には粗めにカットされたマロングラッセ入りのキャラメルムース、中央にはショコラ風味の生地という構成のムースケーキになっていました。キャラメルの風味はあまり強くないもののその分栗のテイストが強い印象ですね。キャラメルムースの中にも栗を素材として解るように混ぜられていたのが個人的には面白いポイントでした。素晴らしいです。
これは確か前にも見掛けたような感じ。人参が細かくカットされた素材が生地に混ぜられており、自然な甘さを生かしたシンプルなケーキでした。食感のアクセントにナッツが敷いてあるのも面白いですね。こんなにフルーツ乗ってたっけ?と今更思う人(笑)
地味にここもパン部門がなかなか美味しかったりします。一応スイーツメインなのであまり手を出してはいませんが。さつま芋デニッシュだけ頂いてきました。もうひとつの方はマロン餡パンですね。こっちも美味しそう。
これも何となく似たような内容のデザートが以前にも出てたような記憶が。ひたひたに染みたパン系の素材とプリンを合わせたようなタボラ36特製のデザートですね。あまり他では見掛けないような内容なので食べておく価値はあるかと思います。
甘く煮詰められた林檎には美しい照りと光沢の輝き。パイ生地はしっとり系かと思いきや思った以上にサクサクが残ってあるのもgood。ナッツが食感のアクセントに使われていました。
実はこのアップルパイが今回一番のお気に入りです。見た目は正直インパクトに欠ける印象なんですが実際私も食べる前は特に何も感じなかったんですよね。けど食べてみるとこれが妙にうまい。何だろう。お洒落なケーキ屋や洋菓子店では多分出てこないようなテイストなんですよ。外国の片田舎で焼き上げたような地味だけど素材の美味しさと確かな技術が詰まってるみたいな。
これ本当に美味しかったんですけど他の参加者の人は私程リピしてない感じでしたね。ここの客層としてはリピーターよりも新規のお客さんが多い印象なんでその辺も関係してるのかも知れません。とにかく美味しかった。
そしていつものドーナツ各種(笑)
かなり濃厚で素材の甘さが伝わるカボチャのクリームと逆に甘さを抑えたホイップがトッピングされていました。こちらもカボチャ本来の甘味が最大限に活かされており、中のダマンドも非常に良いです。タルト台はザクザク食感でこれまた素晴らしい。今回気に入ったメニューのひとつ。やはりタルト系は重たいぶん満足感もそれなりですね。
こちらも例のチョコレートが乗せられていますね。てっきりまんま出してくるものかと思ってましたがロールケーキはカットされたものが器に入れられたスタイルでした。トップには甘めのショコラムース、その下の中央部分にはねっとりと濃厚なチョコレートクリームが詰められていました。外側は定番のチョコレート生地ですね。全体的に悪くない仕上がりだったと思います。
チョコレートファウンテンとディップするマシュマロ、ドライマンゴーなんかも用意されてました。これを食べる日がいつか来るんでしょうか(笑)
一応インスタ映えを意識して撮るだけ撮ってみたやつ。美的センスが皆無なので解りませんがとにかくでかかったです(笑)
マカロンとクラックチョコレートはいつも同様それぞれ2種類ずつ用意されていました。
ストロベリークラックチョコレートと、
オレンジとピスタチオのマカロン。
柑橘類であるオレンジの爽やかな風味とピスタチオ独特の香り、マカロン生地はねっとりと濃厚で相変わらず素晴らしいテイストでした。ここのマカロンはクオリティ結構高めなので是非とも食べてみて欲しい。
オレンジクラックチョコレートと、
バニラとチョコレートマカロン。
こちらはシンプルにバニラとチョコレートの組み合わせ。口に入れた瞬間に伝わるのはバニラなのですが鼻を抜けていく風味はチョコレートなんですよね。それぞれの素材の良さが引き出されていました。
魔女のスープ…ではなくチョコレートスープです(笑)この辺はスルー案件。
これも結構面白い内容でした。表面にはパウダー状の素材がコーティングされてあり、次いで黒糖を使った香りが素晴らしい濃厚なムース。下地に使っているのはほうじ茶のスポンジ生地ですね。こちらも香りが非常に良かったです。ムース系に目がないのは多分どこかのシェフの影響が大きいっすね(笑)
何の変哲もない見映え要員と踏んでたら割と美味しかったやつ。モンブランクリームは本格的なものなのとコーンも食感が良かったです。
相変わらずここのプリンは絶品。
上品な甘さの生クリームとキャラメルのほろ苦さが光るタボラ36特製のプリン。固めではありませんけどこれはこれでとろける食感が楽しめますね。気が付けば何度もリピ。
今回思った以上にこういうちょっとしたお菓子なんかにも工夫が感じられる内容だったのは思わぬ収穫でした。クランチ状のチョコレートでコーティングされた中身はしっとりとした生地で屋台とかに出てきそうな雰囲気も感じます。
メープルシロップのほんのり甘いクリームを纏ったふわふわ食感のシフォンケーキ。ただふわふわなだけではなく、同時にしっとりとした食感も楽しめる一品。
ミニサイズに用意されていたタルト。
こんがりと焼かれたスイートポテトの香りとねっとり濃厚なさつまいもの風味が秋の訪れを感じさせてくれます。
後はアイスクリームですかね。前回最後ら辺に食べたら溶けかかってたやつ。今回も溶けかかっております(笑)もう少し冷却機能をだな…。
とりあえずスイーツはこんな感じ。
派手さは感じないものの個々のクオリティはまずまず。個人的に気に入ったメニューがあるとテンション上がりますよね。
軽食メニューも充実しております。
よく解らんがカボチャとか入ってました。名札あったとは思いますけど重要視してないんで適当に写真撮影していきます。
パスタではなく茶蕎麦というチョイスがまたいいですよね。蕎麦つゆの塩味がスイーツで疲れた胃に元気をくれます(笑)もっとこういう和テイストの料理はスイーツビュッフェに並んでてもいいような気がするんですけどね。


スーパー美味しいピッツァね(笑)
ビュッフェがスタートしてすぐに無くなる人気ぶりでしたがすぐに新しいものが焼き上がるので心配無用です。熱々のピッツァを頬張れば心も温まりますね。
揚げ物系なんですけどこれも何度も食べてましたね。チーズが入っていて洋食屋のフライ系メニューみたいな感じ。横にあるトマトソースをディップして食べるんですけど私が取った時には既に無くなってました(笑)最後の方で補充されてましたがこういうのもなるべく無くなった段階で気が付けば補充してくれるとありがたいです。
カレーライスは外せません(笑)
今回からようやく温かいご飯が食べられるようになりました。可能ならカレーも宜しくお願い致します。冷えたカレーは残念なので。
ハンバーガーならぬローストビーフバーガー。こちらも肉々しい男気溢れるやんちゃ系メニューでしたよ。バンズもふかふかで美味しかったです。



途中で品切れしたような感じだったんですけどシェフにお願いすれば新たに切り分けて下さいました。
軽食メニューはこれで全部ですかね。
ここからは実際に食べたスイーツや料理の写真を紹介しつつ当日の流れなんかを書いておこうと思います。
初回から盛りに盛っております(笑)
思ったよりも撮影、特に軽食メニューに時間が取られてしまいスタートの合図までに完了出来ませんでした。慌ててビュッフェ台に向かうも子供連れの客やいわゆる普段行かない勢の方が大半だったのか正直かなり待たされてしまう羽目に。まぁこればかりはどうしようもないのでとりあえず取れるだけ取っておきました。ここは品切れしても割と早めに補充して下さるので初回に食べたいスイーツが無くなっても少ししてから行けば復活してる可能性高いです。もうちょいインスタ映えする写真が撮りたいと思いつつもこれが精一杯でした(笑)インスタ映えとは一番遠い男。
残りのメニューとか気になったものも含め第二陣ですね。こちらは控え目に。
とにかくプリンが絶品でした。無くなってもすぐに補充してくれるのは本当にありがたいです。最悪無くなったらそれで終わりというお店もざらにありますからね。ここはその点最後の方まで補充はしっかりしてくれるから安心。慌てず自分のペースで大丈夫です。
一応ある程度レポ埋められたんで軽食もボチボチ摘まんでいます。ご飯がセルフで好きなぶんだけ取れるのはやはり良いですね。アメリカチックなジャンキーな食事風景。
この辺からリピぶんになります。
アップルパイ、キャラメルとマロンのムースは今回特に良かったスイーツでした。ほうじ茶を使ったムースも面白い内容でしたし、口直しには酸味が比較的強いパンナコッタなんかもありましたから最後まで飽きずに食べられたのもポイント高いですね。
恐らくこんな雑な盛り付け方をしてるブロガーもいないと思う。スイーツと軽食メニューの無限ループプレートの完成です。
にしても同じもんばかり食べてるな俺(笑)
まぁ結局リピするメニューって自分が好きなものになっちゃいますからね。多分読んでくれてる人は私が書かなくても何となくこれが好きなんだろうなと予想つくはず。逆に次は何が気に入ったのか伏せておくのも面白いかも知れませんね。
アイスが食べたくなりアイスコーナーへ向かうもやはり既に溶けかかってたの巻。チョコレートとバニラ、抹茶ですかね。この組み合わせは間違いないやつです。
そしてラストはカレーとピッツァで締め。
カレーと言えば例の黒カレーですけどここのカレーもなかなかやります。
ラストとは何だったのか。どうしても茶蕎麦が食べたくなり食べちゃいました。反省はしてるが後悔は微塵もしておりません。
今回はこれで終了。ご馳走さまでした。
ちなみにこれは終了する間際のビュッフェ台の様子。もう誰も食べないとしても無くなったものがあれば補充するのは正直店側としても本来なら避けたいところだと思います。よく見掛けるのが途中から後半になるとスカスカになったビュッフェ台の状態ですよね。こんな風にちゃんとやってくれてるお店は必ずまた訪問したいと思うものです。
変わりゆく景色を眺めつつ落ち着いた空間を楽しめるのもここならではの贅沢ですからね。思わず写真に収めてしまいました。
スイスホテル南海大阪タボラ36でのスイーツブッフェでしたが最後に感想を。
前回のハロウィンと比べるとどうしても見劣りする点が幾つかあるかと思いますがひとつひとつのスイーツに関しては逆に今回の方が全体としてのレベルは高かったような気がしました。
ただ素材が限られているぶん、決められた枠の中でどう変化を付けていくのかはここのシェフの腕の見せ所だと思います。
軽食は文句無いですね。変わらずこの路線でやっていって欲しい。ピッツァやハンバーガー、サンドイッチというパン系のメニューが多い割には肉や魚の料理が若干少ない印象なのでその辺も強化されるとありがたい限り。
相変わらずブログの更新が遅くなってしまい申し訳ありません。仕事的にも年末が近くなりバタバタとしております。なるべく早く更新するつもりですが何とか年末まで駆け抜けていきますので宜しくお願い致します。
それではまた次回。
総評
スイーツ★★★★
軽食★★★★
サービス★★★★☆
雰囲気★★★★★💯
価格★★★☆