急に朝晩の冷え込みが厳しくなってきたような。
関西は
木枯らし1号が例年よりも早く吹いたみたいですし、今年は秋があっという間に過ぎ去ったぶん、冬の訪れも早いのかも知れませんね。
本日は久し振りに同行者も引き連れてこちらへ。

ホテルプラザ神戸にあるスマイリー
ネプチューンで開催されている曜日限定のケーキバイキングにやって来ました。ここもかなりご無沙汰でしたね。木曜日限定のケーキバイキングに加え、夜にも月1回ではありますがコンスタントに開催しているのですが如何せん平日はほぼ無理ゲーですからね…。今回は特別枠として土曜日にもケーキバイキングを行ってくれたみたいです。中々参加するタイミングがなかったのですが今回久し振りに足を運んで参りました。
到着したのは約30分前でしたが既に並んでいる方もいました。席は決まっているのですがここは並んでいる順で案内をされるシステムなので早く入場したいなら早めにホテルへ着いておく事をオススメ致します。
客の入り具合はほぼ満席に近いような感じでした。途中から入ってこられる人もちらほら見掛けましたので正確な人数までは把握してませんけど最初に告知されていた土曜日でのプランが途中で確認してみると予約不可になっていたのを見るにある程度埋まったんじゃないかと思われます。
ここに限らずですがある程度リピーターになってると席はそれなりに融通してくれるような感覚。今回も事前に何か要望を言っていた訳ではなくても私としてはありがたいビュッフェ台に近いテーブル席を用意して下さいました。感謝。
案内が始まると兎にも角にもサムネ撮りを。

初っぱなからこんな事書くのもあれですがこのサムネ撮りをして写真撮影をしてる最中、何となくこれじゃない感が沸々と。まだ頂く前でしたが慣れてる方ですとその場に居合わせたら伝わるものがあるはず。ひとつひとつのスイーツやケーキを見てみてもワクワクやドキドキの感情はほとんど沸いてこず。ただ周りにいた明らかな慣れてない参加者の女性たちは歓声を上げて写真撮ってましたけどね。まぁ良くも悪くもこの感覚が的中してしまう形になったのがここのファンとしは非常に残念。正直パッとしないビュッフェになってしまったなというのが本音でした。とりあえず撮ってきた写真見つつ解説していきますね。


酒枡に入ったスマイリー
ネプチューン特製の名物ティラミス。ここを訪れるなら一度は食べてみる価値があります、と以前ならオススメしていましたが今回は…。美しいグリーンが映える抹茶風味のティラミスになっていました。底にはお麩が入っているのがここの十八番なんですが本来入ってるはずの
マスカルポーネではなく生クリームのみ
というシンプルな構成になっていました。正直以前までのクオリティの方が圧倒的に高かったです。一緒に同行していた人間も前の方が美味しかったと口を揃えて言ってましたので…。これを求めてわざわざここに来る価値はないです。


これはレギュラーメニューだったかな。シュガーコーティングされた表面にサクサクとしたパイ生地の中にはマロン
グラッセが詰められていました。シンプルですけど変に誤魔化していませんので素材の美味しさが良く現れています。


表面は軽く焦がしたような色合いと風味。
プディングのようにとろける食感のシブーストクリームが柿の果肉と非常に良く合っていました。更にキャラメルのクリームが下に入っており、まるでビスケットのようなザクザクとした生地が特徴的でした。

何故わざわざこれをメインのビュッフェ台に並べられていたのが分かりません。余程このバームクーヘンに特別な細工がしてあるのか自信があったのか…。怪しすぎるのでスルー。


粒々とした苺の食感が癖になる、真っ赤な彩られたナパージュに覆われたムースケーキ。ストロベリームースと苺のソースが染みたウェットな食感のスポンジが間に挟まれていました。丁度ティラミスのような感じでしょうか。


苦味を効かせたキャラメルのクリームに生クリームが塗られたシフォンケーキでした。


芋、芋、芋と続きますね(写真撮影とレポした順番は必ずしも同じではありません)。さすがに溜まって参りました。特に珍しい組み合わせでもありませんし、正直お腹に溜まるだけのメニューだったというのが正直な感想。美味しくない訳ではないんですが面白味に欠けるというか。お家で自家製タルトとして出されたなら百点満点ですけどスイーツビュッフェでこれが出されても驚きもしませんし、腹に溜まるな~くらいの感想しか出てきませんね。


これは定番ですね。ショートケーキを語らずしてケーキバイキングもスイーツビュッフェもないでしょうし。特にここで書くような内容ではないですけど普通に食べれますし、普通に美味しい。この言葉の意味も汲んで頂ければ幸いです。


キャラメリゼされたような香ばしい風味の
グラサージュショコラがたっぷりとかけられたケーキ(名前確認出来ずでした。申し訳ないです)。中の生クリームも普通のものとは異なる印象でキャラメルの風味がほんのりと感じられましたが底にはサクサクとしたビスケット生地が敷かれており、歯応えと食感が面白いと感じました。


メープルシロップを思わせる風味が特徴のムースケーキ。素材的に意外だったのがここにもさつま芋が入っていました。メープルムースとの相性も悪くはなく、しっとりとしたタイプのパイ生地とバランスが取れていたように思います。


レギュラーメニューですね。過去に何度も食べてますけど安定した美味しさなので悪くはないですよ。良い意味での手作り感がありました。


表面には甘めの
モンブランクリーム。色合い的にスポンジにも栗が入ってるような印象でした。生クリームと折り重ねられた生地はふわふわしっとりの食感。中央にはマロン
グラッセが入っており、クオリティとしてはかなり高いものだと思います。ここのロールケーキ部門は相変わらずハイレベルですね。素晴らしい。


ラズベリーを効かせたベリーショコラがたっぷりとかけられていました。反対に中にはあっさりとした生クリーム、そして酸味が際立つ
ラズベリームース。ただ非常に柔らかく盛り付けるのに苦労しました。これと先に載せたショコラケーキのレポがごっちゃになってしまい大変な事態に。頼むから名札だけはつけといて欲しいです。ポワールは
洋梨ですけどあまりそのテイストは感じられませんでした。中の生クリームにもしかすると
洋梨が入っていたのかもと思いましたが判別出来ず。


完全に見た目としてはデニッシュみたいな印象ですね。生クリームに苦味が効いたキャラメルクリーム、熟れたバナナの果肉が中央に入っていました。スイーツというよりも菓子パンとかの部類に入るんじゃないですかねこれは。見た目以上に重たいですし、ケーキ食べてるんじゃなくて明らかにパン食べてる感覚なのでどうにも違和感が…。


カスタードクリームにいちじくのコンポート、
ラズベリーがトッピングされていました。これ似たようなの前にもありましたよね。感覚としては濃厚な風味のタルトに近いようなテイストでした。


柿を使ったスイーツは時々見かけますけどまんまタルトに仕上げているのは中々面白い発想ですね。表面にナパージュが施されており、柿のコンポートがダイナミックに盛り付けられています。カスタードクリームにタルト台はしっとりとしたタイプでした。柿という素材以外特別な要素は感じられませんでしたがその分素材そのものの風味や美味しさが全面に出ており、私は今回のメニューでは一番好きなスイーツでした。


これも定番ですね。あえて食べなかったんですけどホテルメイドとしては悪くない品質だと思いますよ。


先週のハイアットを彷彿とさせるようなまんま
パリブレストですが珍しく
紫いもを使っているのがポイントでしょうか。
紫いものクリームにそれとは異なるさつま芋を
グラッセにしたもの、固めに仕上げられたカスタードが詰められていました。抹茶とかはありましたけど
紫いもっていうのは
パリブレストでは珍しいのかも知れませんね。

ここからは後から出されたものになります。
チョコレー
トタルトですけど特にレポする必要はないですね。言い方悪いですけど
業務スーパーなんかで売られてる冷凍のチョコレートケーキみたいな感じ。ホテルメイドなのかどうかは正直微妙です。と言うか後から補充された新しいケーキは怪しげなメニューが半分程紛れていたので…。
※追記
何となく以前も後から追加された記憶があったのとどこかで見掛けたような気がしたので調べてみましたがほぼ確定でこちらだと思われます。
やはり自分の感覚は信用するべきですね。美味しくない&怪しいと感じたものはかなりの確率で業務用の冷凍ケーキですから…。上に振り掛けられた金粉、表面の
グラサージュショコラに二段層になったチョコレー
トタルト。案の定でしたね。

ここからですが断定は出来ませんが怪しげなゾーンに突入します。シャインマスカットがトッピングされており、薄く塗られた生クリームに抹茶クリーム、抹茶パウンドと続き、
ラズベリーのソースが間に挟まれていました。この形にこの構成。何となく嫌な予感が…。

これだけは一応取りましたけどここから先はさすがに怪しすぎると判断しましたのでスルーさせて頂きました。味がどうこうというよりもあまりにも怪しすぎるので…。フルーツなんかで誤魔化してますけどこの形状はフリーカットシリーズなんじゃ…。


これも疑惑の眼差し。軽く検索した感じだと該当するものは見つかりませんでしたがこの流れの中でこれだけホテルメイドというのも逆におかしいような気がするんですよね…。

同じくボンパルクだとこれが一番可能性としては濃厚かと。
ドライフルーツと多種類のナッツが散りばめられたタルトでした。かなりねっとりとした風味で
キャラメリゼのような香ばしい薫りが特徴的。焼き菓子に近いような感覚ですかね。ただテイストとしては微妙なラインでホテルメイドだと言われればこんなものかと納得する部分もありますがその逆もまた然り…。どちらにせよ諸手を挙げて飛び付くものではないです。

ほぼ確実に冷凍ケーキです。急いで出してきたのが丸分かりな不十分な解凍状態で食感は最悪、味も
最低。思わず不味いと口に出してしまうところでした。この日の客入りくらい把握出来ていたでしょうに…。冷凍ケーキを急ぎで出さなくてはならない程枯渇していたのでしょうか。その他スイーツの補充に関しては後半でじっくりと。

チョコレートショートケーキでした。これも後から登場したものですがこれだけは多分ホテルメイドなんじゃないかと予想。何となく通常のショートケーキと似たテイストも感じられましたし、質としては決してクオリティが高いとは言えませんがそう悪くはなかったと思います。まぁわざわざこれを食べる価値があるかと問われると微妙ですが。

同じく不確定ではありますがホテルメイド…だと信じたい…。表面は林檎の風味が感じられるダマンドのような感じでしっとりとしたパウンド生地、底にはレーズンが散りばめられており、どちらかと言えば焼き菓子のそれに近いです。
メインとなるビュッフェ台のケーキはこんな感じですかね。サブの方に並べられていたものは後編で纏めます。これ以上書くとあまりにも長くなりすぎるので…。
しばらく来ない間に大分劣化してますねここも。
増税と共に値段は上がり、質は低下という一番最悪なパターンかと思います。夜に行われる月1の方はもしかするとまだクオリティが高めのスイーツが並ぶ可能性もありますが…。これだと
不二家でケーキバイキング食べてる方が満足度としては高いんじゃないかなと思ってしまいました。あえてここを選択する意味合いもないですし。当たりか外れかなら間違いなく今回は外れでしょうね。それがたまたまならいいんですが客にしてみればその1回が全てですから。値段上げるなら上げるでもう少し高くなっても構わないからちゃんとした本気のスイーツを出して欲しいです。もしこれがここの全力なら完全にオワコンかと。

この景色だけは満点でした。以上です。
残りは後編で総括して更新致しますので。