取り急ぎの後編スタートです。
とか言いつつこれがいつ公開されてるのやら。
前編でも書きましたが実際にお店に到着したのは30分程前だったと思います。2部でしたので13:30~からの予約でしたが写真撮影を粗方済ませ、邪魔にならないようお店の少し手前で待機していると声をかけて頂きました(多分怪しすぎたんでしょうね)。てっきり予約の確認だけかと思っていると13:10くらいだったと思いますがすぐに店内へと案内され、ドリンクのオーダーまで通して頂きました。前回は女性のスタッフがほとんどだったのに対して、今回は男性のスタッフが多かったような印象です。恐らく女性は1人のみだったかと。
ちなみに今回通された席はこちら。
行き交う人たちも何と無く忙しくなってきたような。もう年末ですからね。
メニュー表があったので撮影しておきました。
ここは飲み物も格別ですからね。優雅な午後のティータイムが過ごせるのもここならでは。
バタバタしてたのもあってかカフェオレをアイスでオーダー。冬なのにアイスカフェオレ。
その後すぐにケーキのファーストオーダーも聞きに来て下さりました。この間も全て男性スタッフが対応しており、テキパキと素早く動かれていました。別に女性だろうが男性だろうが関係ないんですけど私の経験上、対応が素晴らしかったのは全て男性なんですよね。偶然なのかはたまた。
前回の二の舞の可能性もありましたので最悪のパターンも考慮してオーダー順は考えていました。
とりあえず食べたいものから順番にオーダーしています。食べ合わせとかは皆無。
定番ですが苺のショートケーキ、ノエルドゥルセ、トンカ豆のツリーモンブラン、フォレノワールにしてみました。
ちなみに最初のケーキが運ばれてきたのが13:22頃。スタート時間は13:30からですがお店のご厚意から前倒しでスタートさせて頂きました。感謝。
・ノエルドゥルセ
曲がりなりにもブロガーっぽい事してるので何とか頑張って撮影しておきました。ちょっとでも雰囲気が伝わればいいのですが…。相変わらず下手な撮影で申し訳ありません。
・フォレノワール
期待してた以上のクオリティで驚きました。欲を言えばもう少しキルシュが強くても全然大丈夫です。正直キルシュが効いていないフォレノワールはただのチョコレートケーキですからね。グリオットチェリーもアクセントとして良い存在感を放っていました。素晴らしかったです。
・トンカ豆のツリーモンブラン
ただのモンブランではなくトンカ豆なんかを使っているのが良いですよね。ここ独自の雰囲気も感じられますし。
・苺のショートケーキ
別に食べなくてもいいっちゃいいんですけどつい食べたくなるのがショートケーキの魅力。ケーキの王様はこのショートケーキなんじゃないかと。
2回目のオーダーも前回とは比べ物にならない程スピーディーに運んで下さいました。どうやら当たりくじを引いたみたいです。
・フレーズピスターシュ
苺シーズンでも似たようなのはありましたね。この手のスイーツはやっぱ食べてても面白いです。ムースが多層構造に分かれていたり。インスタ映えするスイーツが悪い訳ではなく、ちゃんと中身が伴っていれば構わないんですよね。けど最近の流れは見た目が良ければ中身は二の次になっているのが風潮なので…。
・アールグレイショコラ
フレーズピスターシュが赤ならこちらは黒と来ましたか。これも同様にムース系が好みなら必ずハマると思いますよ。ただ若干重めではありますので前半にオーダーしてしまう方がいいかと。
・スノーマン・トロピカル
かわいい姿のスノーマンを遠慮なく真っ二つに叩き斬るサイコパス(笑)。どことなく悲哀に満ちた顔をしてらっしゃる。ごちでした。
・柿とコーヒーのタルト
さすがにこれは断面図撮影出来ませんでした。多分やると酷い写真になっちゃうので…。
3回目のオーダーはこちら。感動したのはこのオーダーを運んで来てくれた際に男性スタッフがこちらの様子を見ていて気になったのか『今更ですが宜しければこちらをお使い下さい』と別皿をわざわざ持って下さいました。これまで何度か訪問していますがこんな配慮をして下さったのは初めてだったので非常に嬉しかったです。まぁ運ばれてきたケーキを移動させた挙げ句、ナイフで切り分けて撮影してる人はほぼ居ませんからね…。目立ちますよねさすがに(笑)。その他にもこちらがハンカチを落とした際にはすぐにその場で拾って下さったりと素晴らしい神対応でした。イケメンな上に神スキルまで備えてるとは。
・バスクチーズケーキ
甘さが控え目なのもあってかあっさりとした印象でしたね。結構濃厚なのが売りなのでサイズが小さくてもお腹に溜まってくるんですけどこのバスクは食べやすい工夫がされていました。
・ラズミント
これもミントの組み合わせが面白いなと感じたケーキでした。ハーブ系は嫌いな人は嫌いですけどそれをうまくケーキに取り入れられていたのが目から鱗でしたね。こういう使い方もあるのね。
・リンゴコンポートとミルクアイス
地味に驚いたという点では一番驚かされたデザート。よく説明文読まずにオーダーしましたがすぐに塩の風味がダイレクトにきたんで一瞬何事かと思いました。アイデア次第でただのアイスも立派なデザートに化けるもんですね。
・サヴァラン
どうやら私の中でもう1つの食べ損ねたグラスデザートとこいつがごっちゃになっていたみたいです。毎度毎度やらかしますね…。学習してくれ。
4回目のオーダー。もうメインのケーキはある程度食べられたので正直満足しちゃってます。なのでここからはリピートタイムという事で。スタッフの方が迅速に運んで下さるおかげで無駄なタイムロスが無く、こちらも余裕を持ってレポとケーキを楽しめます。感謝しなくては。リピとしてはノエルドゥルセとフォレノワールをオーダー。
口直しにバケットサンドと、
コーンスープを頼んでみました。どちらもピカイチの美味しさで見事にリフレッシュ出来ました。
カプチーノをオーダーしてみましたがとにかく泡の癖が凄い。飲んでるのか食べてるのか解らなくなってくるという事態に。
5回目のオーダーとなります。
この辺でそろそろフィナーレの時間が迫ってきました。前回の事もありましたので今回は期待せずにとりあえずメインのケーキだけはオーダー出来れば御の字程度に考えていましたが予想とは真逆の結果になってくれたおかげで持ち時間をフルに使って楽しめました。
制限時間30分前となりましたのでラストオーダーになります。頼んでからやっちまったと悔いる人。それでも最後まで美味しく頂けるのはここのケーキが素晴らしい証拠。ご馳走様でした。
ホテル日航大阪でのクリスマススイーツオーダーブッフェでしたが結果として前回が嘘のような最高の時間を過ごす事が出来ました。スイーツのレベルが高いのはもちろんなのですが私の場合『おもてなし』の対応次第でそのお店に対する良し悪しが概ね決まってしまうような気がします。特にホテル系のビュッフェなんかはそれが如実に現れますよね。今回はその対応力がずば抜けて高かったという事です。もし前回と同じく、ただでさえ制限時間が短い上にオーダーしてから実際にケーキが運ばれるまでの時間が遅くなればそれに伴い本来落ち着いて過ごせるはずの空間が損なわれてしまいます。更にスタッフの動きが悪い等、対応力が悪ければ確実に評価としては下がるでしょう。何の為にスタッフがいるのか。それを理解してるか否かで各々の動きや対応力は如何様にも変化するんじゃないかと思います。高級ホテルというブランドだけに傲ってしまえば自ずと自分たちの振る舞いにもそれが現れてくるものです。まぁ何処とは言いませんけど有名なとこがありますよね(笑)。私のブログ読んで下さってる方はお分かりかと思いますが。そういった意味では今回対応して下さったスタッフの方は素晴らしかったです。全体を見渡せていれば客が何をして欲しいか、ある程度予想はつくはず。こちらが言わずとも細かな気配りが出来るスタッフは向こうから聞いて下さいますので。何だか話が脱線してしまいましたね。また悪い癖が出てしまった。
スイーツに関してですがバランスが上手く取れていたんじゃないかと。色合いや見た目で言えば前回のハロウィンの方が
インスタ映えしそうですけど個々のクオリティで判断するなら私は今回の方が高いと感じましたね。クリスマスシーズンならではの華やかさや素材の組み合わせ等の工夫も随所に盛り込まれており、面白いと感じるスイーツも多々ありましたし。個人的にはフォレノワールやノエルドゥルセなんかが強く印象に残っています。素晴らしいケーキをありがとうございました。
総評
スイーツ★★★★☆
サービス★★★★★
雰囲気★★★★★
価格★★★★
※今回はスイーツビュッフェではない為軽食は入れておりません。
前回の堺ぶんも総評書いておきますので…。
それではまた次回。