À demain(ア・ドゥマン ) 訪問日 8/19 前編

À demain(ア・ドゥマン ) 訪問日 8/19 前編

嵐も過ぎ去り、お盆休みも最終日です。

以前からお名前だけは耳にしてましたが実際に伺うのは今回が初めてですね。

神戸三宮にお店を構えるアドゥマンさんです。ランチとカフェも兼ねて営業されてるみたいですね。夜も比較的遅くまでやってるようです。にしても本気のかき氷…気になるw
JR三宮から徒歩数分で着ける立地条件の良さに加えて、インスタ映えも申し訳ないスイーツが並んでいるのに関西エリアでもあまり話題にはなっていないのもずっと引っ掛かってたんですよね。
まぁあまり有名になりすぎると予約が取りにくくなるんであれですけど。ただ良いと感じる場所は皆さんで共有したい主義なもので。
ちと脱線してしまいましたね。
直通のエレベーターで4Fまで上がると、
外側からは分かりませんけどお店は非常に明るく、窓からの眺めも悪くないです。店の規模としても広すぎず狭すぎずカフェという言葉が一番しっくりくるような感じ。まさしくカフェ。
今回のスイーツビュッフェですが概要を。

1周年なんですね。おめでとうございます。
ケーキ屋さんももちろんですが新しくお店がオープンするのは珍しくもないですけどそれを継続していく大変さは今のご時世、なかなか難しいと思います。特別仕様との事で非常に楽しみ。
当日ですが12時からの予約をさせて頂きました。一応予約推奨ですけど余程満席でなければ当日でも参加出来るような感じですね。
10分程前にお店に到着したのですが案の定一番乗りでした。予約の確認と軽くスイーツビュッフェの説明を受けると許可だけ頂き、ショーケースの中のスイーツを撮影させて貰いました。
あと余談ですけど予約時間が12時でも若干早めにビュッフェをスタートさせて頂けるようです。私も5分前倒しで11時55分から始めさせて頂けたので。その辺はカフェならではかも知れません。
まずは恒例のサムネ撮りからスタート。

誰もいませんので今が一番の撮影タイムかも知れませんと店員さんも仰ってましたが正しくその通りでした。いつもは押し合い圧し合い戦争のような撮影タイムですが落ち着いて伸び伸びと自由に撮らせて頂きました。ありがとうございます。
今回のスイーツビュッフェもLINEから情報を貰ったのですがスイーツの様子も事前に少し送られてきてたんですよね。それまで若干不安感があったのですが写真を見る限りじゃ悪くない感じだったのでその辺もかなりありがたかったです。
ここからはそれぞれのスイーツについて。

トップには桃のクリーム、しっとりとしたスポンジに生クリームという定番のもの。クリームの中にも小さくカットされた桃が入っていました。黄桃のとネーミングする割にはそれを感じさせる要素がトップに飾られてある桃のクリームくらいだったのが少し残念。若干スポンジが甘ったるく感じたのが気になりました。

かなり全体的に甘めの印象です。マンゴーのピューレ自体も甘さが強かったのですがレアチーズも同じくらい甘かったので少しくどさを感じてしまいました。仕上がりとしては決して悪くはないのでレアチーズがもうちょっと酸味があるとマンゴーとのバランスが良くなるような気がします。

甘めのホワイトチョコレートにフルーツが乗せられたもの。とにかく甘いの一言。さすがにこれだけはリピしませんでした。

スイーツビュッフェでは良く見かけるブリュレ。表面はキャラメリゼしてあり、パリパリの食感と香りを楽しめます。悪くないです。

これ最初マンゴーの方だけだと思っていたのですが途中で桃の存在に気付いて何とか頂いておきました。どちらも定番のフルーツゼリーという感じでした。

ザクザクとしたタルト台にフィナンシェを思わせる生地。生クリームとマスカットがトッピングされてました。小さめながら思った以上にしっかりと作られた本格的なタルトになっていますね。今回一番のお気に入りです。素晴らしい。

ほんのりと苦味を感じられるカフェオレのクリームの下にはチョコレートをスポンジでサンドしてありました。特別なものは感じませんでしたがこれも非常に良く作られていると思います。

このオペラも抹茶仕様という要素も相まって、ピンポイントに私のど真ん中を責めて来ました。カフェショコラもそうですがこのサイズ感としては完成度がピカイチだと思います。少し甘めの抹茶クリーム、抹茶スポンジと幾重にも層になっており、これもチョコレートがサンドされていました。なんちゃってオペラではなく、しっかりとオペラを作られているのも凄い。美味しいです。

小ぶりながら定番のタルト台にレモンの甘酸っぱい風味がたまらないクリームが絞られています。

ショートケーキをグラススイーツに仕立てたアドゥマンオリジナル仕様。入ってるものは特別なものではありませんがフレッシュなメロンが中にも沢山入っており悪くないです。一番底にはクランブルのような食感のものが敷かれていました。トップに乗せられたメロンですが食べやすいようにひとつひとつ皮を途中まで剥いて頂いていたのにはこのお店のおもてなしの気持ちを感じましたね。こういうちょっとした心遣いや工夫が次に繋がったりしますので。もちろんそのお店の評価も変わってきます。

これ以外なグラスデザートにも当てはまる事ですがグラス系でこれくらいのものがこの価格帯で出てくるとは。生クリームの下にはいちじくをピューレ状にしたものが。甘さが自然でくどくなく、果実本来の甘みが引き立っていました。

これも文句なしで美味しい。とろけるような食感とマンゴーの濃厚な甘さが癖になります。こんな事言っちゃなんですけど中途半端なグラスデザートを出してくる高級ホテルよりも格段にレベルが高いと感じました。

このパウンドケーキもなかなかです。
この辺の部類に属してるパウンドとかフィナンシェとかは怪しいものも時々お目にかかるのですが食べた感じだと恐らく手作りされてるような感じ。クッキーなんかも結構良かったですよ。

マカロンもひとつひとつ個包装されているなどちゃんとされていました。色的にテイストが異なるのだとは思いますがさすがに全て食べ比べはしておりませんのでご容赦下さいませ。

かわいいくまさんのフィナンシェが観覧車をモチーフにした遊び心のある配置で飾られていました。これも見た目とは裏腹になかなかの出来映えでしたよ。ひとつ取ると重心のバランスが崩れるのを利用して観覧車が回転するギミックになっていて、個人的にそれが面白かったです。

途中から登場したスイーツ。
ビターなチョコレートの風味が楽しめます。
もしかすると時間帯で他にも登場したスイーツなんかもあるのかも知れませんね。
ショーケースに並べられていたスイーツはこんな感じでしょうか。訪れる前はお店がカフェという事もあり、正直あまり期待していませんでしたが実際にスイーツを頂いてみると良い意味でその気持ちを裏切ってくれました。
滞在中にもスイーツビュッフェの利用者の他、ランチとして利用する人もいましたし、お店としてはなかなか賑わっているような印象を受けました。ただホテルやその他のカフェ等で行われているようなスイーツビュッフェだけに特化している訳ではないのでその辺が評価としては難しいところ。スイーツに関して言えばこの価格帯でカフェとして提供されるレベルでは群を抜いているのではないでしょうか。カフェ系はあまり経験値がないものでここがどの程度の位置付けなのか明確に答えられませんが少なくとも私は来てみて期待外れではなかったですし、むしろ次また開催されるなら訪れる価値は十分にあると思いましたね。
後編ではその辺も含めて詳しくレポなどを。
明日から仕事なのでユウウツだ~。また次回。