ホテルヒューイット甲子園 ポモドーロ 訪問日 1/24

ホテルヒューイット甲子園 ポモドーロ 訪問日 1/24

今年もやはり雨のジンクスは健在なようで(笑)ホテルヒューイット甲子園にやって来ました。結構久し振りになっちゃいましたね。

 

正直行くかどうか迷ってたんですが連日の苺ラッシュに加え緊急事態宣言も出てますし。なるべく近場で済ませたいのも大きいです。

 

もうご存知の方がほとんどだとは思いますが今年からスイーツブッフェの時間帯が大きく変化しています。今回からはアフタヌーン&ナイトスイーツブッフェという形になったみたいですね。私も前回満席だったんで訪問出来なかったんですが恐らく密を避ける意味合いでしょう。

 

ちなみにアフタヌーンスイーツブッフェは3部制で90分、ナイトスイーツブッフェの方は2部制で120分となってます。夜の方が時間も30分多いのとスペシャルなメニューが用意されてるらしく値段も少しだけ高く設定されていますね。

 

どうせ訪問するならより面白い方がいいんで今回夜の部を予約しておきました。予想では昼に予約が集中するんじゃないかと思ってますが果たして(笑)

 

今回のテーマは“抹茶”ですね。

他のホテルが軒並み苺尽くしなのに対し、ここは苺ではなく抹茶からスタートしてくれるんで非常に助かります。抹茶が一番好きなテーマだったりするんで久し振りに楽しいビュッフェになりそうな予感(笑)到着するとビュッフェの受付を済ませ、テーブル番号とコロナ対策に関する注意書きなんかが書かれた用紙を頂きました。

 

分かってはいましたが写真撮影は完全にNGですね。コロナがある程度収まるまでは当分の間この形態は続きそうですね。以前なら開始時間の2、3分前にようやく案内開始とかざらにあったんですが割と早めに案内が始まったのはありがたかったです。

まぁ写真撮影出来ないんで実質意味無いんですけどね。仕方ないのでテーブルを撮影(笑)ナイトスイーツブッフェにのみ用意されていたのが3種類のスペシャリテ。去年訪問した時と同じスタイルで今回もブログ書いていきたいと思います。とにかく撮影禁止になっているんで各スイーツの名前を覚えるのに必死でした(笑)

 

一応食べログの方に写真載せるとか書かれてますけどあまり信用してないんで自分の記憶と感覚のみが唯一無二の武器です。

 

ただ正直自信無いんでもし間違っていたら申し訳ありません。何と無くで読んで貰えると助かります。①抹茶のザッハトルテ

何層にも重ねられた濃厚な抹茶を使ったチョコレートケーキ。多分ですけど柑橘類のピールか何か混ざってたんじゃないかな?抹茶の風味とは別に感じられたので。スペシャリテなのが非常にもったいないメニュー。

②ショコラのミルフィーユ

ここでミルフィーユがやってくるとは。しかも苺ではなくショコラですからね。やはりここは面白い。パイ生地はパリパリの食感が嬉しい定番のものですがショコラを使っているので通常のパイ生地よりも濃厚でコクのある味わい。中のショコラクリームはカカオの苦味を全面に押し出したもの。添えられた甘酸っぱいストロベリーソースがまた良き。

③豆のムース

色合い的にずんだ餅のように鮮やかなグリーンから察するに恐らく枝豆でしょうか。

トップに乗せられた粗めのソースと舌触りの良いソースが特徴的。豆のムース自体はかなりシンプルな作りで素材の美味しさを生かした感じですね。全体的にわざと荒さを残したテイストだったのも良かったです。左側にあるのはゆずのソースでした。これも荒い仕上がりでゆずの苦味や香りを感じられるもの。

 

スペシャリテの3種ですがどれも個性的で他にはないデザートばかりでした。これだけでもここに出向いた価値が感じられます。【ほうじ茶のクリームブリュレ】

当日のライブデザートでした。アフタヌーンティーブッフェでも同じものが出されていたのかは不明。

表面はパリパリになるようキャラメリゼされてあり、食感と香ばしさが素晴らしい。中のクリームも濃厚かつ優しい甘さが広がります。①フォレノワール

まさか抹茶がテーマのスイーツブッフェにフォレノワールが出てくるとは予想外でした。トップに絞られたクリームにはほんのりキルシュの香り。ダークチェリーも乗せられていました。まず最初に濃厚なショコラムースなんですがチョコレートとチェリーの酸味を少し効かせた特別なもの。ここにも刻んだチェリーがアクセントに使われています。このショコラムースで挟むように酸味が際立つ別のムースが入っていたのがまた面白い。下地にはウェットな食感のココアスポンジが使われていました。個人的にフォレノワールが好きなのもありますが後で話を聞くと今回のキルシュはかなり質の良いものを使用したんだとか。それが伝わる内容の濃さでした。

②チャイのムース

チャイは日本でいうミルクティー。
表面にはチャイの何とも言えないコクと旨味を感じさせるぷるぷる食感のゼリー。その下に少し甘さを際立たせたチャイムース。シナモンも使ってたのかな?何と無くスパイスのような香りを感じました。

③抹茶ショートケーキ

やはりショートケーキは抹茶ですね(笑)

苺からの解放ですよ。和のテイストを演出する為にトップにはマロングラッセや甘く煮詰められた黒豆なんかが乗せられていました。抹茶クリームも甘すぎずほんのりと抹茶本来の苦味も感じられ非常に素晴らしい塩梅。中のクリーム部分にも黒豆をカットしたものが食感のアクセントに使われていたりと非常に手の込んだショートケーキでした。

④抹茶とショコラのムース

こちらは抹茶単体ではなくショコラとの組み合わせ。上段部分の抹茶ムースは甘さ控え目にしており、優しく口に広がる感覚。下段のショコラムースは抹茶よりも少しだけ甘さを感じさせてくれます。相変わらずここのムースケーキは抜群ですね。

⑤ほうじ茶のレアチーズケーキ

今回チーズケーキだけでも抹茶とほうじ茶、何種類ものメニューが並んでいました。正直どっちがどっちだったっけと帰宅後に判別するのが困難な状況に。多分そうだろうという感じなのでご容赦願います(笑)

こちらはレアチーズ。同じほうじ茶でも微妙に香りとか甘さの加減を変えてきているのがここならでは。

⑥ほうじ茶のチーズケーキ

かなりねっとりとしたほうじ茶を使ったチーズケーキでした。どちらかと言うとスフレタイプになるんですかね?これも抹茶同様素材の香り、コク、甘味なんかを最大限に伝わるよう作られていました。抹茶のレアチーズケーキと同じく下地にはザクザクのクッキー生地が。

⑦抹茶のレアチーズケーキ

濃厚な抹茶の風味を生かしたレアチーズケーキ。とにかく濃い!(笑)

後程シェフにお話伺った時もかなり濃くしたとの事だったので抹茶フルパワーだったんじゃないかと。甘さよりも抹茶特有の苦味を感じさせてくれる大人スイーツですね。下地にはザクザク食感が嬉しいクッキーのような生地が使われていました。

⑧ほうじ茶のパウンドケーキ

こちらはほうじ茶を使ったパウンドケーキ。しっかりとしていますがパサつきは感じさせず全体的にしっとりとしてします。ほうじ茶の香りは決して強くないので癖もなく非常に頂きやすいです。

 

事後報告で申し訳ないんですけど多分絶妙にミスってますね(笑)

抹茶パンドジェンヌというメニューがあったはずなんですが…。やっぱ個別の写真はビュッフェだと必須かも知れません。①ティラミス

今回グラスデザートはいつも以上に豊富なラインナップでした。定番メニューからまずはティラミス。表面にはココアパウダー、中には濃厚なマスカルポーネクリームがたっぷりと入っています。ちょっぴり苦いコーヒー液を染み込ませたスポンジも定番ながら癖になる美味しさ。隠し味にノワゼットなんかも使われていたらしく奥深い味わいになっていたと思います。

②豆乳プリン

通常のプリンではなく豆乳を使った和テイストの優しいプリンは口直しにも最適。まろやかな味わいに心癒されました。

③抹茶プリン

表面のクリームは甘さ控え目であっさりとしたもの。中のとろけるプリンは抹茶のフレーバー。グラスデザートは個人的にメインを張る内容よりもどちらかと言えば定番のメニューがしっくりきます。箸休めとしての意味合いも大きいですからね。その辺の役割は十分果たしてくれていたように思いますよ。

④バニラとレモンのジュレ

ふるふるとした食感のバニラムースの中にほんのり甘酸っぱいレモンジュレが閉じ込められていました。こちらは若手パティシエの女性が手掛けたそうです。グラスデザートの中では一番印象に残るクオリティの高さでした。これからにも期待したいところ。

⑤フランクフルータクランツ

表面はカリカリとした歯応えが嬉しいナッツ系の素材を香ばしくキャラメリゼしたもの。その下には濃厚なバタークリームと焼き菓子のようにしっかりとした生地。これは以前にも登場したケーキでしたね。ただ若干パターンが変化していたようで形状も穴のあるドーナツ状からホールタイプへ変更されていたり、バタークリームに関してもオーガニックケーキの特性をベースにした仕様になっていたりと所々に工夫を感じさせてくれます。お昼もかなり人気だったみたいですよ。【苺のロールケーキ】

ロールケーキは逆に苺を使ったものが並んでいたのも面白いですね(笑)普通ならお茶縛りだと必ず抹茶のロールケーキになるのが定番ですから。しっとりとした生地に優しいクリームが良く合います。他で頂くものよりも手作り感があるので素朴ながら私は好きです。

【クラシックショコラ】

ふんわりと生クリームが乗せられたクラシックショコラ。まるで生チョコレートを感じさせるように濃厚なカカオの香りは他とは異なる印象。これも以前のものより格段にレベルアップしていました。訪れるたびに細かな変化を楽しませてくれるのもここならでは。途中でスタッフの方が持ってきて下さったものになります。せっかくなので頂いておきました。相変わらずパン部門は優秀。①ベリーのムース

ちょいちょい苺を挟んでくるのがここらしい。表面には甘酸っぱい苺のナパージュがコーティングされていて、中には同様のテイストのベリームース。抹茶縛りだと逆に抹茶に飽きてきますからたまには苺も良いですね(笑)

②紅茶とオレンジのタルト

柑橘類と紅茶はわりと合いますからね。抹茶タルトではないところが良いチョイス。濃厚なマーマレードが表面に乗せられており、中のダマンド部分には紅茶の茶葉が入った香り豊かなもの。

③ジャスミン生チョコ

これ後から気付いたんですよね。早めに気が付くべきだった。レポ出来ずだったのが悔やまれます。伝家の宝刀黒カレー見参(笑)

結局カレーに全て持っていかれるという。軽食メニューが食べたくなり色々取ってきました。時間的にはかなり後半になっちゃいましたがほとんど品切れもなく並んでいたのは助かりましたね。以前ならほぼすっからかんになっちゃってるなんて光景もざらにありましたので。

お昼との違いはスイーツだけではなく軽食に関してもかなりランクアップしてたようですね。牛肉のステーキやジューシーなローストビーフをクロワッサンで挟んだサンドイッチにラザニア?ですかね。とにかくめっちゃ美味しかったです。他にも沢山の料理が並んでいたので軽食も楽しみたい方には夜のブッフェは選択肢に入るのかも。①抹茶のガトー

ナイトスイーツブッフェ限定で用意されていた特別メニュー。まるでオペラのように美しい階層に積み重ねられた抹茶ケーキでした。

表面の濃い抹茶クリームはバタークリームですね。その下には同じく濃い抹茶ビスキュイが敷かれ淡い色合いが特徴的なノワゼット(ヘーゼルナッツ)クリームが重ねられています。

更に濃厚なチョコレートガナッシュと続き再び抹茶ビスキュイ。そして下側にはまさかの栗を使ったクリーム。隠し味に洋酒も使っていたみたいでほんのりラム酒の香り。

シェフも気合い入れて作られたようですし、個人的にも今回一番好きなケーキになりました。ガトーシリーズは毎回楽しみにしていますが来月は再びあのケーキが登場するとかしないとか。

②フルーツのパウンドケーキ

パウンドケーキなんですがサックリとしています。各種ドライフルーツなんかが織り交ぜられており、食感と風味を感じられる定番のパウンドケーキでした。さすがにもうスイーツは厳しいと判断。

軽食にて今回は終了させて頂きました。

ご馳走さまでした~( ̄∇ ̄*)ゞ

 

最後に今回の感想を少しだけ。

 

ポモドーロでのスイーツブッフェ、今年初のテーマはお茶でしたが相変わらずスイーツに関しては文句なく美味しいですね。

抹茶だけではなくほうじ茶やチャイ等の茶葉を様々な素材と組み合わせつつ、ここにしかないスイーツたちが出迎えてくれました。

個人的には抹茶のガトー。ナイトスイーツブッフェ限定だったのも特別感があり良かった点です。このクオリティのケーキがブッフェに並んでいるのは凄すぎますよ。わざわざ夜に出向いた価値があるってもんです。

フォレノワールも自分的には嬉しいサプライズてしたね。抹茶くくりでまさかのフォレノワール登場は全く予想してませんでした。

キルシュにもこだわって作られたのが素晴らしい。このケーキはキルシュを使わないとフォレノワールではなく、ただのチョコレートケーキになってしまうので。またいつか再会を。

その他にも抹茶のショートケーキや各種チーズケーキなんかも美味しかったです。グラスデザートが豊富だったのもgoodでした。

 

この感じならしばらくナイトスイーツブッフェの方に足を運ぶような気がしますね。お値段としては若干高く設定されてますけどそれ以上に満足感も以前より感じられる内容の濃さだったと思います。

 

来月はチョコレートの世界が始まります~。

とその前に再び苺の世界へ(笑)

それではまた次回にヾ(・∀・。)

 

総評

スイーツ★★★★★💯

軽食★★★★☆

サービス★★★★

雰囲気★★★★

価格★★★★★💯