ANAクラウンプラザホテル神戸 ザ・テラス 訪問日 1/30
1月もいよいよラスト。何だかんだ早いですね。仕事的にも何かとバタバタとしており、現状遅れながらでのブログ更新を余儀無くされています。さすがにグロッキー。ANAクラウンプラザホテル神戸にやって参りました。
ここ訪問するのどれくらいぶりですかね?
今回はもちろんストロベリービュッフェなんですけど去年の苺シーズンには訪問していません。行かなかった理由は…察して下さい(笑)多分解る人には解る。
けどここの製菓技術はかなりレベル高いと個人的には思っています。ただホテル側の意向と勤める人間の気持ちは必ずしも合致する訳ではないという事も事実。
今回やってきたのは少しだけ期待しつつ、何か収穫があればいいな~と思ったから。
まぁぶっちゃけると一休のポイントを何とか消化したかったからなのですが(笑)
ここのビュッフェ料金支払ってもまだ残高あるんですよね。ただいつも予約は直接連絡するのが常なんで余程じゃないと一休からは予約しません。2名からしか予約出来ないとこも多いので…。色々小技もありますがあまりオススメしないんでちゃんとしたルートで予約するのを推奨しております(笑)
そんな訳でめちゃめちゃ久し振りにやってきたANAクラウンプラザホテル神戸でのストロベリーデザートブッフェ“Go To Strawberry”~空想のイチゴ旅へ出かけよう~
今回は空想のイチゴ旅へご案内です。会場となるのはこちらザ・テラス。
意外に訪問するのは初だったりします。
広さ的には結構キャパ入るみたいで外からは分かりにくいんですけど奥行きがあるから割と中は開放的な作りになっていました。にしても今回は思いきった料金設定ですねここ。苺は大抵どこもこのくらい釣り上げてくるのが恒例ですけど大阪近辺の有名なホテルと変わらないのでは?確か去年はもう少しリーズナブルなお値段だったような。
値段を上げてきているという事はそのぶん客を満足させるだけの自信があるのか、はたまた単なる苺シーズン恒例の値上げか。
早めに到着したので受付だけ先に済ますと時間まで待機していて下さいと指示されたのでしばらく座って待っていました。
多分呼ばれるのは早くても5分くらい前なんだろうな~と思っていたら約30分前には案内がスタート。けど案内が早いのはこちらとしても大歓迎ですからね。何より撮影に時間取られずに済みますし。テーブルに置かれていたパンフレット、ではなくイチゴ旅へのパスポートという設定らしいです。ちなみに次回訪問する時にこれ持っていくと値引きされるとか。まぁ行かんけど(笑)
どこに何が設置してあるとかの細かな情報が記載されてあるのは親切ですよね。割とごちゃごちゃしているところもありますから。
スタッフから説明受けてる際に写真撮影しても大丈夫ですか?と訊ねたところ、何やら撮影はビュッフェが開始してから皆さん一斉にスタートさせるというシステムらしく。
って事は早めに案内されても結局意味がないという(笑)それに一斉に撮り始めるのはコロナ対策としてどうなんだろう?と少し疑問視してしまいました。むしろ早めに案内した客から撮影させていく方が時間差効果で比較的密は避けられるような気がするのですが…。
案の定撮影のタイミングでは隣通し肌がぶつかるくらいの密接状態になっていましたし、もう少し改善の必要は感じましたね。
ただ待ってる間、先に通された客から順番にウェルカムプレートのデザートが提供されたのは唯一早めに案内された恩恵を感じました。そちらに関しても後程ご紹介。
それでは空想のイチゴ旅へご案内です(笑)
サムネ撮っておいたんですけど2枚目は客の写り込み避けられず。モザイク加工だけしておきました。シェフはまぁ大丈夫でしょう。
想像していたよりも本格的なデザートが多く並んでいたのは嬉しい誤算でした。タルトなんかも2種類用意されていたりと結構豪華な感じ。まぁ値段が値段ですしね。ここから各スイーツのご紹介。
こちらはウェルカムプレートのスフレショコラ。温かいデザートはこの季節嬉しいサービスですね。ふわふわ食感のチョコレートスフレは濃厚ですがくどさを感じさせないすっきりとした味わい。甘酸っぱいベリーソースをかけると更にチョコレートの甘さが引き立ちます。添えられた生クリームとフレッシュな苺は空想の世界へと始まる予感。シェフがその場で提供して下さる出来立てのライブスイーツも何種類か用意されていました。これは一番食べたかったミルフィーユ。ミルフィーユに関してはあらかじめ用意されていたぶんの在庫が途中で切れてしまったらしく、それ以降は本当にシェフがその場でパイ生地とクリームを絞り盛り付けする形へと変更していた模様。レポは後程。
このミルフィーユを担当されていたシェフが多分一番実力のある若手の方なんだとは思いますが非常に言葉巧みに参加者を楽しませていたのが印象的でした。ミルフィーユを切り分ける際のザクザクとした音を実際に客が聞こえるように実演販売顔負けの話術はある意味必見です(笑)パプロバはオーストラリアを起源とする伝統的なスイーツ。ベースとなるのは焼き上げたメレンゲ生地なのですがそこにクリームやフルーツを飾り付ける焼き菓子ですね。今回はこのパプロバを巨大化させたものが目玉となっている模様。単にインスタ映え狙いなのかと思いきや生クリームにじゅわっと溶けるメレンゲ生地の相性はなかなか。
ただ悪くはないんですけどやっぱりインスタ映えに軸を置いたデザート感は終始否めず。
1つ頂けばリピはいいかな。この後で紹介するモンブラン同様、香ばしく焼き上げた特製のシュー生地に甘酸っぱいストロベリークリームをその場で提供して下さるライブスイーツになっていました。
あっさりとした生クリームに甘酸っぱいベリーソースが忍ばせており、シュー生地もしっとりと優しい味わい。
初回に食べた時はこんなもんかなと思ってたんですが割と本格的な作りになっていたのもあってか何度もリピしてしまいました。その場で絞りたての苺モンブランが好きなだけ味わえるのはかなり贅沢ですね。美しいピンクカラーに染められた苺のモンブランクリームを絞った特製のデザート。土台には流行りのメレンゲ生地が使われていてサクサクとした食感が嬉しい。ミルフィーユ同様にこちらも写真撮影の際、実際に絞るところなんかを撮影させて頂ける事に。わざわざありがとうございました。何だかんだ言いつつもこういうイベントは参加していても楽しいものですね。
苺の食べ比べも3種類用意されており、思う存分食べられます。私?私は食べない派(笑)例の如くチョコレートファウンテンも苺仕様でスタンバイ。この辺は定番のグラスデザートになってました。レポする必要性があるもののみメモしてますが不要と判断したものについては割愛しておりますのでご了承下さい。
表面はカリカリにキャラメリゼされてあり苦味と香ばしさを兼ね備えたもの。中には甘い苺の風味を閉じ込めたクリームブリュレが。
定番のプリンももちろんあります。苺のチョコレートを合わせた淡い色合いのソースがかけられており、生クリームと濃厚な風味の固めプリンが入っていました。とろける食感ではなくスプーンでしっかりと掬えるくらいの固さ加減が個人的には良かったです。
焼き菓子なんかも多数用意されています。まろやかで柔らかな酸味のヨーグルトムースを使ったムースケーキ。後から苺のフレーバーがほのかに香ります。あっさりとしていて美味でした。 てっきりただの苺ショートだと予想してましたが本物のフレジェでしたね(笑)
表面は艶やかな苺のナパージュに覆われており、しっとりとしたビスキュイが重ねられていました。フレジェの肝とも言うべきムースリーヌはカスタードクリームの風味が強い印象でそれ程バタークリームの風味は感じられず。ただ瑞々しい生の苺が大きくカットされクリームに混ぜ込まれていたりと苺感はかなり感じられるものになっています。何故かこれだけ名前が記載されておらず。
恐らく形状からストロベリーパウンドだとは思いますが。 シフォンケーキは安定した美味しさでふわふわな生地に柔らかい生クリームが良く合います。 幾つもの層に重ねられた形状はまさしくザッハトルテそのもの。美しいグラサージュショコラに覆われた下には淡い色合いのショコラクリームが。そして中にはしっとりと濃厚なショコラビスキュイが幾重にも重なっています。ビスキュイとの隙間にコーヒー?もしくはチョコレートシロップのようなものが染み込んだ素材を使っているのも面白いですね。
これチョコレート好きとしてはかなり美味しかったんですけど重たい部類のケーキなんで後半だとキツくなるかも知れません。 こちらも優しい酸味が特徴的のレアチーズケーキ。口溶けや食感は悪くない感じ。苺感は若干控え目な印象でした。 ふんわりと優しいスポンジ生地に濃厚な生クリーム、そして苺の組み合わせは間違いない組み合わせですよね。美味しかったです。 バームクーヘンも苺を身にまとっての登場です。かなりの確率でバームクーヘンはスイーツビュッフェに並びますけどあまり好んで食べようとは思わない部類のデザートですね(笑) 薄くスライスされた苺が並べられている苺タルト。思いの外しっかりと作られたタルトだったんで驚きました。ただこの後紹介するフルーツタルトとほぼ同じ内容だったのは少し物足りなさを感じてしまう。結局乗せられてる素材が違うだけになっちゃいますからね。
ただタルトとしてのクオリティは悪くないので当日も人気メニューになってました。 ストロベリータルトの他にも別のタルトが用意されていました。かなり豪華な見た目になっており、苺、キウイ、パイナップルが乗せられていました。フルーツの下にはカスタードクリームにダマンドという定番の組み合わせながら、土台部分にはまるでパイ生地のような素材が使われていたりと食感も楽しめる一品。アイスクリームもありましたよ。以前はこういう細部までこだわってたのが魅力でしたが少し寂しさを感じますね…。 自分で作るパフェコーナー。
ただ後半見に行くともぬけの殻になってたのは残念。パフェ作りたかったです(笑)
スイーツに関してはとりあえず以上になります。また後程補完出来るところはしつつ。
ここからは軽食コーナー。
今回写真とにかく多くなっちゃったのでパパッといきます。
剥き出しで提供されてるところが多い中々、こういうケースに収められていたのはいいですよね。ショートパスタにミートソースやチーズなんかが乗せられたグラタン的なやつ。子供さんとかは分かりやすい味つけ好きだからオススメです。スープにはごぼうを使ったポタージュが。実際飲んでみましたけど面白い組み合わせですよね。 これ最初見た時は確実に見た目だけのインスタ映え料理だと予想してましたがまさかのめっちゃ美味しかったやつでした(笑)海老の旨味が効いてて抜群です。バターチキンカレーなんですがご飯ではなくナン?フォカッチャのようなパンが用意されていました。今回の軽食メニューでは間違いなく一番美味しかったと思います。
分厚くカットされた鶏もも肉が非常にジューシーでカレー自体も程良い辛さとスパイスの香り、更にバターを使っているぶん濃厚でまろやかな風味も楽しめるスペシャルなものになっていました。素晴らしい。分からん(笑)じゃが芋らしいです。この他にも串に刺さった唐揚げのようなものなんかもあったり割と軽食は充実してましたよ。多分男性を連れてきてもある程度満足感はあるかと。では実際に頂いたスイーツなんかを紹介しつつ当日の状況など書いていきますか。
いきなり鬼盛りしてますけど私のブログでは定番の流れなので平常運転です(笑)
スタート直後はかなり密接した状態になっており、特に人気が集中していたのはライブデザートを提供するコーナーだったと思います。逆に私はその辺後回しにしつつ先に取れるスイーツが取っていきました。比較的この辺のものに関してはすんなりGET出来たんで並ぶ時間や密を考えるとある程度考えて立ち回っていく必要がありそうなビュッフェだと感じましたね。唯一シュークリームだけは取りやすい状況だったのもあって早めに取っておきました。後は残りのグラスデザートなんかも。 大きさ的にも大きすぎず小さすぎず丁度良いサイズ感でした。中のクリームもたっぷり入っているのでオススメです。でこれが後からシェフに作って頂いたミルフィーユになります。スペシャルでしょ(笑)
実演で提供しているだけあってかクオリティは高め。何よりもパイ生地のサクサクとした食感や香り、音、それら全てが苺シーズンの始まりを告げる音色に聴こえてきます。クリームにも苺がほのかに感じられ、フレッシュな苺まで使われていますからね。総合的な満足感としては極めて高いと思われます。
ただ好きなだけミルフィーユが食べられるという感じでもなく、その都度作って貰わないといけないのは時間的にもそうですし若干煩わしさを感じてしまいました。食べたいけどめんどくさいからもういいや、みたいな(笑)
後は大きさもある程度伝えられるんですけど大きめでお願いしますとオーダーした結果これでしたから私の思う大きめが伝わらなかったのは残念。読んでくれてる人には分かるはず。 こちらはモンブランですね。土台にメレンゲ生地を使っているのでザクザクとした食感が楽しめる一品。 パブロバも決して悪くはないものの他のメニューと比べてしまうと少し見劣りする感じ。これ食べるならシュークリームとかモンブランの方が個人的には満足感ありますね。最初こそ列が酷かったビュッフェ台回りですが途中からはかなり落ち着いた状況になってました。シュークリームは2つから(笑)スイーツから軽食メニューにチェンジ。
お肉にかけられたソースも甘酸っぱいベリー仕様で面白いテイストになってました。そして大本命、バターチキンカレー!美味しすぎてすぐにリピ。パスタも非常に良く作られていましたよ。からあげくん的な料理も途中で発見したので取ってきました。とにかく苺尽くしなんで早々に飽きます。この季節はどこも似たような感じなんで予想通りですけどね。口直しにアイスクリームと、食べ収めのミルフィーユも。
最後は再びバターチキンカレーで終了です。
ご馳走様でした( ロ_ロ)ゞ
久しぶりに訪問したANAクラウンプラザホテル神戸ザ・テラスでのストロベリーデザートブッフェでしたが最後に感想を。
スイーツに関してはある程度の水準は満たしてるような感じ。業務用ばかりが並べられてるといった状況でもなかったですし、特に出来立てのデザートを提供してくれるメニューは満足感高いと思います。
ただものによっては途中からその場に放置されていたり、出来立てとは言いにくい状態になってしまっていたのは残念。
軽食もこちらが思っていたより食べられるメニューが多かったのは良かった点でした。種類的にはさほど多いとは思いませんけどまぁこんなもんかなという感じ。バターチキンカレーは食べる価値ありです。
ポイント全利用で今回は訪問してみましたけも仮に全額実費だとして内容を知っていれば恐らく訪問してないと思う(笑)
ここ行くなら他の選択肢あるような気がしますので…。近くに住んでるとかなら十分苺シーズンのスイーツビュッフェの選択肢には入るとは思いますが。
それではまた次回に( ̄∇ ̄*)ゞ
総評
スイーツ★★★☆
軽食★★★☆
サービス★★★☆
雰囲気★★★☆
価格★★★