帝国ホテル大阪 訪問日 6/29 前編
予約をした段階ではまさかこういう状況になるとは全く予想していませんでした。
大阪ではG20の影響を受け、各種交通機関や警官の警備強化など街全体が異様な空気に包まれていました。私自身ここまで大変な騒ぎになっているとは夢にも思わず。
今回訪問させて頂いたのはかの有名な帝国ホテル大阪。
私も行く直前になってから把握しましたがまさかのトランプ大統領がお泊まりの場所だったとは。当たり前ですがホテル近辺の警備網は生半可なものではなく、ちょっとでも怪しい動きを見せようものなら職質かけられるレベルです。
警官の数もかなりのもので最寄り駅の桜ノ宮からホテルへと向かう道すがら、一体何人の警察官とすれ違ったのか。とにかくそのくらい物々しい雰囲気の中でも中止せず、予定通り行って下さった事にまず感謝を。
今回のスイーツビュッフェの内容ですが一応リンクを貼っておきます。
【予約受付中】福寿園×帝国ホテル 夏のスイーツブフェ ~抹茶とほうじ茶の薫香~〔ザ パーク〕 | レストランプラン | レストラン・バーラウンジ | 帝国ホテル 大阪
今はどこも抹茶から桃とかマンゴーなんかに切り替わる季節ですよね。抹茶って他のフェアに比べるとどうしても目立たなかったりするんですが私は大好きなテーマなので楽しませてもらっています。それも今回の帝国ホテル大阪で最後になるかと思いますので締めくくりに相応しいスペシャルな内容になる事を祈りつつ訪問させて頂きました。
厳重な警備の中ホテルへ到着すると案の定ホテルの中にも警察官の姿が。予約の旨を告げると会場まで案内して下さいました。その途中で手荷物検査やら金属探知機らしきものをクリアしなければならないのでスマホや貴金属(腕時計など)は外さなければなりません。こちらが考えてる以上に大変な状況になっている様子でした。何とか無事にそれらをクリアするとようやく会場へ。
会場であるザパークは解放感のある吹き抜けの構造をしており、とても気持ちの良い空間になっていました。勝手なイメージでもっと閉鎖的な感じかなと思っていましたがパークというだけあって、遊び心と洗練された空間とがうまく融和してますね。
こういう状況ですからもしかするとお客様の数も少ないのかなといましたけど蓋を開けてみるとG20の影響など嘘のような盛況っぷり。さすがは帝国ホテル大阪。
待ってる間にチラシがあったので物色しつつ撮影。
ここを予約した時に一番楽しみだったのは抹茶ミルフィーユ。今回一番期待していたスイーツだったのでかなり期待も高まっています。このワクワク感とドキドキ感だけは何度経験しても良いものですね。何が登場するのか、はたまたこちらの予想を裏切るようなとっておきのスイーツは出てくるのか。スイーツビュッフェに行きたくなる理由の半分はこの感覚にあると言っても過言ではありません。そのくらいワクワク感とドキドキ感というのは私にとって大切にしている気持ちだったりします。
ビュッフェの開始時刻は14:00でしたが約15分くらい前には案内を始めて下さいました。
案内された席はこちらになります。
器に盛られているのが食べるお茶らしいです。自分なりにアレンジを加えつつ頂けるのも魅力のひとつですよね。工夫次第で面白い事になるかも。
ウェルカムドリンクの緑茶はキンキンに冷えてて美味しかったです。
席まで案内が終わると開始までの時間を利用して写真を自由に撮らせて頂ける事に。いつもならバタバタしながら慌ただしく流れていく時間だったりするんですけどここはゆったりと落ち着いているというか、非常に過ごしやすい空間作りをされているな~と感じました。
それでは帝国ホテル大阪が贈る抹茶とほうじ茶のスイーツビュッフェ、開幕です。
全体像が見渡せる写真はやはり画になりますよね。一応一番早く到着してたもので案内と撮影も先頭だったんですけど皆さん素敵なスイーツを前にキラキラした眼で撮影に夢中になっていました。こんな綺麗なスイーツを前にしたらテンション上がりますよね。
さてここからは個別にスイーツのご紹介など。
思っていた以上にしっとりとした抹茶フィナンシェでした。焼き菓子は好きなジャンルのスイーツなのですがこれは私好みです。ねっとりとした口溶けと抹茶の濃厚な風味が後を引く美味しさでした。
和三盆の上品な甘さとほうじ茶の落ち着いた香りが特長の口どけの良いクッキー。
今回のメニューの中で一番期待していた抹茶ミルフィーユ。もともとミルフィーユには目がないのですが良く見かけるのは苺が入ってるやつじゃないでしょうか。ナポレオンとかナポレオンパイという呼び方が一般的ですよね。それの抹茶バージョンです。ひとくち頬張るとサクサクとした食感が何とも言えません。甘味と苦味のバランスが絶妙な抹茶クリームを生クリームでサンドしています。
この時期良く見かける抹茶クリームと苺の組み合わせ。大抵どこも中の苺って薄くスライスされてるものが入ってるだけなんですけどここのはとにかく苺の存在感が凄い。確かに抹茶風味なんですけど苺が負けず劣らずグイグイ主張してきます。ちょっとだけ気になったのは苺自体の酸味でしょうか。甘酸っぱいではなくとにかく酸っぱいというのが印象的。けどスポンジはしっとりとしていて食べごたえのあるサイズも嬉しかったです。
和栗ペーストに抹茶を練り込んだクリームとホイップクリームを合わせたモンブラン。
栗の甘さと抹茶のほろ苦い風味が抜群の存在感を放っていました。スイーツビュッフェで出てくるようなモンブランは店売りのものと比べるとやはり見劣りするな~というのが正直な気持ちなんですけどこちらのモンブランは絶品!サイズこそ小さめですがひとつひとつ丁寧な作りをされてるのが良く分かります。よくあるスポンジが敷かれているタイプではなく、コーンのようなサクッとした器に盛られていたのも最高でした。
これもめちゃめちゃ美味しくて何度も食べてしまいました。濃厚な抹茶クリームがたっぷりと詰められています。器になっているチョコレートとの相性も抜群でした。
抹茶と相性の良いホワイトチョコレートを合わせ、コクのあるしっとりとした生地に焼き上げたケーキ。
かなり甘さを抑えたほうじ茶クリームが特徴の小ぶりなシュークリーム。クリームに添えられた豆の食感が良いアクセントになっていました。
抹茶モンブランの器になっていた素材とタルト部分が良く似ていました。さっくりとしたクッキー生地のような食感でプチサイズながら見かけ以上に重量感があります。ほうじ茶シュー同様にクリームの甘さは抑えられていました。
ふわふわ系ではなくしっとりとした抹茶スポンジのロールケーキ。中のクリームは色合いと風味から恐らく生クリームにほうじ茶を混ぜたものかと思います。小豆が良いアクセントに。
あまり目立たないような立ち位置ですけどこちらのムースがとても美味しくて印象に残っています。ムース系だと抹茶もありましたけど個人的にはほうじ茶の方が好みの味でした。甘さも丁度良くて気が付くと何個も食べてたり。
濃茶をイメージして作り上げた一品。濃厚なガナッシュが弾力のあるくず風の寒天に包まれ、涼やかな見た目も味も楽しめるスイーツ。
彩り豊かなベリーの自然な甘みや酸味と共に『福寿園』のほうじ茶そのものの香ばしさ、旨味を楽しんで頂ける夏にぴったりの爽やかな一品。
後で食べようと思ってたらタイミング逃してしまい食べれず。よくあるんですよね。
しっとりと柔らかな中にもチーズの濃厚さとほうじ茶の香ばしい風味が口の中に広がるベイクドチーズケーキ。チーズケーキも好物で特にベイクドタイプのような濃厚なものに目がありません。実際に食べてみると説明に書いてあったベイクドというよりもスフレチーズケーキのような感じ。けどこれはこれでふわふわとした食感が癖になりそう。他のスイーツは甘さが際立つ内容なのに対して、チーズケーキならではの酸味が合わさっているのも嬉しいです。
彩りが綺麗な数種類の豆が乗せられたかなり濃厚な抹茶タルトになっていました。タルトも私は好んで頂くスイーツのひとつ。こちらのタルトも豆の食感がアクセントになっており、濃い抹茶の甘味と旨味が存分に堪能出来る一品。
こちらソフトクリームマシンなのですがいまいち良く分からず辺りをキョロキョロすると、
名札を発見しました!
ちなみにこれがプレミアム生クリームソフト専用機になっており、それ以外の3種類はもうひとつの機械で作られるみたいです。
横にはプレミアム生クリームソフト専用でラングドシャコーンもスタンバイしていました。
ソフトクリームには自分で好みのトッピングが出来るように揃えられていましたよ。
自分だけのオリジナルソフトクリームを作るのも楽しい時間ですよね。
パティシエの方がひとつひとつ手作りで焼いて頂ける特製のパンケーキもありました。
焼き立てのパンケーキの香りっていいですよね。何だか懐かしい気持ちになります。
いつもそうなんですけどつい写真を撮りすぎてしまう悪い癖が。ブログをやるからにはしっかり撮影せねばと思ってたら案の定ひとつの記事には収まらない事態に。
この他にも軽食なんかも色々あったり、撮っておいた写真もありますので次の記事に続きを書いていきたいと思います。