太閤園 リュクセレ 訪問日 8/22
またしても時間軸という概念をぶっ壊していくスタイルでお送りしていきます(笑)太閤園レストランリュクセレにやってきました。ここに来るのはかなり久し振りですよね。コロナ以降ビュッフェをお休みされていたみたいですが形式を変更した上で新しい形での食事メニューを提供して下さっております。
今回は【伊藤久右衛門コラボ企画】よくばりプレート&スイーツ食べ放題~Feel Traditional~に参加させて頂きました。
今月末までみたいですが一応リンクだけ貼っておきます。
以前までのビュッフェ形式とは異なり、今回からは軽食のプレート+αで好きなだけスイーツも楽しめるというスタイルへと変更されていました。テーマとしては抹茶とほうじ茶だったので個人的には楽しみにしてましたが…。とにかくビュッフェ形式ではないので変にごちゃごちゃしてなくて終始落ち着いた空間と雰囲気でした。人数的にも多すぎず少なすぎず開催するのに最低限必要であろう頭数揃えられたような感じ。後から詳しく説明していきますがショーケースに並んでいるスイーツに関しては食べ放題になっています。スタッフが2名常駐していて、オーダーの際には欲しいものと個数を伝えると専用の用紙にスタッフがそれらを記入してから取り分けて下さるシステムでした。特にこれといった特徴はないベーシックな柑橘系のゼリーでした。少し見えにくいかも知れませんが奥側にあるのが完成形です。バーナーで炙る工程があるので少なくなると横に用意されたスペースでスタッフが焦げ目を付けられていました。
表面はパリパリとした食感にキャラメリゼされてあり苦味が際立ちます。中には濃厚なカラメルとほうじ茶の旨味が濃縮されたクリームが入っていました。濃い抹茶のグリーンが一際目を引くリュクセレ特製のモンブラン。滑らかな食感とほんのり香る苦味がたまらない定番のモンブランになっています。下地にはクッキーのようなものが使われており、中心には生クリームが入っていました。表面には細かい抹茶パウダーがかけられていて生地自体がサクサクとした面白い食感だったのが印象的。中には苦味を強調した抹茶クリームと甘めのクリームが入っていました。ほうじ茶の薫りを身に纏った濃厚なチョコレートとその下には茶葉が使われたしっとり食感のスポンジが交互に重ねられていました。オペラみたいな感じの幾つもの層になったケーキ。
良く考えたらアイスは作り物なんですよねこれ(笑)書いてて気付きました。2枚目が実際の写真になります。あまり期待してませんでしたがここのアイスはかなりレベル高いです。抹茶の方は抹茶本来の苦味や薫りを活かした仕様になっていて甘過ぎなくて美味しい。ほうじ茶のアイスも同じく甘さが抑えられているので子供が食べるアイスクリームというよりも大人を意識した作りになっていました。かなり薄くカットしていたのもあってか正直微妙かもと予想してましたが濃厚な抹茶の薫りや風味が閉じ込められた本格派なテリーヌになっていました。スポンジには深みのある抹茶生地が使われていて柔らかい食感になっていました。中のクリームにも抹茶が使われているのかと思いきや通常の生クリームが詰められていましたね。写真だと解りにくいかも知れませんが生クリームの外側に小豆ペーストのような素材が使われていたのでその辺のバランスはうまく取れていたように感じました。ふるふるとした食感のブランマンジェは白ゴマの薫りがかなり強めでその後にほんのりとほうじ茶の薫りが抜けていくような感覚でした。悪くはないんですけど何かもう少しアクセントが欲しいところ。夏らしいメニューになっていました。トップには細かくカットされた完熟のパイナップルと甘酸っぱいクリーム。艶やかな生地の周りにはサクサクとした食感のタルト生地という構成のミニサイズのタルトになっていました。他のスイーツがほぼ抹茶尽くしなのでテイスト的にも味変メニューという感じですね。今回案内されたテーブルはこちら。1人なのにかなりゆったり寛げる程広いテーブルで各テーブルの間隔も十分空けられていました。メニュー表も用意されてあったので一応載せておきます。早めに案内が始まったお陰でかなりゆっくりと撮影もさせて頂きました。しばらくするとこちらの軽食プレートが運び込まれてきたんですがこの時点ではまだ開始の時間にはなっておらず。けど周りを見渡すと普通に皆さん食事を始められていたんで何となくスタートしたような感じでしたね。鶏肉とエビのアヒージョなんですが途中で出来立てのものが各テーブルまで運ばれてくるシステムになっていました。作られてからすぐに届けて下さったので熱々を頂けたのは満足感としては非常に高かったです。肝心のスイーツメニューに関してですが会場に設置されていた専用のコーナーにショーケースが置かれていて、スタッフに欲しいメニューと個数を伝えると取り分けて下さるシステムになっていました。一応2名スタンバイされていたんですけど状況によってはそこそこ待たされる場面もしばしば見受けられましたね。
コロナ対策でショーケースの手前のエリアに並ばされていたんですけどスタッフが2名しかいないので最大でも2人までしか対応出来ない状態になっていました。参加者の人数としては特に多いとは思わなかったんですけど結果的には待たされてる場面が多かったのも印象的ですね。このスイーツプレートは何故か最初の方に運ばれてきたものです。全種類用意されているならまだしも、この3種類だけが最初に運ばれてきたのはよく解りませんでしたが(笑)どうせなら初回だけは全種類用意してくれてた方がこちらとしてはありがたかったのですが。
個人的には今回一番のサムネ候補でした(笑)
面白いもので写真の色合いと実際に手元で見るカラーはやはり違うんですよね。多分写真以上に鮮やかで深みのあるグリーンだと思いますよ。抜群のインスタ映えでした。実際はこれ以上に食べてはいるんですけどとにかく似たような写真ばかりなので載せる必要ないと判断。抜粋して今回もお送りしてみました。最後に感想を少しだけ。
久し振りの訪問となった太閤園リュクセレでしたがやはり全体の満足感としてはパワーダウンは否めないような感覚。
個人的に致命的だと感じたのが早々に飽きてしまった事に加え、参加していて全く楽しいとは感じなかった点。確かにコロナ対策は万全に行って下さり、静かで落ち着いた空間演出はされていましたが厳しい言い方をしてしまえば後に残るのはそれだけになってしまっていたような感じが終始拭えませんでした。
軽食は悪いものではなく、むしろ太閤園ならではのクオリティの高さが光るメニュー構成だったと思います。ただこれも初回に運び込まれたプレートのみの提供なのでそれ以降はスイーツだけになっちゃうんですよね。もちろんスイーツが軽食以上に素晴らしいクオリティならば満足感としては高いと思いますけど抹茶好きの私が早々に飽きたくらいなので(笑)結局残り時間20分以上残していたんですけど早々にエスケープさせて頂きました。
この内容ならわざわざここに足を運ぶメリットはほとんど無いに等しいかなと。まぁ一応気になっていたんでレポだけ取れたのは収穫でした。以前のビュッフェ形式に戻った頃にお邪魔したいと思います(笑)
既に次のテーマも発表されてますので気になる方はチェックしてみて下さい。一応リンクだけ貼っておきますね。
【いもくりなんきん収穫祭】
よくばりプレート&スイーツ食べ放題 ~Epicure in the Autumn~
【冬のごちそうランチ】
よくばりプレート&スイーツ食べ放題 ~The Arrival of Winter~
それではまた次回。
総評
スイーツ★★★☆
軽食★★★★
サービス★★★★
雰囲気★★★★
価格★★★